日本では競馬が主流ですが、ベトナムでは競馬の代わりにドッグレースがあります。ドッグレース自体は世界では珍しくなく、イギリスやアメリカ、オーストラリアなどでは意外と盛ん。日本では競馬というとギャンブルのイメージが強いかもしれませんが、ベトナムでは週末に子供や友人と行くアミューズメント施設のような観光地となっています。
もちろん旅行者にもおすすめなので、是非体験してみてください。もちろんベットも可能
アクセス
入場券場所はブンタウの市街地。観光地のど真ん中にありますので、どこのホテルに宿泊してもタクシーで大体20分圏内。大きな敷地に一際賑わっているところがありますので、見落とすことはありませんし、タクシードライバーが迷うこともありません。入場券は1人6万ドン（300円）。
ドッグレースの概要
子供もたくさん来ている入場すると、すぐ正面にレース場が広がっていて、傍ではレース用の犬と記念撮影をすることができます。こちらは子供向けですね。冒頭でもご説明しましたが、ギャンブルではあるものの、女性や子供も楽しめる娯楽施設のような雰囲気です。ブンタウではまだ遊び場が少ないので、子供や子連れファミリーにとっては貴重な観光地の1つとなっているようすです。
日本の競馬場と比べると数分の1の大きさドッグレースは毎週土曜開催。夜19時から22時過ぎまで全12レース実施されます。土曜にイベントや国家行事がある場合（お正月など）は、日曜に振替がされます。レース場には複数の屋台で飲料水や屋台グルメもありますので、小腹が空いたときはこちらを利用できます。
予想冊子もし本格的に挑戦したいなら、予想冊子を買ってみるのも。こちらは5000ドン（25円）で販売していて、ベトナム語の他英語と中国語表記もされています。競馬新聞を読みとれる人であれば、何となく何が表示されているのか分かるはずです。
アットホームな雰囲気だが、やることはやっている一応パドックもありますので、犬の様子を見て決めることができます。レースの予想時間は15分間隔とかなり短いため、あまりじっくりと予想しているとしめ切ってしまいます。
馬券ならぬ犬券を買おう！
こちらが窓口窓口はたくさんあるので、並ぶことはあまりありません。券売機はなく、すべて対面販売となりますので、下記ルールを覚えておきましょう。
こちらが犬券まず犬券は最低1万ドンから購入が可能。日本では10種以上の購入方法（種類）がありますが、ドッグレースは4つのみ。
WIN......単勝。1位の犬を一頭選びます。
PLACE......複勝。三着以内に入る犬を一頭選びます。
QUINELLA......馬連。1着と2着に入る犬を2頭選びます。順番は問いません。
TRIFECTA......3連単。1～3着に入る犬を3頭選びます。順番通りでなければなりません。
競馬に慣れている方だと、枠連、ワイド、三連複が欲しいところですが、残念ながらありません。購入するときは冊子を見せながら言えば思った通りの犬券を買うことができるはずです。
スタートを切ると一斉に歓声が上がる仮に大穴が当たったとしても、日本円にして2～3万円程度の配当。血眼になっている人もいなければ、生活をかけている人もいなく、当たっても外れても大盛り上がりです。旅行者も無理に買う必要はなく、その場の雰囲気を楽しむだけでも来るかいはあります。
かなり早く、ぼーとしているとあっという間に終わるレースは450メートル。およそ30秒足らずで終わってしまいます。どの馬も鍛え抜かれたレース犬なので、足腰が屈強です。レースが終われば、あとはテレビ画面と電光掲示板で着順を確認。当たれば窓口で返金されます。
ブンタウで熱い夜を！
もしかすると、ブンタウ観光では一番楽しい思い出になるかもしれません。ただし、ドッグレースは夜開催なので、基本は要一泊。ホーチミンから行く人がほとんどですが、一泊ブンタウでホテルを確保して、昼は海を、夜はドッグレースを楽しんでみてください。
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