ベトナム中部地方のホイアンは、ダナンと並ぶ人気の観光地。1999年に世界遺産に登録された旧市街がメインとなり、年間200万人近い旅行者が訪れる町に成長しています。そのホイアンは近年世界遺産以外の観光開発が進み、続々と新しい娯楽施設が増えています。
そこで、今回はホイアンだけで1日楽しむ観光スケジュールをご紹介します。
9:00〜12:00:ホイアン旧市街散策
とはいえ旧市街の散策もやはり欠かせません。旧市街観光は午前中に行くのがベスト。午後になると暑くなるので、歩くのも大変です。ただ旧市街を歩いたりレストランやカフェで食事をするだけなら無料ですが、特定の寺院、集会所、旧家を見学する場合は、5枚綴りの入場チケットを買う必要があります。
中部地方はハノイやホーチミンと比べてまだ発展が未熟のため、ダナン市街であってもお土産店はそれほど多くありません。旧市街に並ぶ雑貨店ではばらまき土産的な安い小物がたくさん買えるので、ここであらかたお土産調達を済ませてしまうのもいいでしょう。
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12:00〜13:00:ホイアン名物を堪能しよう!
一通り旧市街観光を終えたら、休憩&食事をとりましょう。旧市街のレストランでは大抵メニューにあるのがホイアン名物。「カオラウ」、「ホワイトローズ」、「揚げワンタン」の3つは押さえておきましょう。さらに「ミークワン」、「チキンライス」、「バインセオ」なども中部のそれはとりわけ美味と言われているので、食べておきたいところ。
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13:00〜15:00:アンバンビーチでエンジョイ
ビーチといえばダナンのミーケービーチ、と思う人も多いかと思いますが、実はホイアンにも美しいビーチがあります。アンバンビーチはここ2〜3年の間で注目されはじめたエリア。まだのどかな田舎風情が残りますが、ハイシーズンになると外国人海水浴客でいっぱいです。海に入らずとも、デッキチェアに寝そべってその場の雰囲気を楽しむだけでもいいでしょう
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16:00〜22:00:インプレッションテーマパーク
夕方から開園のホイアンインプレッションテーマパークは近年中部地方でも最も注目されている最大規模のカルチャーパーク。日本や中国、ベトナムの町並みを再現し、各エリアではお土産やグルメ、イベントショーなどを楽しむことができます。夕方スタートなので、気温も下がって観光しやすいのもポイント。
メモリーショーを見逃すな!
インプレッションテーマパーク内で開催される「メモリーショー」は、ホイアンの交易時代から現在までのおよそ400年間をショーとして再現。総勢500名以上のパフォーマーが大きな舞台ステージで演じてくれる光と音の祭典です。テーマパークの入場料とは別料金ですが、こちらも見逃せません。
22:00〜23:00:最後の締めはナイトマーケット
メモリーショーまで見学すると、旧市街に戻ってくるのは22時以降となります。この時間になると旧市街のお店は閉店をはじめるので、残る楽しみは「ナイトマーケット」となるでしょう。2019年以降ナイトマーケットはさらに拡大し、かなりの数の夜店が並ぶようになったほか、夜の23時以降もやっている安マッサージ店も営業をはじめたので、軽くフットマッサージなどを受けるのもいいかもしれませんね。
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2020年はホイアンが熱い!
今回ご紹介したように、昨今はダナンと並んでホイアン観光が見直されつつあります。旧市街散策だけでダナンに帰ってはもったいないので、是非ホイアン1日観光プランを検討してみてください。なお、インプレッションテーマパークやメモリーショーは事前チケット購入がおすすめです。