海外旅行先を決めるときは、どのような手段、方法を用いて選択しているでしょうか。観光の時期が現地のハイシーズンとなる都市、おいしいグルメが食べられる都市、世界遺産がある都市などが一般的かもしれませんね。今回ご紹介する選択方法は、「名所別観光エリアの選び方」。
旅のハイライトとなる観光名所やアトラクションを選んで、その観光地に行く、といった逆引きの方法をご紹介します。
ゾウ乗り体験をするなら「バンメトート」
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普通は観光地を決めたあとに、そのエリアの楽しみ方を模索しますね。しかし、今回はその逆。バンメトートの旅のハイライトは「ゾウ乗り体験」につきます。大型のアジアゾウに乗って町中や湖を散歩できるのは、ベトナム広しと言えどもバンメトートくらいのもの。それ以外にも少数民族のエデ族が暮らす家々を覗いてみたり、都会では食べられない山岳料理、民族料理を頬張ったりと、普通のベトナム旅行ではない体験ができるのが、この旅の特徴です。学生にぴったりの観光地です。
ワンポイントアドバイス
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バンメトートはホーチミンから国内線で行くことになります。現地には日系の旅行会社はありませんので、航空券の手配や現地の情報収集は日本にいるうちから行いましょう。また、学生にとってはバンメトートだけでは物足りないかもしれませんので、ホーチミンと併せて2都市周遊旅行を計画するのが楽しさ倍増のポイントです。
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ナイトマーケットでおいしいシーフードを堪能!「フーコック島」
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もし「アジアらしいナイトマーケットでシーフード三昧!」と考えているなら、おすすめしたいのがフーコック島です。シーフード自体は沿岸地域ならばどこでも食べられるのですが、フーコック島で獲れる魚介はすべてが一回りも二回りもサイズが大きくて、ベトナム人の中でも有名です。ナイトマーケットは港沿いの「バクダン通りナイトマーケット」が最大級。毎夜開催していますし、外国人も多く訪れるため、英語対応しているお店もあります。ただし、大振りのエビやカニはしっかりと値段を確認してください。学生の予算ならば、シーフードは1食3000~5000円程度を見ておきましょう。
ワンポイントアドバイス
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フーコック島は近年観光地として注目されているベトナム最大の離島。動物園も兼ねている大型サファリパークや遊園地もありますし、現地オプショナルツアーではジープに乗って島内を一周するものも人気。学生らしいアウトドアな滞在をおくることができるでしょう。ホテルなりツアーなり、日本から予約できるものはすべて手配しておくのがおすすめ。現地で日本語対応のスポットは期待できません。
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とにかくスパ&雑貨ショッピング!女子学生の王道「ホーチミン」
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「ゾウにも乗らない、シーフードも興味がない。とにかくスパと雑貨漁りが一番の目的!」という学生ならば、やはり王道どころは「ホーチミン」。北部ハノイも同様に楽しむことはできますが、お店の数はホーチミンが圧倒的に多いです。ドンコイエリア、ベンタイン市場周辺エリアと、スパや雑貨店のある観光エリアは決まっていますので、お店探しもはかどりますし、2軒、3軒とお店の梯子も楽々。ベトナム最大の都市でもあるため、それ以外にも楽しみはたくさんあります。
ワンポイントアドバイス
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ホーチミンは他のリゾート都市とは異なり、世界遺産やビーチはありません。基本は「町歩き」と「オプショナルツアー」の2つの楽しみ方となります。スパは世界中の女性に人気なので、予約は必須。またオプショナルツアーもハイシーズンになると定員オーバーとなり予約ができなくなることもあります。できるだけ日本から予約しておくことをおすすめします。
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憧れの南国リゾートを体験するなら「ダナン」
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海は海でも"南国"のキーワードで観光地を探しているならば、一押しエリアが現在人気急上昇中の「ダナン」。市街地に広がる雄大ないミーケービーチに、プライベートビーチが売りのノンヌオックビーチ。世界遺産ホイアン近くにあるクアダイビーチなどが、市街地に海が広がっているのが、この観光地の特徴。ダナンで海水浴だけではなく、ホイアン、ミーソン遺跡、フエといった世界遺産にも足を運んでほしいところです。
ワンポイントアドバイス
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ビーチをメインとしたダナン旅行を計画するならば、ホテル選びを慎重に。海沿いには4つ星、5つ星のリゾートホテルがありますが、学生でも十分予算内で泊まることができます。学生グループで行くならば、一棟ヴィラを丸ごと予約することもできますし、かえって宿泊料金を抑えることもできます。海水浴だけではなくホテルライフもしっかりと計画するのがダナン旅行を成功させるポイントです。
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水上マーケットを見学!メコンデルタの「カントー」
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東南アジアの熱気を感じたい、日本で体験できない世界を見てみたい。そんな学生旅行者の願望を叶えてくれるのが「水上マーケット」。旅番組やガイドブックでもお馴染みの、あの水上に昼がる雑多な光景を目の当たりにしてみたくはありませんか。水上マーケットを見学したいならば、おすすめはメコンデルタのカントー。ホーチミンからバスで5時間ほど。早朝に開催されるので、前泊する必要があります。数百大小の商船がメコン川の支流を行き交い、野菜や果物を売買するその様子は圧倒的なスケール。文句なしの旅のハイライトとなるでしょう。
ワンポイントアドバイス
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カントーまで行くのであれば、その他メコンデルタの都市も一緒に回ってほしいところ。学生ならば一週間以上の旅程も可能かと思うので、ホーチミンから出発して、カントー他ミトーやベンチェー、カーマウにロンスエン、チャウドックといった町にも訪れ、1泊ずつ滞在してみてください。
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観光エリアではなく、旅の目的を最初に決めてみては
旅の目的とは、言い換えれば滞在を通しての一番の見どころとなります。今回紹介したような旅のハイライトから観光エリアを探してみるのも一つの手。いろいろ現地情報を収集して、学生旅行を満喫するための自分たちだけの旅のしおりを作ってみてください。