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ビーチリゾートならフーコック島が絶対おすすめの5つの理由

タイのプーケット、マレーシアのボルネオ島、インドネシアのバリ島などなど、東南アジアにはリゾートアイランドがたくさんあります。雨期乾季はあるものの、気温は高いので基本的に季節を気にせず行ける魅力があります。そして、近年話題になっているのが、ベトナムのフーコック島。ベトナム最大面積の離れ小島であり、カンボジアと国境に接しているメコンデルタ最西端の島。

しかし、なぜフーコック島がおすすめなのでしょうか。まだまだその存在を知らない日本人も多いかと思います。そこで、今回はフーコック島がビーチリゾートを目的とした旅行者に絶対おすすめの理由を5つご紹介したいと思います。

おすすめの理由1:乗り継ぎが簡単。日本からでも行きやすい!

IMG_1312.jpgフーコック国際空港の様子

日本からフーコック島へ行く場合は、南部商業都市ホーチミンから乗り継いでいくことができます。ホーチミン市は女性に人気の雑貨天国の町。ベトナムで最も旅行客が訪れる大都市です。フーコック島旅行者は、その前後にホーチミン観光も楽しんでいってください。

ホーチミンのタンソンニャット空港からフーコック国際空港までは、約1時間程度で行くことができます。ハノイからも直行便が出ているのもうれしい点。ホーチミン、もしくはハノイで1泊~2泊、フーコック島で2泊程度。計4泊のベトナム旅行はいかがでしょうか。

おすすめの理由2:待ち望んでいた南国の気候。年間を通して常夏

IMG_0773.jpgオンランビーチでひと夏を過ごす

フーコック島は南国特有の熱帯気候を持ち、年間を通して乾季と雨期に分かれます。日本のように四季がなく1年中気温は安定していて、最低気温は20度以上、4月、5月最高気温は35度以上に昇ります。気温だけで言えば、1年中気にする必要はないでしょう。ベストシーズンは乾季の11月~4月となります。

雨期は6月~10月ですが、最も降水量の多い7月~9月を除けば、晴れ間の日も多く旅行も不自由なく楽しむことができます。また、雨期の時期は海水浴には適しませんが、そのほかラグジュアリーホテルでのホテルライフや、雨上がりの時間を狙ってベトナム初のサファリパークを楽しんだりと、旅の目的を変えることによってフーコック島旅行を満喫することができます。

おすすめの理由3:リゾート地化されていない

IMG_0458.jpgバクダン通りから見渡せるタイランド湾

フーコック島はプーケットやパタヤのように観光地化もされていなければ、リゾート地化もまだまだです。インフラ整備に着手したのはここ数年のできごとで、ようやく一般の外国人が旅行で訪れられるようになった程度。ただし、ユーンドン市北部には5つ星のリゾートホテルも建つようになりましたし、オンランビーチ沿いにはコテージが並び、静かな余暇を過ごすこともできます。

フーコック島の中心市街地であるユーンドン市は、レストランやナイトバー、ナイトマーケットなどがある最大の町ですが、しかしながらパタヤやバリ島のような繁華街はありません。クラブで踊ったり、夜遅くまで賑わうお店や煌びやかなネオン看板は見当たりませんが、その町に溶け込むような南国リゾートライフをおくることができます。「俗世から離れた静かな休日を」と考えている方には、これ以上にないリゾートアイランドとなります。

おすすめの理由4:ベトナムで最も美しい夕日が見れる

IMG_0933.jpg異国のサンセットは感慨深くなる

タイランド湾沖に沈む夕日は、ベトナムで最も美しいといわれています。国土の向き、立地柄、海に沈む夕日を見るのはなかなか難しいそうです。サンセットを眺めるなら、オンランビーチ沿いのレストランや、ホテル内のオープンエアレストランなどがおすすめ。うまくサンセットが眺められる方角に席が用意されています。

ただし、旅行者はみんな同じことを考えているので、日暮れ時刻付近になると、多くの観光客で満席になります。確実に席を確保したい方は、あらかじめ予約しておきましょう。自分の足で行ってもいいですし、宿泊先のホテルマンに代理で予約してもらうこともできるはずです。

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おすすめの理由5:ついシャッターを切りたくなる風景がいっぱい!

IMG_0342.jpg名もなき町で撮った一コマ

筆者がフーコック島に持ってきたカメラはEOS Kiss。フルサイズを持ってくればよかった......と少し後悔。町中を海沿いを歩いていると、ついシャッターを切りたくなるような風景に次々と出会うことができます。最近はスマホやデジカメでも美しい写真が撮れるようになりましたが、一眼レフと比べるとまだまだ。

大小の漁船が停泊する港町の風景や、シーフード屋台が並ぶベトナムらしい風景。見渡す限り透き通ったコバルトブルーの海に、そこに沈むサンセット。何気ない日常の風景も、日本人にとっては非現実的。すべてが新鮮で南国らしく、カメラは手放せません。これを機会に新しいレンズを用意したり、一眼レフデビューをするのもおすすめです。一生の思い出作りに一役買ってくれる大切なパートナーとなるでしょう。

次の目的地はベトナム最後の秘境フーコック島で決まり!

毎年国内外からの観光客が増加中のフーコック島。毎年のように新しい高級ホテルができています。ベストシーズンになるとほとんどのホテルが満室になるほど。フーコック島へ旅行される方の中で、個人で向かう人は航空券と一緒にホテルもできるだけ早く決めておくのがいいでしょう。次回の旅先は是非フーコック島で!

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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