中南部のビーチリゾートニャチャン。その観光の中心となるのがニャチャンビーチ周辺です。市街地の中心にビーチがあり、その傍らを南北に通るのがチャンフー通り。そのチャンフー通りと並行して走るのが、今回紹介する「グエンティエントゥアット(Nguyen Thien Thuat)通り」です。雑貨店にレストラン、マッサージ店などが建ち並び、ニャチャンビーチもナイトマーケットも徒歩圏内。滞在の拠点にするには最適の通りとなります。
[local, 45, 83]今回はグエンティエントゥアット通りをご紹介します。
アクセス
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場所はニャチャンビーチから徒歩3分圏内の距離。チャンフー通りを越えて、南北に走るフンヴオン通りの向こう側にある道です。チャンフー通り、フンヴオン通り、そしてこのグエンティエントゥアット通りの3つがニャチャン観光のに終けるメインストリートといっていいでしょう。また、道中は東西を走るビエットゥー通り、もしくはチャンクアンカイ通りにもお店がずらりと並んでいます。

グエンティエントゥアット通りを歩くなら夜がおすすめです。雨季ならまだしも、乾季の日中はとても暑いです。また、ニャチャンはカフェこそあるものの、冷房付きの室内カフェの数はそれほど多くなく、レストランもオープンエア、もしくは室内の場合は扇風機が基本です。ですので日中は潮風が当たるチャンフー通りを楽しみ、夜にグエンティエントゥアット通りを歩くのがいいでしょう。
レストラン&バーでお酒も食事も

レストランは基本は写真上のような雰囲気。間口が広くドアがないので当然冷房もありません。壁につけられている扇風機は1テーブルに1つというわけにはいかないので、扇風機の風が当たるテーブルを選んでください。また、この手のバーは昼間も営業しています。西洋料理とファストフードを主に扱っています。

そして多国籍料理レストランも多数並んでいます。中華、フレンチ、ギリシャ、ロシア、ドイツ、日本、などそうそうたる顔ぶれ。少なくとも食に飽きることはないでしょう。ニャチャンには多数の外国人が住んでいて、彼らが母国の料理を振る舞ってくれるので、味は本場のものと変わりありません。特にロシア人が多いようで、ロシア料理レストランは市内に幾つもあります。日本人にとってはあまり食べなれない料理かと思うので、貴重な機会と思って足を運んでみてください。

御覧のようなシーフード食堂も同通りにあります。こちらはそれぞれのたらいに活きた魚介が入っていて、それらを好みで注文するというもの。通常はキロ単位の値段が表示されているのですが、外国人客がほとんどのため、1つあたりの値段を教えてくれるところもあります。おすすめどころは牡蠣、ウニ、エビ、イカ、貝など。牡蠣は生でも食べることができますし、チーズでグリルするのもおいしいです。ウニは一個2万5000ドン(125円)程度と安いですが、日本のとは種類が異なり、一個で食べられる料理はほんのわずか。1人3~5個くらい注文するといいでしょう。
[local, 420]お土産ショッピングもこの通りで

雑貨店でのショッピングも同通りで。お土産店はいくつもありますし、どこも気になるお洒落雑貨がたくさんあります。ニャチャンには少数民族のチャム族が暮らしているエリアがあり、その彼らが織る民芸品を扱う店もあります。もちろん定番のポーチや陶磁器といった雑貨品も買うことができます。

アパレルショップでは涼し気なワンピースが人気。花柄や刺繍模様など、ちょっと派手なデザインも南国ならでは。値段は1500円前後が相場。ショップは市場と違い値段交渉はほぼできませんので、定価だと思ってください。また、アパレルショップでもたいていはハンドメイドのバッグやアクセサリーも扱っています。雑貨店や市場で買うよりもオリジナルであったり、高品質のものが置いてあるので大切なお土産を手に入れたい方はショップで買い物するのもいいでしょう。
マッサージで癒しを満喫

マッサージといえばタイが有名ですが、お店の数だけでいえば圧倒的にベトナムが多いのはご存知ですか。最も多いのは南部ホーチミンですが、ここニャチャンも少なくはないお店の数がこの通りに並んでいます。

パッケージコースで2時間、3時間のボディマッサージを受けるよりは、フットマッサージを30分軽く楽しむ人が多い様子です。料金も1000円以内のお店がほとんどなので、食後ホテルに戻るついでにふらっと立ち寄ってみてもいいのではないでしょうか。
ホテルもこの界隈で探すのがおすすめ
ホテル探しがまだの方は、グエンティエントゥアット通り、もしくはその周辺で探してみるといいでしょう。この周辺にあるホテルは3つ星から4つ星が多く、5つ星の高級ホテルはさらに北上するとチャンフー通り沿いに見えてきます。ただ、名実ともにこのグエンティエントゥアット通り周辺が繁華街となるので、ここ以外のエリアはそれほど栄えてはいません。
是非グエンティエントゥアット通りでより充実した滞在生活をおくってください。
[local, 509, 228, 20]