南国のベトナムには中部ダナンと中南部ニャチャンが2大ビーチリゾート都市として知られています。今回紹介するのは、ニャチャンの今夏の現地情報と過ごし方。
日本の7月からは大学生が夏期休講に入りますし、8月はお盆の連休。ビジネスパーソンも羽をのばしに南国ビーチに訪れてみてはいかがでしょうか。
2018年のお盆シーズン
2018年のお盆は8月13~16日。11~12日が土日なので、17日(金)を有給とることができれば、9連休となります。学生は引き続き1か月休講となるので、学生旅行には最適のシーズンともなるでしょう。
ニャチャン&ホーチミンを楽しもう
ニャチャンから国際線で直行便は出ていないので、日本から行く場合は通常ホーチミン経由で行くこととなります。もし9連休に行けるならば、ニャチャン7泊9日(前後機内泊)、もしくは8泊9日の日程を組み、ホーチミンとニャチャンに3~4泊ずつすることができます。
ホーチミンはベトナム最大の観光都市。東南アジアの湿った空気に南国の陽気。日本では体験できない時間に日々のストレスも解放されることでしょう。
ニャチャンとホーチミンは同じ気候
ホーチミンは南部、ニャチャンは中南部と地域は少々異なりますが、気候区分は同じく熱帯気候となります。ちなみにもう一つの中部リゾート都市ダナンはモンスーン気候となり、ホーチミンやニャチャンとは異なります。
ダナンの雨は長雨になることもしばしばですし、台風により暴風雨の時期もありますが、ニャチャンは気温と天気は努めて穏やか。一年を通して乾季と雨季に分かれ、雨季にはスコールが降りますが、それ以外の多くの時間は快晴の下で観光を楽しむことができます。
8月のニャチャンは"雨季"
7月および8月のニャチャンは雨季となります。1日数回のスコールがありますが、数十分間に集中して降るので、それ以外の時間はアウトドア観光も楽しめます。
天気が不安定なときは、海水浴よりも市内観光がいいかもしれません。巨大屋内市場のダム市場でお土産雑貨を見つけてみたり、人気のレストランでシーフードやベトナム料理に舌鼓を打つ観光プランも素敵です。
2018年今夏は巨大テーマパーク「ヴィンパールランド」を満喫
夏と言えば遊園地。カップル、友人同士、子供連れファミリー問わず楽しむことができるのが魅力ですね。ニャチャン市内南部からケーブルカーもしくは高速ボートで離れ小島にいくと、そこに広がる巨大テーマパークが「ヴィンパールランド」です。
水をテーマにしたアトラクションが多々ありますが、ジェットコースターや観覧車といった定番アトラクションも多いですし、屋内で楽しめる水族館や4D、ゲームコーナー、ショッピングモールなどもあります。1日費やすのはいささかもったいないかもしれませんが、半日程度は十分楽しめます。
雨でも問題なし!「ニャチャンセンター」でショッピング&カフェ
広大なニャチャンビーチの傍らを通るチャンフー通り沿いに建つビル型のショッピングセンターが「ニャチャンセンター」。ショッピングモール、アパートメント、ホテルが三位一体となった大型商業施設です。
旅行者がお世話になるのはショッピングモールの方で、高級化粧品から中級アパレルブランド、スポーツ用品、日用品、ゲームコーナー、シネマ、ボーリング、カラオケなどがあり、上階のフードコートには30を超えるお店が並んでいて、海を眺めながらドリンクや食事をとることができます。
雨あがりの夜にナイトマーケットを楽しもう
7月と8月は確かに雨季の真っただ中となりますが、実は夜のナイトライフを楽しむ時間は、比較的晴れていることが多いです。再び雨が降るのは24時を回った深夜から明け方にかけて。
ナイトマーケットやナイトバーが賑わう19時~22時頃までは、多くの時間で晴れ間となるでしょう。ナイトマーケットではお土産雑貨はもちろん、屋台グルメやお酒なども楽しむことができます。
ニャチャンはリゾート都市なので、物価は総じて高め。節約旅行をしたいのであれば、ナイトマーケットで食事をするのもおすすめです。
2018年もニャチャン旅行者は増加中
一昔前からニャチャンは欧米人に注目される一大リゾート都市として成長し、その賑わいは現時点ではダナンより数段上。ダナンのように広範囲に観光エリアがあるわけでも、世界遺産があるわけでもないので、純粋にビーチリゾートを楽しみたいという若い旅行者向けのエリアといえるでしょう。