この通りなくしてドンコイエリアは成立しません！「マックチブオイ通り」

ホーチミン旅行において、必ず知っておくべき通り、エリアというものがあります。ドンコイエリアは、ドンコイ通りをメインストリートに数多くの雑貨店やスパ、レストランが並ぶ旅行者向けの町並み。お洒落なショップと市民劇場やコンチネンタルホテルなどフレンチコロニアルの建築物も見られることから、「プチパリ」などと呼ばれています。今回紹介する「マックチブオイ(Mac Thi Buoi)通り」はドンコイエリアを語るに欠かせない重要な通り。多数の人気店を抱える通りは毎日夜遅くまで外国人観光客で賑わいます。

今回はマックチブオイ通りをご紹介します。

アクセス

ドンコイ通りとの交差点に当たる

市民劇場を拠点にショップが並ぶドンコイ通りを歩いてください。最初右手に折れるグエンティエップ(Nguyen Thiep)通り、次に左手に折れるドンユー(Dong Du)通りが見えてきます。マックチブオイ通りはその次の交差点です。右も左もお店が並んでいるので、どちらも往復したいところ。好きな方向から進んでみてください。

ホーチミンの「顔」となるストリート

ドンコイ通りと同じ道並みが続く

まず目に映るのは、エスニック系の洋服や、お洒落な雑貨群。女性なら胸をときめかせるお洒落ショップが軒を連ねています。老舗のお店はガイドブックに紹介される定番どころとなっているので、従業員もほとんどが日本語で対応してくれます。

ここで両替するのもおすすめ

ホーチミン市内で両替所を探す場合は、ドンコイエリアであればドンコイ通りとここマックチブオイ通りがレートが高いと評判です。ただし、近年日本円は乱高下の傾向にあるため、円を意図的に安くして換金を間接的に拒否するお店もあります。ですので、両替所で両替する場合は、最低でも2か所回ってレートを確認してください。心配な方は多少手数料をとられてもホテルで両替するのもありです。

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路上グルメも楽しみ！

いつもこの場所で売っている行商人

ドンコイ通りを歩く旅行者の中には、ホーチミン旅行初日の方も多くいます。ホーチミン観光の登竜門としてもドンコイエリアは人気。おそらく道端の行商人と出会うのもここマックチブオイ通りが初めてとなるでしょう。ノンラーを被って天秤棒を肩にぶら下げた、イメージ通りの行商人をみることができます。マックチブオイ通りでよく遭遇するのは、ワッフルとブンと呼ばれる麺料理を売るおばちゃん。試しに買ってみてもいいかも。

お洒落雑貨店でショッピング

雑貨店は何軒も梯子するのがお気に入りを見つける秘訣

近年の雑貨の傾向は、古くから売れている鉄板の定番商品を扱いつつも、そのお店だけでしか買えないオリジナルデザインの雑貨をメインにお客には勧めるのが流行っているようです。確かにガイドブックに毎回紹介されているような陶磁器や刺繍物、ポストカードなどはベトナムらしくて好まれていますが、みんなと同じものを買うのにためらいがある人もいらっしゃいます。そんな方は店員に「オリジナル雑貨ってありますか？」と訊ねてみましょう。きっと、ガイドブックやネットにも載っていない掘り出し物が見つかるかもしれません。

夜のマックチブオイ通りも魅力

交通量は日中よりも多くなるので横断に注意

夜の時間になると、会社を終えたベトナム人がドンコイ周辺に遊びに来るため、交通量が非常に多くなります。マックチブオイ通りも昼間とはまた違った雰囲気が漂いはじめます。マックチブオイ通りは突き当りでグエンフエ通りに当たります。グエンフエ通りは夜の時間になると、噴水のイルミネーションショーや建ち並ぶホテルやレストランが次々とライトアップされて非常に美観。現地人の若者の夜遊びスポットとなっています。

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ディナーをこの通りで食べるのもいい

マックチブオイ通りには外国人旅行者に人気のレストランもあります。ベトナム料理の名物が揃う「ゴールドフィッシュ」や、珍しいレバノン料理料理が食べられる「ワルダ」、アメリカ料理とクラフトビールが人気の「モルト」などベトナム料理だけではなく世界各国の料理に舌鼓を打つことができます。

[local, 91， 335]

欧米人マダムの行きつけ洋服店「ラム」

ひと際明るい光を放っているのは、洋服店「ラム」。5年前までは雑居ビルの片隅で小さく営業していましたが、2015年からマックチブオイ通りのメイン通り沿いに堂々と独立店をオープン。オーナーのMs.ラムがデザインするラムブランドは、在住欧米人に高い支持を得ています。その隣にある朱色の外観が貴重の「ラポティケア」は、地場の化粧品ブランド。3区にスパを構えていて、そちらは日本人観光客にも人気。このマックチブオイ通り店もメインは化粧品販売ですが、2階で簡単なマッサージを受けることができます。化粧品は日本人女性にも人気のオーガニックで、一部はフランスから輸入しているものもあります。