学生旅行でベトナムのダナンを計画しているのであれば、日本にいるうちから足を運ぶ観光名所を決めておく必要があります。中部地方の観光エリアは広範囲に広がっているため、滞在日数が少なければ、行ける場所も限られてしまうからです。そのため、最低でも「ここだけは絶対に行きたい」という場所は、同行者みんなと話し合って決めておくのが得策と言えるでしょう。
1.ミーケービーチ
ダナンのシンボル的名所でもある「ミーケービーチ」。ダナン市街、空港からわずか15分から20分程度のところにある市内最大の海水浴場です。周辺は中級から高級ホテルまで建ち並び、海鮮レストランやお洒落なカフェ、ホテルの高層階で営業しているスカイバーなど立ち寄りスポットは数多くあります。ハノイやホーチミンといった他のエリアと比べると、宿泊料金は各段に安いので、学生でも海沿いのリゾートホテルに泊まれるのが魅力です。
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2.クアダイビーチ
地元ローカルな雰囲気漂うクアダイビーチは、世界遺産ホイアンの町はずれ。車で15分程度で行けるので、旧市街とクアダイビーチ両方を満喫ることもできますし、クアダイビーチ周辺のリゾートホテルに泊まるのもあり。ビーチは砂浜は昔比べると大分小さくなりましたが、生い茂るヤシの木や屋台、水着などの売店の様子はとても東南アジアらしく、また物価も安いので節約旅行の学生にも嬉しいはず。海水浴を目的にするよりは、ビーチの散歩や浜辺での海鮮レストランを楽しむといいでしょう。
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3.ホイアン旧市街
ホイアン旧市街は1999年にユネスコ世界遺産に登録。古き良き町並みは日本とも歴史上の繋がりがあり、町中を歩くと不思議と懐かしさが込み上げてくることでしょう。そんなホイアンはダナンのビーチと並ぶ学生旅行者に欠かせない観光地。グルメ旅、ショッピング、ボートツアーなど、楽しみ方はさまざまです。夜も幻想的な町並みに打って変るので、男女のグループ旅行をはじめ、学生の卒業旅行としても人気があります。
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4.バナヒルズ
ダナン郊外にあるバナヒルズ。山の麓に造られた巨大テーマパークとして国内外の観光客に注目されています。中世フランスをテーマにしたエリアや仏教エリア、フラワーエリアなど、複数のゾーンに分かれていて、これらをケーブルカーで移動することになります。人数が多いほど楽しむことができるので、学生旅行にもぴったり。集まる場所を決めておいて、複数グループに分かれて行動するのもいいでしょう。
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5.五行山
ダナンから車で20分で行ける五行山。現地ツアーガイドも一押しする観光名所です。山全体で大理石を発掘することができ、現在もダナンのシンボルとして知られています。トレッキングとまでは行きませんが、それでもかなりの数の石段を歩くことになるので、体力のある学生ならば、山の中にあるすべての洞窟や仏教寺院を歩き見ることもできるでしょう。
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6.ダナン大聖堂
ダナン市街にある「ダナン大聖堂」。市内観光の中心地でもあり、周辺に建つハン市場やロン橋、チャム彫刻博物館といった名所はすべて教会から徒歩圏内。ピンクの外観が印象的なカトリック教会で、ミサの時間は聖歌の合唱も聞くことができます。五行山やビーチなど所要時間が長いスポットが多いダナンにおいて、教会の見学は15分もあれば充分。市内観光の最初に訪れてみるといいでしょう。インスタ映えしますので、女子学生は是非入念に撮影を。
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7.ランコー村の礁湖
最後はこちら。ランコー村傍にある礁湖です。海水が湾内に入り込んで、浅い水位がどこまでも続く美しい湖。牡蠣の養殖場としても知られています。アウトドア観光や景勝地を求めている学生ならば、礁湖はぴったりの場所。ダナン滞在中最大の自然風景に出会えることでしょう。みんなで記念撮影も忘れずに。
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優先順位をつけて、効率よく回ろう
今回紹介した7つの観光スポット以外にも、博物館やロン橋のイベント、ショッピングにスパなど回りたいところはたくさん出てくるでしょう。それらを滞在中すべて回るのは少々困難。特にホイアンや礁湖、バナヒルズは最低でも半日必要ですし、1日ホテルとビーチを往復する日も出てくるかもしれません。まずは優先順位をつけて、現地で効率よく回れるように、スケジュールはよく吟味する必要がありそうです。
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