ベトナムはホーチミン最大の商業都市として、毎年ハノイと同程度の日本人出張者がやってくる大都市。そのホーチミンに初めてやってくる出張者も毎年増えていますね。
「初めてのホーチミンだけど、ホテルはどこをとればいいの?」
「過去に旅行で来たことはあるけど、出張は初めて」
などいろいろ疑問もわいてくることでしょう。そこで、今回は旅行者とは少し異なる、出張者におすすめのホーチミン情報をご紹介します。
ホテル:ドンコイよりタイバンルン通り
まずはホテルですが、旅行者にとって人気のホテルエリアは「ドンコイ」となります。ショッピング街であるドンコイ通りやマックチブオイ通り圏内にあり、市内の4つ星、5つ星ホテルの多くがこのエリア内です。カラベル、シェラトン、ルネッサンスリバーサイド、マジェスティック、パークハイアットなどなど。
しかし、旅行者には便利ですが、出張者は仕事のために来越しているので、ショッピング街にホテルがある必要は正直ありませんね。また、この周辺ホテルはやはり高め。「経費を越えている」という人も多いでしょう。
出張者に人気のホテルエリアは、ドンコイから歩いて5分ほどで行けるタイバンルン通りです。通り自体は200mほどの短い道ですが、道の両脇にはびっしりとホテルが並んでいます。
ここのホテルは一泊5000~7000円ほどが相場で、3つ星から4つ星のミドルクラスとなります。徒歩すぐの場所に複数のコンビニがありますし、何よりも日本人町のエリア内となるので、日本料理には困りません。日本人出張者の多くがこの界隈に宿泊します。
ショッピング:ドンコイよりベンタイン市場周辺
続いてはショッピング情報。こちらも旅行者にとってはドンコイエリアが大定番。100を超える雑貨ショップにスパ、レストランとなんでも揃っているのが魅力。
しかし、雑貨ショップの多くは女の子向けの可愛らしいポーチやバッグ、刺繍物などとなり、出張者が会社の同僚上司に買っていくお土産としては、いささか疑問です。
出張者であれば、ドンコイよりもベンタイン市場周辺で買い物するのがおすすめです。ホーチミンの象徴でもあるベンタイン市場は、会社の後輩へのばらまき土産に丁度いいですね。もちろん束の間の観光気分も味わえます。
また、市場周辺もお土産ショップはいくつもあります。人気は市場裏を通るレタントン通り。こちらにはオリジナリティ溢れる雑貨店が多くあります。
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観光:自由散策よりツアーに参加
ホーチミン旅行者の多くは自由行動を満喫されます。ショッピングやベンタイン市場観光、博物館巡り、スパなどはすべてツアー不要なので、市内観光に重点を置く旅行者が大半です。
しかし、出張者の場合、観光に費やせる時間は数日の滞在のうち、せいぜい半日程度。ショッピングで時間を費やすよりは、東南アジアらしい風景に心癒されたいと思うものです。
郊外に行けば、ホーチミンにはない大自然、ホーチミンにはない迫力ある寺院といった名所の数々に出会うことができます。しかも、ホーチミン市内から車で90分と近い距離にあるのも魅力(ハノイだとハロン湾まで3時間ほどかかります)。
しかし、郊外へは個人で自力で行くのは少々困難で、バックパッカーを除くほぼ100%の外国人はツアーを利用します。ツアーであればトラブルに遭うこともありませんし、出発と帰宅時間もほぼ時間通りに遂行してくれるので、出張者にとってはありがたいはず。ツアー時間も半日から楽しめるので、是非参加していってください。
出張者が快適な旅をするポイント
出張者はホーチミン滞在のほとんどは仕事に追われることになるでしょう。そこで、束の間の自由時間をどう使うかは、しっかりと考えておくのがおすすめです。何をすることもなくカフェやホテルで過ごすのも悪くありませんが、どうせなら異国の地に飛び出して、旅行者のようにホーチミンを満喫していってほしいところ。ツアーに参加する場合は申し込みも必要なので、滞在の計画は事前にたてておくといいでしょう。