海外旅行に慣れていない方、その土地に初めて訪れる方、滞在時間が短く、効率的な観光を求められている旅行者は、旅行会社が用意するオプショナルツアーを利用するのがベスト。その中でも鉄板で人気なのが市内の観光スポットの要所を回る「市内観光ツアー」。
今回はダナンに支店を置く旅行会社「PHトラベル」の催行する、ダナン、ホイアン、フエの各都市の市内観光ツアーの内容をご紹介したいと思います。ちなみに、PHトラベルでは原則プライベートツアーとなります。
ダナンの市内観光ツアー
まず最初は中部リゾート都市ダナンからお届けします。ダナンは近年はビーチリゾートとして注目を集めていますが、実はそれ以外にも見どころはたくさんあります。PHトラベルではその要所をしっかりと押さえて、ダナンはもとより、ベトナムらしい時間を体験できる観光地に連れていってくれます。
ツアーで行く観光地
・五行山
・チャム彫刻博物館
・ダナン大聖堂
・ハン市場
・ドラゴン(ロン)橋
観光のハイライトは「五行山」となります。山頂から望めるシティ&オーシャンビューはもちろんのこと、複数の仏教寺院と洞穴は言葉ではなかなか言い表すことが難しいほど神秘的。
また、チャム彫刻博物館では仏教大国のベトナムにおいて奇異となる独立国家チャンパ王国の遺産が展示。ヒンドゥー教の神像がいくつも眠っています。
ダナン大聖堂は市街地に佇むピンク色のカトリック教会。「ダナン市内で最もインスタ映えするスポット」として人気です。
ハン市場は川沿いに建つ屋内ローカル市場。お土産になりそうなバッグやポーチ、簡単なスナック菓子などもあります。コーヒー豆や茶葉は実はベトナムの特産。こちらも見逃せません。
ドラゴン(ロン)橋は夜間のイルミネーションが美観の市街地とビーチにかかる鉄橋。龍の形を模した鉄橋で、近くで見ると迫力があります。背景に川や市街を映して記念撮影するのが流行りで、橋には常に観光客でにぎわっています。
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ホイアンの市内観光ツアー
ホイアンは1999年にユネスコ世界遺産に登録された、交易時代の中継地点の町。現在はその旧市街が残されていて、古き良き町並みが観光客の心を打ちます。日本の建築様式が随所に見られるため、日本人ならばふと懐かしさがこみあげてくる、そんな雰囲気となっています。
ツアーでは日本と所縁のある観光スポットを回るほか、下町中華の世界が広がる集会所にも案内してくれます。ホイアンのメインストリートであるチャンフー通り沿いには雑貨店やカフェなどもたくさんありますので、お土産選びや休憩もここで。昼食は旧市街の中のレストランでホイアン名物をたっぷりと堪能することができます。
ツアーで行く観光地
・海のシルクロード(貿易陶磁)博物館
・日本橋
・福建会館
海のシルクロード博物館は日本と所縁のあるホイアンの貿易の航路を古地図で確認できるほか、沈没した日本の朱印船から引き揚げられた遺産も展示されています。2階に上がると望めるチャンフー通りの町並みはホイアンきっての撮影スポット。
日本橋はホイアンの象徴となる橋で、2万ドン札の裏にも描かれているほど。日本とベトナムの友好の証として、日本人が設計、ベトナム人が建築にあたったとされています。
日本橋を挟んで東西には当時日本人が暮らす日本町と、中国人が暮らす中国町が構成されていたと伝えられています。その中国町の象徴となるのが福建会館。會舘はいまも当時も集会所の役割をしています。一見すると寺院でもありますが、厳密にいえば人々が集まる場所なので、普段もここに中国人(現在の華人)が集まり、お茶を飲みながら友人たちと談笑をする場となっています。
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フエの市内観光ツアー
最後はフエ。ダナンからバスで3時間ほど北上したところにあります。フエ市街にある阮朝時代の建築物は世界遺産に登録されていて、ツアーではそれらを回ることになります。PHトラベルでは半日と1日ツアーを用意していて、半日の場合は世界遺産は目玉となる阮朝王宮のみ。それ以外は伝説の残るティエンムー寺やローカルな雰囲気漂うドンバ市場を巡ります。
もちろんおすすめは1日ツアー。世界遺産に登録された皇帝の廟や別荘地などをあらかた巡ることができ、さらに旧市街と新市街を隔てるフォン川をボートで横断するミニオプション付き。
半日ツアーで行く観光地
・阮朝王宮
・ティエンムー寺
・ドンバ市場
・フォン川クルーズ
1日ツアーで行く観光地
・阮朝王宮
・ティエンムー寺
・フォン川クルーズ
・カイディン帝廟
・ミンマン帝廟
・トゥドゥック帝
フエの市内観光ツアーの見どころといえば、まず挙げられるのが阮朝王宮。歴代皇帝の居城となるだだっ広い面積を持つ王宮跡。しかし、見ていて興味深くなるのは、天女の伝説が残るティエンムー寺や、西洋の優美と自由さを真似たカイディン帝廟など。
ミンマン帝廟は中国を宗主国としていた時代に造られたため、随所に中国風情を感じることができるほか、漢字で書かれた石碑も存在しています。
また、森林に覆われた中にあるトゥドゥック帝の敷地は、かつての皇帝の別荘地でした。敷地中央には広い溜池が広がり、皇帝はここで釣りを楽しんでいたとされています。
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ガイドと一緒に観光地を回る魅力
市内観光ツアーに参加する魅力は、単に観光地を効率良く回れるだけではありません。PHトラベルでは地元で育った博識かつ日本語堪能のガイドが旅行者を案内するので、ガイドブックには紹介されていない豆知識や情報をたくさん教えてくれますし、おすすめのお土産店やレストランといった情報も聞き出すことができます。旅のパートナーとして付き添ってくれるので、是非滞在初日に回ってみてください。それ以後の旅が一層面白くなることでしょう。