今回紹介する「レロイ(Le Loi)通り」は、市民劇場からベンタイン市場までを繋ぐメインストリート。旅行客は市内観光中何度も行き交う通りでもあるので、必ず覚えておきたいところです。
また、2016年現時点で、レロイ通りとパスター通りの交差点の傍で地下鉄工事中となっています。今後も工事域が拡大する見込み。徒歩やタクシーでどこまで歩けるかは工事の状況によって異なるので、当日現地で確認してください。※工事は2018~2020年まで続きます。
アクセス
市民劇場向かいの通り(工事中)を横切り、グエンフエ通りを超えた向こうに続く大通りがレロイ通りです。4車線以上あるので、バイクや車の量も多く、横断する際は注意が必要です。市民劇場からベンタイン市場へ向かうと仮定すると、左側にはサイゴンセンター(高島屋)やサイゴンスクエアと少しのレストランが並び、右手にはカフェレストランと雑貨店、路上屋台などが並んでいます。どちらも歩いてほしいですが、旅行者なら右側を最初に歩くといいでしょう。
お洒落なお店から昔ながらの商店まで
レロイ通りの魅力は、外国人旅行客で1日中賑わっていること。そして、お洒落な雑貨店やカフェチェーンが並ぶ中、昔から続く個人商店もまだまだ現役で頑張っていることも挙げられます。個人商店で店主が馴染み客と談笑している様子は微笑ましく、ベトナムらしく思えます。
写真のこちらは「FAHASA」というベトナム最大手の書店。本だけではなくオフィス事務機器まで揃っています。また、キュートなフォトフレームも揃っていますので、ベトナムで撮った写真を収めてみてはいかがでしょうか。小説では村上春樹氏、漫画では名探偵コナンやドラえもん、ナルトなどが人気の様子。
雑貨探しといえばドンコイ通りやパスター通りですが、レロイ通りも負けていません。店舗数は劣るものの、質のいい雑貨を扱う店が多く、例えば写真上の「ユイタン」はベトナムの伝統細工を扱う雑貨店で旅行客に人気です。十度重ね塗りした陶磁器や、南ベトナムがフランスに統治されていたサイゴン時代をプリントしたバッグなどはベトナム土産としてこれ以上にないほど重宝します。
レロイ通りを歩いていると、御覧のような路地に入る入口が。頭上には「TAKAPLAZA(タカプラザ)」という黒い看板があります。このような路地を見つけたら、一度入ってみてください。決して怪しくはありませんのでご安心を。
路地裏には古めかしいアパートメントやその下で営業する露店、ホテルに服飾店がぎゅうぎゅうに入っているタカプラザがあります。アパートの上階にはお洒落カフェや外国人に人気のベトナム料理レストランもあります。ベトナムの屋台でお馴染みのプラスティックの椅子に腰かけてジュースやビールを飲んで休憩するのも東南アジア旅行らしくていいですね。
2016年現時点でベトナムにはファミリーマートとミニストップがコンビニ市場に参入しています。ミニストップはファミリーマートよりも小規模ですが、イートインがほとんどの店舗に設けられていて、これがベトナム人に大好評。ベトナム人向けの一風変わったおでんやFFは試してみる価値があります。そのほか日用品も置いているので、足りないものはここで調達するのもいいでしょう。
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現地の若者と旅行者に人気のサイゴンスクエア
こちらはサイゴンスクエア。統一会堂のあるナムキーコイキア通りを南に下ったレロイ通りとの交差点に建っています。すぐ向かいに高島屋たオープンしたので、一時は客足が遠のくのではと危惧されていましたが、現状はいつもと変わらない大盛況振り。サイゴンスクエアは若者や旅行者向けなので、セグメントが違うのかもしれませんね。
ここでは流行りの洋服や、ちょっとした電化製品も売っています。スマホやパソコンの周辺機器なども人気です。
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高島屋があるのもレロイ通り
サイゴンセンター内に高島屋が2016年にオープン。中級から高級ブティックショップが並び、日系のレストランも多いです。週末は特にベトナム人でにぎわいますので、一度訪れてみてください。
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ベンタイン市場に到着~
市民劇場からベンタイン市場までは徒歩で約10分程度。十分歩ける距離ですし、道中並ぶお店に入ったりしながらであれば、あっという間に市場に到着します。
市民劇場からベンタイン市場までは、レロイ通りもしくはレタントン通りが直接つながっています。行きはレロイ通りから行って、市民劇場に戻るときはレタントン通りで帰るのもいいでしょう。
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