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初めてのホーチミン旅行で行きたいローカル食堂10選

はじめてのホーチミン旅行であれば、現地人が普段行くようなローカル食堂はちょっと衛生面で心配。ドンコイエリアにあるような小洒落たレストランに行きがちです。しかし、せっかくのベトナムなのだから、現地人と一緒に食べる食事も体験してみたいですよね。

そこで、ここでは初めてのホーチミン旅行者でも安心できる、外国人行きつけのローカル食堂を10個紹介します。

① ニューラン

IMG_2185.jpgニューランの店内

ガイドブックではバインミー(フランスパンのサンドイッチ)がおいしいと紹介されているお店ですが、売店隣には食堂も営業しています。こちらでは皿飯や麺などを食べることができます。有名店とあって現地人も多いですが、外国人も足しげく通うお店でもあります。旅行者だけではなく近隣で働く外国人オフィスワーカーも多く、信頼に足るお店と言えるでしょう。目の前はビテクスコフィナンシャルタワーで、周辺には各種ショップもたくさんあるので、散歩がてら立ち寄ってみてください。

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② ソイガーナンバーワン

IMG_2173.jpg定評のあるソイガー

ソイガーとはおこわのこと。皿におこわを盛って、鶏肉をのせた料理がソイガーで、日本人にも定評のある食堂&屋台料理です。ちょっと固めのもち米はしっかりと味が染み込んでいて美味。そのソイガーが一番おいしいと自負しているのが、こちらの食堂。ベンタイン市場から歩いて5分かかりません。ソイガーにもいろいろ種類があるので、是非いくつか挑戦してみてください。

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③ ブンダウゴーニョーフォーニョー

IMG_2442.jpg筆者もよくいく

食堂の中ではかなり清潔度の高いお店。パスタ―通りの路地中に営業していて、昼時になると御覧の賑わい。旅行者や在住者の姿もよく見かけ、北部名物の「ブンダウ」や揚げ春巻きが人気。ホーチミンでもブンダウのお店はありますが、こちらはとりわけ人気の様子。ゆっくり食事したい場合は昼時を外して行くのがおすすめです。

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④ バックヒエン

IMG_2556.jpg外観はちょっと殺伐としているかも

1区を南北に走るハイバーチュンの大通り沿いにある食堂。見た目はちょっと......、ですが、近く日本人町もあることから、日本人の姿もちらほら見かける老舗食堂です。看板にある「Com Binh Dan」は指さし注文。ショーケースに並ぶ十種ほどの惣菜から好きなものをチョイスすれば、皿にご飯と惣菜を持って運んでくれます。ちなみにこのお店は皿飯よりもフーティウと呼ばれる南部名物の麺料理が外国人に定評。是非試してみてください。

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⑤ フォークイン

IMG20170714123443.jpgフォークインの店内風景

バックパッカー街のファングーラオ通りにあることから、ベトナム人よりも外国人旅行者の方が多い異色の食堂。市内数か所に展開している人気店で、店名の通りフォーの専門店。フォーだけでも10種近くあり、サイドメニューもあります。フォーはミディアムレアの牛肉がのっている「フォーボータイ」とビーフシチューのような「フォーボーコー」が日本人に人気です。

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⑥ クア・モッ・カン

IMG_4070.jpgカニ鍋はベトナムでは食堂料理となる

カニ料理の専門食堂となる「クア・モッ・カン」。1杯およそ800円程度と、もしかしたらそれほど安いとは感じないかもしれませんが、食べ方は自在。ポピュラーなのはカニ鍋。トマトとヌクマムベースの酸味の効いたスープ出汁に投入して、じっくり味を染み込ませて食べます。それ以外にもタマリンド和えや焼きガニなどもあります。バックパッカー街傍にあるため、こちらも外国人比率が異常に多いです。

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⑦ ラウ・ヌン・タイラン

DSCN9571.JPG通りの喧騒を眺めながらローカル鍋を突く

チョロンにある人気鍋屋。路上に椅子を並べて食べるタイプですが、向かいには大きなレストランも同系列。ラウ・ヌン・タイランはタイスタイルの鍋を楽しめるお店。スタッフが手に持って具材を売り歩くので、好きな具材を選択することができる、ちょっと変わったスタイルのお店。町の喧騒を眺めながらとる食事はベトナム情緒たっぷりです。

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⑧ フンキー・ミーヤー

DSCN9402.jpg中華チャーハンと麻婆豆腐

チョロンで人気の中華食堂「フンキー」。ベンタイン市場から徒歩10分ほどの場所にあります。小ぢんまりとした店内は中華食堂の雰囲気が満載。メニューは中華の定番である麻婆豆腐や炒飯、麺は卵麺にアヒル肉を具に添えた「ミーチュン・ビッ」が一番人気。深夜23時までやっているのも魅力。夜観光の締めに立ち寄ってみてください。

名称:フンキー・ミーヤー(Hung Ky Mi Gia)
住所:36 Le Anh Xuan St. Dist.1
営業時間:6:00~23:00

⑨ メーユイ

IMG_3491.jpg黄色い壁がいかにもホイアンらしい

中部世界遺産都市のホイアン名物を食べられる数少ないお店。1区観光エリアから北上したところにあるため、旅行者は少なめですが、在住日本人の間で噂が広まっているお店です。一番人気のメニューはコムガー。鶏出汁がたっぷりと染み込んだチキンライスで、大の男なら二皿くらい食べれるかもしれません。パパイヤサラダと一緒に召し上がってください。

名称:メーユイ(Me Vui)
住所:31C Tran Quoc Toan St. Dist.3
営業時間:10:00~21:00

⑩ スシコー

IMG_1997.jpg大人気食堂へと成長を遂げた

ホーチミン南方4区の食堂街にあるスシコー。現在は日本人町にレストランを構えるまでに成長しましたが、人気は相変わらずこちらの食堂の方。ベトナム人、日本人、外国人と幅広い客層に愛される日本食食堂の定番。日本では見かけないロール寿司は一見の価値があります。値段は一品300~700円程度で相場よりも若干高いかもしれませんが、日本と比べれば断然リーズナブル。周辺のローカルな雰囲気も相まって、思い出に残る夜になるはずです。夜のみの営業となる点に注意。

名称:スシコー(Sushi Ko)
住所:122/15 Vinh Khanh St. Dist.4
営業時間:16:00~22:00

ベトナム人と肩を並べて食堂飯にありつこう

ドンコイにあるレストランの多くは外国人向けに味を少し変えています。しかし、食堂ではその店の本場の味を提供してくれるので、本当のベトナム料理にありつくことができます。また、日本では見かけなくなってしまった食堂独特の雰囲気も旅行気分に一役買ってくれるでしょう。滞在中1度や2度は、ここで紹介した食堂グルメを試してみ下さい。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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