ベトナム西部のフーコック島。まだ知らない人も多いですが、近年目覚ましい勢いで観光開発が進んでいて、ベトナムの誇るリゾートアイランドに成長しました。「ベトナム最後の楽園」といったキャッチコピーが似合う、素敵な海が広がる観光地です。
そこで、今回はフーコック島旅行をするなら、現地で必ず押さえておきたい、やることベスト7をご紹介します。
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① 島北西部のリゾートホテルに宿泊
フーコック島の中心市街地はユーンドーン市で、ナイトマーケットやレストラン、ツアーデスクなどがあるのもここがメイン。市街地に宿泊すれば確かに何かと便利でしょう。しかし、フーコック島旅行者の大半は「アイランドリゾート」を楽しみにしていることです。
リゾートを十二分に満喫したいのであれば、北西部に点在するバンガロータイプの宿泊施設に宿をとってみてください。たいていは海が目と鼻の先で、夜にはベッドに横になっていると、さざ波の音さえ聞こえてくるほど。
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② オープンエアのカフェレストランで海を眺めながら食事を
フーコック島西部の海沿いには、いくつか海辺に建ったレストランがあります。いずれもシーフード料理が食べられ、外国人客が大半なので値段は市街地のレストランよりも割高ですが、その価値は十分すぎるほどあると言えるでしょう。
また、先ほど解説したバンガロータイプの宿泊施設であれば、レセプション傍にオープンカフェを設置しているところが多くあります。海を眺めながらココナッツジュースやカクテルを飲みながら、旅のパートナーと談笑に耽る。そんなひとときもまたリゾートならではです。
③ サンセットを鑑賞する
フーコック島西部の海側はサンセットを見るには最適のエリア。お店側もそれを配慮してテーブル席を配置しているのが分かります。ワインを傾けながら、サンセットを鑑賞して、おいしい海鮮を頬張る。これ以上にない贅沢ではありませんか。
また、北西部のリゾートホテルが散らばっているところからの眺めも素敵ですが、市内中心の石山殿傍の砂浜からもサンセットの様子を一望することができます。市内散策をされている方はこちらもいいでしょう。
④ おいしいシーフードを堪能
フーコック島に来たベトナム人は「魚も貝もエビもカニも、こんな大きなもの見たことない!」と声を上げるほど、フーコック島で獲れる魚介はサイズが大きいです。エビはロブスターほどのサイズが普通に売られていますし、魚はすべて一匹丸ごと調理してくれます。
フーコック島には町の中心部であっても、高級レストランはほとんどなく、格式高い店はすべてホテル内のレストランとなります。ほとんどのレストランは外部者も歓迎してくれるので、どうせなら5つ星ホテルやリゾートホテル内で営業しているお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
⑤ プライベートビーチを楽しむ
石山殿周辺やユーンドーン市から南へ下った真珠の養殖場傍、及び南端、南東部のケオビーチとサオビーチと、いずれも海水浴ができるビーチエリアがありますが、それらは地元民も気軽に訪れるローカルビーチ。
自分たちだけで海を独占したい、と考えるならば、北西部のオンランビーチ、もしくはさらに北上したカンボジアとの国境付近がおすすめです。周りは何もありませんが、そこに広がるビーチは基本宿泊者しか利用できないようになっています。滞在中最もリゾートなひとときを感じる瞬間でしょう。
⑥ 一度はツアーに参加する
自分だちだけでは成し遂げられない願望を叶えてくれるのがツアーの最大の魅力です。市内観光程度であれば自分たちだけで回ることができますが、船の手配や貸し切りはできませんね。フーコック島のビーチを眺めていると、よく見かけるのが外国人旅行者が乗っている客船です。
フーコック島のクルージングツアーは、ただ周遊して景色を眺めて終わりではなく、ダイビング、シュノーケリング、ジェットスキーといったマリンスポーツや、魚釣り、イカ釣りといったフィッシングを体験することができます。ツアー参加者ならではの贅沢な楽しみなので、こちらも一度は体験していってほしいところです。
⑦ フーコック島の特産地を周る
フーコック島は2つの特産を持っていて、「コショウ」と「ヌクマム」が挙げられます。コショウは国内と欧米に輸出をしていて、ヌクマムは国内で最も品質が高いとベトナム人に評判があります。ヌクマムは飛行機には載せられないので船便で運ぶことになるので、お土産に買う方は注意が必要です。
また、是非立ち寄ってほしいのがコショウ畑とヌクマム工場。市内中心にはいくつかあり、そのいずれも観光客が自由に見学することが可能です。コショウ畑は家族経営の小さな畑なので、見学した暁にはお土産に一つ買っていってあげてください。100円~300円程度で買うことができます。
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フーコック島内の移動のワンポイントアドバイス
いかがでしたか。フーコック島内の移動はタクシーが基本ですが、バイクをレンタルすることも可能。ホテルやレンタルバイクショップなどでレンタルすることができますが、国内はベトナムのライセンスが必要です。
警察に捕まると罰金を払うことにもなりますので、自己責任でお願いします。また、おすすめは車のチャーター。1日かけてユーンドーン市以南を周る際に利用するといいでしょう。