ベトナム旅行のガイドブックを読んでみると、可愛らしい雑貨や洋服などが主に紹介されています。最近はアロマキャンドルやオーガニックソープなど、お洒落な雑貨も増えてきました。また、それと同時に食品のお土産もじわじわとラインナップが揃うようになり、旅行者に紹介したいものも多くなってきた様子。
そこで、今回はハノイ旅行者にお土産に買ってほしいお菓子を5つご紹介します。
① バインコム(Banh Com)
日本人に評価上々こちらはバインコムと呼ばれるベトナムの伝統のお菓子。緑豆を練った餅状のお菓子で、ベトナムでは子供から大人まで好物で、茶請けとしてやおやつとして食べられます。最近は欧米アジアのお菓子も多く流通するようになりましたが、バインコムは根強い人気があります。
もっちりした食感市場で買えば非常に安いですが、空港だと数倍します。ただし、こちらは賞味期限が3～5日と短いため、まとめ買いには向いていません。
② 生はちみつ(Mat Ong)
メイド・イン・ベトナムの名物・特産品食品を扱う「YUGOC（ユーゴック）」。マカダミアナッツやパームシュガーなど扱う商品は100%自然派食品。その中でも一番人気の「生はちみつ」がハノイでも人気です。ハノイでは買えるお店が限られているので、事前にチェックが必要。
ユーゴック以外のブランドも出回っていますが、外国人にはこちらが一番人気のよう。ちなみに「非加熱」というのは、加熱処理されていないことを意味していて、日本で流通しているものは加熱済で、非加熱は一部養蜂場が直売しているくらいのようです。希少価値が高いので、是非お土産に買っていってください。
ＨＰ：https://yugoc.com/
③ ココナッツオイル(Dua Coconut)
ココナッツオイルも南国土産の定番ココナッツオイルは南国土産の定番ではないでしょうか。数年前に日本でもブームとなりましたね。当初は脂肪が多いと不安視されていましたが、実際ココナッツオイルの脂肪酸は中鎖脂肪酸と呼ばれるもので、脂肪に極めてなりにくいものとなることが分かっています。
ココナッツオイルにも種類があるココナッツオイルというと、大きく分けて「調味料用」と「トリートメント用」があります。両方とも生で飲むことはできるのですが、どちらかというとトリートメント用の方が飲みやすいです。また、調味料は加熱処理されていることが多いため、植物油の代用で使う場合、炒め物が焦げにくい利点があります。トリートメント用は非加熱もありますが、調味料で使う場合は焦げに注意が必要です。
④ カシューナッツ＆マカダミアナッツ
カシューナッツベトナムのスーパーに行けば、たくさんの種類のカシューナッツが並んでいます。小さなスーパーでも１０種近くの食品メーカーが揃って販売しているのですが、実はカシューナッツのベトナム生産高及び輸出量は2018年で世界１位。ベトナム、インド、コートジボワールのトップ３か国だけで、世界に流通しているカシューナッツの60%以上を占めているというから驚きです。
マカダミアナッツも近年は盛んに栽培されている一方、近年はマカダミアナッツも政府が国を挙げて栽培に力を入れています。ベトナムでは中部山岳地帯、及び中南部高原地帯で栽培されていて、風味はオーストラリアやニュージーランドといった生産国以上とも言われています。最近はハノイのお土産店や市場でも見かけるようになりましたので、こちらも買いです。
⑤ ココナッツセンベイ(Dua Nuong)
こちらもさまざまなメーカーが出している最後はココナッツ煎餅。ココナッツ風味の煎餅で、日本の和菓子にもありそうな懐かしい味。子供から大人まで食べることができて、クセのない味わいが特徴です。複数のメーカーが出していて、最近のものは１枚ずつ包装されているものもあるので、こちらは会社用におすすめです。
また、ココナッツ味は伝統菓子ですが、メーカーによってはオリジナルのドリアン風味などもあります。おいしいかどうかは別として、ベトナム土産としては申し分ありません。
自然お菓子を選ぼう
海外旅行のお土産では、ついついクッキーやチョコレートといった当たり障りないものを選びがちです。しかし、せっかく南国のベトナムにきたのだから、この気候・地域でしかとれない特産を使ったお菓子を買ってみてはいかがでしょうか。
