高校生、大学生の卒業旅行は物価が安く、治安も比較的に良好な東南アジアが選ばれやすいです。その中でも近年知名度を上げてきたのがベトナム。
そこで、今回は卒業旅行として行くベトナムで、いくらくらいの予算をとっておけばいいのかを考察してみたいと思います。
ツアーで行くか個人で行くか
まずベトナム旅行では、旅行会社を通してツアーで行くか、個人でホテルも航空券も手配するかを考えます。高校生の卒業旅行であれば、安心第一で行きたいところなのでツアーがいいでしょう。大学生になると、ある程度海外旅行にも慣れてくるので、個人で手配するのもあり。ちなみに、予算は実は旅行会社を通していくツアーの方が安く上がります。
宿泊ホテルの予算に関して
もし個人旅行で、なおかつ予算を切り詰めたいのであれば、ホテル選びを慎重にしましょう。4つ星、5つ星といった高級ホテルを目当てにするのであれば、旅行会社を通して行くのが絶対に安くなります。一方、一泊1000円、2000円といったゲストハウスやミニホテルでも構わないのであれば、個人手配でもいいでしょう。
学生はみなさんアクティブに観光されるので、「ホテルは寝るだけ」という方もいるでしょう。そんな方はゲストハウスに宿泊してみるのもいいかもしれません。ただ、学生旅行の場合は、旅行会社が卒業旅行特集を組んで応援キャンペーンを実施していますので、案外高級ホテルでも安く泊まれるかもしれません。
滞在費は1日1万円を目安に
学生旅行であれば、それほど豪遊はできませんし、それよりも仲の良い友人たちと思い出に残る旅を重視したいですね。ベトナムは物価が安いので、食事はレストランでしても一食1000円程度。人数が多くてみんなでシェアすればもっと安く済みます。冒険心を出して食堂で食事をすれば、一食300円程度で足りるから驚きです。万が一予算が底ついたときの手段としても覚えておくといいでしょう。
もちろん屋台も旅行の楽しみ。年をとってくると「お腹壊さないかな」、「子供に食べさせるのに抵抗がある」といって敬遠しがちですが、それも若い学生なら大丈夫。ベトナムでは屋台は小さな子供から大人まで楽しみにしている夜の娯楽。いろいろな屋台があるので、是非見つけては試食してみてください。
朝食はホテルビュッフェで、昼食と夕食に1000円ずつ消費すると、残りの8000円で観光することになります。ベトナム土産の代表となる雑貨の買い物に力を入れたいならば、ハノイはニャートー通り、中部はホイアン旧市街、ホーチミンであればドンコイエリアやベンタイン市場を歩いてみましょう。雑貨の予算は1個500円~3000円程度。安いものはばらまき土産として、高いものは自分や家族用に買っていくのがいいでしょう。
ツアーに参加するのもいいでしょう。半日から一日ツアーで、予算は2500円~7000円程度。ツアー代金にはすべてが含まれているので、これ以外にかかるのはせいぜい食事のときのドリンク代くらい。こちらも1日の予算内で楽しむことができます。学生旅行では3人~7人程度の団体で行くことでしょう。ツアーであればみんなで楽しむことができますし、観光する場所でもめることもありません。滞在中一度はツアーに参加してみることをおすすめします。
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5万円以内に抑える3泊~5泊の滞在予算
学生は社会人よりも休みが多いですし、一生に一度の卒業旅行とあって、滞在は3泊以上が最も多いです。3泊から4泊の旅程を組むのであれば、現地での滞在費(ホテルと航空券を除く)は5万円以内に十分抑えることができます。上記では1日1万円を予算相場として紹介しましたが、スパを満喫したり、高級スカイバーやホテルレストランを利用すると、1万円をオーバーすることもあります。それでも5万円以内には十分抑えることができるので、予算を組むのであれば、5万円を一つの目安として考えてみてください。
予算の考え方
学生の卒業旅行では、それほど多くの予算をとることはできないかもしれませんね。自分は予算を10万円とれても、他の友達が5万円しか取れなければ、その友達に合わせなければならないこともあるでしょう。自分の旅が不完全燃焼に終わるのを避けるため、ベトナム旅行の予算は、日本にいるうちから友人たちとよく相談することを強くおすすめします。
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