ベトナムの遊園地の多くは、名称の最後に「公園」とあります。しかし、これはれっきとしたアミューズメントテーマパーク。今回紹介するのは、1日に来場者数50万人を記録したホーチミンの人気遊園地「ダイナム公園」。ベトナムの遊園地は日本とは雰囲気が打って変わります。和やかな雰囲気を終始楽しむことができるので、是非向かってみてください。
アクセス
場所はホーチミン郊外のビンズオン省というエリアにあります。外国企業向けの大きな工業団地があるので、日本人を含む在住外国人にとっては勝手知ったる場所。ホーチミンからはベンタイン市場バスターミナルから向かうことができます。タクシーでもいいのですが、片道1時間半ほどかかります。また、夕方は渋滞が予想されるので、早めにホーチミンに戻ってくることをおすすめします。
これぞベトナムの遊園地!ダイナム公園
ダイナム公園とは言わず、ベトナムのテーマパークには決まってあるのが「大仏」。ベトナムは仏教国で、その色は日本よりもかなり強め。若者を含めて日々寺院に通う熱心な仏教徒が多くいます。そのせいか、ここダイナム公園内にも大きな華やかな仏教寺院があり、巨大な大仏も鎮座しています。来場者はアトラクションで遊ぶ前に、ここで参拝していくのが普通。というより、仏教寺院自体が一つのアトラクションのようになっています。
傍にはコイにエサをやれるスポットもあります。ダイナム公園は非常に広い敷地を持っているので、端から端まですべて回るのは困難。一応園内マップもありますが、ベトナム語なので内容までは分かりません。とりあえず目に付いた場所に向かって歩いてみるのがいいでしょう。
もちろん仏教寺院やコイのエサやりといったほのぼのとしたスポットだけではなく、きちんとした遊園地らしいアトラクションもあります。ダイナム公園はいくつかのゾーンに分かれていて、仏教ゾーン、テーマパークゾーン、動物園ゾーンなどがあります。
こちらは日本人旅行者にもおすすめしたい「ダチョウ乗り体験」。ベトナムの観光スポットではよく見かけるアトラクションの一つです。ダチョウの背中に乗って、スタッフが先導して檻の中を一周することができます。あまりに怖がったり、いたずらをしたりすると振り落とされることもあるので、小さなお子さんはちょっと危険かもしれません。
遊園地と動物園一体型のテーマパーク
ダイナム公園内には動物園ゾーンもあります。サイ、鹿、トラ、キリンなど意外と多くの動物を見学することができ、あなどってはいけません。
高台に登った先にはキリンの顔が正面に!ここではキリンの好物であるニンジンのエサやりを体験することができます。正直かなり迫力がありますし、ほとんどの人はこんな間近にキリンを見たことはないかと思いますので、子供から大人まで体験する価値があります。キリンはたいへん大人しい動物なので、安全面は大丈夫です。
園内散策の注意点とポイント
前述したように、園内は非常に広いため、日射病などに注意してください。歩きやすいスニーカー、帽子、日焼けクリームは必須。また、園内は芝生が随所に広がり、屋台も要所にあるので、アイスやドリンクを飲んで涼みましょう。できれば日が高くなる前の午前中にひとしきり遊んで、午後の最初の方にはダムセン公園をあとにするのがいいでしょう。
ダチョウ乗り体験は非常に貴重
日本の遊園地と比べると、設備やアトラクションはどうしても目劣りしますが、ダチョウ乗り体験やキリンのエサやりなどは日本ではなかなか体験することができません。これだけを体験するためにも行く価値があります。
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