ベトナムの首都ハノイは年間30万人以上の日本人旅行者が訪れる人気の観光地です。ハノイといえば世界遺産のハロン湾やチャンアン、バッチャン村といった郊外観光が人気ですね。しかし、ハノイには旧市街やタンロン城跡、ホアンキエム湖など郊外に負けない名所があります。どちらかというと、ゆっくりと散歩がてらする観光となり、時にはふらっとカフェに立ち寄り、また時にはスパでマッサージを楽しんだりするのもいいでしょう。
スパ選びの基本を押さえよう
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しかし、市街地には山のようにスパやマッサージ店がありますので、中には残念な気持ちにさせられるようなお店もあります。そこで、ここでは度のエリアでお店探しをすればいいのか、またスパでトラブルが起きないようポイントも説明。ハノイ市街地の人気店も併せてご紹介します。
スパを探すおすすめエリア
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ハノイ市は広く観光エリアが散らばっています。その中でもスパを探すのであれば、「タイ湖」、「旧市街」、「ハイバーチュン区」の3つのエリアがおすすめとなります。一方おすすめできないのはタンロン城やホーチミン廟周辺。しっかりと観光地化されているわけではないので、高値をふっかけられることも多々あります。
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また、ハノイ大教会周辺は日本人に人気の観光エリアですが、こちらも実はおすすめできません。まず「コスパが悪い」ことが挙げられます。このエリアに訪れるお客は日本人や韓国人といった東アジア圏内。お金を持っているというイメージがあるので、料金だけ高く設定されて、サービスが追い付いていない印象があります。また、基本は窓無しの部屋となるので、これも日本人にとっては窮屈。旧市街やタイ湖であれば、見晴らしのいい素敵な風景を窓から眺めながらサービスを受けることができます。
基本料金と追加オプションに注意
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旅行会社や情報サイトを通して予約するならばいいのですが、自分で予約なしでお店に行く場合は、ある注意が必要。それは「追加オプション」にまつわる問題です。例えば通常のボディマッサージを選んだとしても、マッサージ中に「ジャグジー入りますか?」、「サウナを利用しますか?」、「延長しますか?」といったセリフをセラピストが言ってきます。あまりの気持ちよさに頷いてしまうこともあれば、相手の英語がよく分からないで適当に相槌を打っていたら、いつの間にかジャグジーを用意されていた......なんて話も聞きます。
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まずは基本料金を確認し、それ以外のオプションがあれば、都度料金を確認するようにしましょう。また、ベトナムでは"ジャグジー"と表記されていても、ジェットバス機能があるものではなく、普通のお風呂であることがほとんどです。「ジャグジー=お風呂」と覚えておくといいでしょう。
コインロッカーは必須
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初めてのアジア旅行者は特に気を付けてほしいのが「貴重品の管理方法」です。通常はレセプション近くにロッカーがあり、鍵は自分で持ち、さらに鍵穴を署名付きの髪でふさぐなどして盗難対策をします(スタッフがマスターキーを持っていることもあるため)。また、個室には専用のクローゼットやロッカー、セーフティボックスがあることが多いので、その場合はこちらを利用して目の届くところに貴重品は置いておきたいですね。ただ、いずれにしても大金は持っていかないようにしてください。あまりに気持ちよくて、寝てしまった隙に盗られることもあるかもしれません。
旧市街で人気の「セレネスパ」
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セレネスパ(Serene Spa)は旧市街のマーマイ通りにある人気のスパ。同じ通りに2店舗あり、いずれも毎日盛況。いまでは旧市街で最も日本人が訪れるスパの一つとなっています。旧市街の雰囲気にマッチした古き良きが漂う個室ルームは繁華街を見渡すこともできます。世界中の旅行者が訪れるので、基本は予約がベター。
住所:68 Ma May St.
ホテルスパなら「サンタルスパ」
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ホアンキエム湖南方、市民劇場をさらに南に進んだところにあるサンタルスパは、4つ星のヒルトンガーデンインの中で営業しています。高級ホテルスパならではのジャグジー&サウナ付きのVIPルームに、雰囲気抜群のアジアンな空間は、サンタルスパだけでしか味わえません。
住所:20 Phan Chu Trinh St.
タイ湖なら「ゼンスパ」が一強!
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日本に渡って「禅」を学んだオーナーがオープンしたスパ。周辺にはシェラトンやパンパシフィック、インターコンチネンタルといった5つ星ホテルが並び、正面は雄大なタイ湖を見渡せる抜群の立地。薄闇に包まれた個室には風呂つきと無があり、コースによってフラワーバスを楽しむことができます。スパの前後の周辺散策も見逃せません。お洒落雑貨店やグルメレストランを見つけることができます。
住所:164 Tu Hoa St. Tay Ho.
安マッサージ店はかなりリスクが高い
旧市街には1時間1000円以下の安マッサージ店も多くあります。しかし、そのようなお店では冷房がついていなかったり、チップが基本料金の半分以上かかったりして、コスパは往々にして悪いことが言えます。せっかくの海外旅行なのだから、多少多めに予算をとって、しっかりと満足できるスパを選ぶことを強くお勧めします。