ハノイ旅行ではベトナムらしい屋台や食堂グルメも楽しんでいってほしいところです。ホアンキエム湖周辺であれば、ハノイ大教会周辺と旧市街にかけてがおすすめ。いたるところに食堂がありますし、夜になると屋台も出没します。
ハノイ旅行者の中には、ホテルレストランや高級フレンチなどを楽しみにしている人も少なくないかと思いますが、ベトナム人が普段親しんでいる下町料理も一通り押さえていってほしいところです。そこで、ここでは北部名物を中心とした10個のローカルフードをご紹介します。
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① チャーカーラーヴォン
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チャーカーラーヴォンは北部名物・雷魚の油鍋。ホーチミンではハノイ人が営業しているお店をいくつか見ることができますが、それ以外のエリアやダナンなどでは滅多にみません。ハノイに訪れたら必ず押さえておきたい料理です。昨今は雷魚以外の魚を使っているそうですが、ぶ厚い身の川魚を香草と一緒に多量の油で炒め、米粉麺のブンと一緒に口に運びます。在住者も絶賛するハノイグルメです。
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② ブンチャー
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ハノイ料理としては最も有名な名物がこちら。高級なレストランでも食べられますが、基本は屋台や食堂といった場所で食べる大衆料理となります。酸味の効いたヌクマムベースのスープにブンを浸して食べるつけ麺ですが、非常にあっさりとしているのが特徴。肉団子が具に入っているので、ボリュームもあります。また、ベトナム人は揚げ春巻きと一緒に食べるのが普通。
③ ブン・オック
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旧市街やゴーフィン、アウチウ通りを歩いていれば決まって見かけるこちらは、ブン・オックとよばれる下町グルメ。ブンを使った麺料理は非常に多く、ブンチャーもその1つ。ブンチャーは全国どこでも食べることが可能ですが、このブンオックは基本はハノイだけ。こちらは具にサザエのような食感の貝を添えたあっさりスープの麺料理。女性も男性も好きな一品。フォーと食べ比べてみてください。
④ フォー
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ベトナム料理といえば、フォーを想像する旅行者も多いでしょう。牛もしくは鶏を出汁にしたあっさりスープで、麺は米粉の平麺。刻み葱やもやしを添えています。フォーにはいくつも種類がありますが、おすすめはミディアムレア肉を具にした「フォー・ボー・タイ」。さらにビーフシチュー風の「フォー・ボー・コー」もおいしいです。
⑤ ヤギ肉
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日本では沖縄で一部食べられていますが、一般の人はあまり食べる機会がありませんね。こちらはただのヤギ肉ではなく、ヤギの乳房の部分。北部の中でも世界遺産チャンアンのあるニンビン省の名物です。乳房肉は焼肉で、それ以外は鍋で食べるのがベトナム人流。タレは豆腐を発酵させたクセのあるものですが、お店ではこれ以外はおいていないので、是非チャレンジしてみましょう。
⑥ 竹筒の牛肉
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竹筒を割った中に焼いた牛肉と玉ねぎを詰めて、コショウの実を添えた一品。こちらは旧市街のレストランでよく見かける料理。伝統料理ではなく観光客向けに近年生まれたもの。ベトナム旅行の気分を盛り上げてくれること間違いありません。最近はベトナム人のハノイ旅行者にも支持されています。
⑦ 揚げ春巻き
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春巻きはベトナムの名物料理の1つで、全国どこでも食べることができます。その中でも北部地方がベトナム人の間では有名。中は豚ひき肉やキクラゲなどが詰まっています。一方、生春巻きの方は米粉麺のブンや豚バラ肉、香草などを具に巻きます。観光客に人気の定番料理でありながら、ベトナム人が日ごろからよく食べる大衆料理の1つでもあります。
⑧ 鉄板の牛焼き
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鉄板にアルミホイルをしいて、その上にちょっと多めの油、牛肉、ナス、玉ねぎ、オクラなどを焼く屋台料理。似たような鉄板料理はホーチミンやダナンにもありますが、アルミホイルをしいて焼くのは北部だけ。旧市街では多くの牛焼きの屋台がありますが、昼間は見かけないので、食べてみたい方は夜に歩くといいでしょう。
⑨ ブンダウマントム
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近年はホーチミンでも人気となっている北部名物のブンダウ。マントムと呼ばれるエビを発酵させたタレにつけて食べるのが特徴。一口サイズに固めたブン、揚げ豆腐、緑豆を練ったさつま揚げ、豚バラ肉などが具となります。食堂と屋台どちらでもハノイ市内ではよく見かけ、値段も一皿250円程度とお手頃価格。ディナーでしっかりと食べるよりは、ランチや小腹が空いたときにおやつ感覚で食べるのがおすすめ。
⑩ バイントム
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最後はこちら。日本人も馴染みあるエビのかき揚げ。これだけでもおやつ感覚で食べることができますが、ブンダウマントムと一緒に食べるのもおすすめ。ブンダウの食堂の多くは、このバイントムも扱っています。これといったクセもないため、アジア料理に慣れない旅行者もおいしく食べることができるはず。ハノイ名物の登竜門として試食していってください。
フォーだけじゃない北部料理
ハノイは他の地域よりも食の宝庫とされています。東南アジア料理にありがちの辛いものやスパイスがたっぷりかかったものはそれほど多くなく、基本は素朴な味わいとなります。是非ここで挙げた料理を一品でも多く食べてみてください。