ホーチミンにもスタバがあります！観光の途中でちょっと一息

ハノイ旅行では移動はタクシーがメインとなります。各観光エリアまで歩いて行ける距離ではないからです。しかし、ホーチミンは1区というエリア内にほとんどの名所が集まっているので、旅行者は基本徒歩での移動が可能。あまりに近場だとタクシーに乗車拒否されることもあります。とはいえここは南国。10分15分も歩けば、夏の陽気に汗もかくことでしょう。普段から歩きなれている方も、異国の地では何かとストレスと疲労が溜まりがち。そんなときに、まるで見計らったかのように佇んでいるのがカフェです。今回紹介するのは日本にも馴染みの、あのカフェ。

今回は「スターバックス」をご紹介します。

アクセス

お馴染みのあのロゴもある

2013年にベトナムに初進出を果たしたスターバックス・コーヒー。カフェ天国のベトナムにおいて、「いまさらスタバができても......」と思った在住外国人も多かったことでしょう。しかし、4年経った現在ではすっかりとベトナムの町になじんでいる様子。写真のこちらはスタバの1号店。1区の中心にあり、ファイブスターのホテル・ニューワールドの隣にオープンしました。現在ではショッピングセンター内やメインストリート沿い、ホテル内に併設していたりと、いたるところで見ることができます。

高級ビジネスセンターにも入っている

ただし、他のカフェチェーン店と異なり、場所はターゲット層を決めて選んでいる様子。まばらに点在はしているものの、場所のほとんどは外国人やホワイトカラー職の集う高級なビジネスセンター、4つ星以上の高級ホテル傍などに営業しています。客層を見ても一目瞭然。学生の姿はほとんどなく、パリッとしたスーツを着こなす外国人や、事業に成功して優雅な昼下がりをおくっているベトナム人が多く見かけます。

緑のパラソルの下でのどかなコーヒーブレイクを

1号店が一番人気がある

スターバックスの店舗の多くは、御覧のように屋外と屋内双方用意しています。屋外はスタバのシンボルカラーである緑のパラソルが咲いていて、そこで午後の昼下がりを満喫している人を見ることができます。自然と落ち着きをイメージした木目調のテーブル椅子も、現在ではすっかりお馴染み。学生や若者の間で、「スタバでカフェしよう！」というセリフはあまり聞こえないように、やはり1号店を見ても来る客は普通よりは上級客が多い様子です。

落ち着いた店内

店内も御覧のように木目を基調とした温かみのある内装。店に入ったら、まずは注文を。日本のように荷物を置いて座席を確保することはできません。ただ、スペースは広くテーブル席も十分にありますし、1号店は2階席もあります。

お馴染みのコーヒーを楽しむ

一口飲めば深い味わいを感じられる

現在ホーチミンのカフェでは、若者や女性受けするミルクティーやバブルティーなどをどこも扱っていますが、スタバはやはりブレません。おいしいコーヒーとスイーツの2択を貫いています。焙煎からこだわるスタバのコーヒーは、在住外国人もみんな納得する味です。エスプレッソは深い濃くと味わい、芳醇な香りを楽しむことができ、フラペチーノは女性やコーヒーが苦手な方も楽しめるお気軽コールドコーヒー。

ベイクドチーズケーキ

コーヒーを注文時に名前を聞かれるサービスも健在。コーヒーの容器にマジックで名前を入れてくれます。そしてコーヒーと併せて頼みたいのがオリジナルスイーツ。有名ベーカリーから卸している特製スイーツはケーキとクッキーを用意。コーヒーと一緒に頼むと平均予算は15万ドン（約750円）ほどとなります。ベトナムカフェの括りで言えば、高級カフェの部類です。

ベトナムらしい風景を眺める

カオス的な光景

1号店2階席から見える風景。日本でも近年郊外を中心に取り入れられつつあるラウンドアバウト方式です。この円形をぐるぐる回って、自分が進む道へバイクや車を走らせます。このラウンドアバウトは6本の道に分かれている巨大なロータリー。旅行者も多く、おそらくみなさんも一度は横断することになるでしょう。ベトナムらしい風景ですね。