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クジラの村へようこそ!隠れ家ロッジ「ランカヴォイ」

ムイネーへはホーチミンからバスで行くのが近道。ホーチミン市から約6時間程度で行くことができる、砂漠と潮風香る港町です。今回紹介する「ランカヴォイ」は、隠れ家的ロッジとして外国人旅行客に密かな人気。ロッジは3棟しかありませんので、早めに予約しないと、ハイシーズンは部屋の確保が困難です。ムイネーの目抜き通り周辺にあるので、砂丘地帯や妖精の渓流といった観光スポットへのアクセスも楽々。


ランカヴォイの魅力をたっぷりと紹介します。

グエンディンチウ通りだから、アクセス良好

DSCN2779.jpg常夏のベトナムらしい風景に出会える

ランカヴォイの場所は、ムイネーのメインストリートであるグエンディンチウ通り。道中はレストランやカフェ、スパ、雑貨店、水着ショップ、ツアーデスクなどが並ぶリゾート地としての風景を堪能できます。バイクを借りれば、これらのお店にも簡単に行くことができますし、イエローサデューン妖精の渓流、ムイネー市場といった観光名所までもほど近い場所です。

[local, 107]

ただし、大通りに面しているのではなく、通りから一本路地裏に入った先にありますので、見つけるのに少し苦労するかもしれません。目前は海が広がっていて、海水浴はできませんが、砂浜を散歩するにはおすすめのスポットです。

ランカヴォイへようこそ♪

IMG_2707.jpgゲストハウスと記載あるが、かなりゴージャス

ランカヴォイ(Lang Ca voi)は、「Lang=村」、「Ca voi=くじら」。つまり、クジラの村という意味です。英語だと「ホエール・ヴィレッジ」として親しまれています。なぜくじらかというと、3棟のロッジの前にあるプール。この形が実にくじらだからです。実際その目で確かめてください!

敷地内はロッジとプール、そして管理事務所だけと非常に狭いですが、路地を抜けて通りに戻ると、道端に露店やパパママストアなどがありますので、日用品の買い出しは徒歩圏内です。また、何かあったときは、事務所にいる管理人を頼りにしますが、不在のときもあるので、予約するときに電話番号はしっかりと控えておきましょう。オーナーは近所に住んでいるので、管理人を呼び戻してくれます。

南国バカンスを

IMG_2710.jpgプライベートを守ってくれるのが嬉しい

3棟のロッジの間はガーデニングの障害物があるので、簡単にうかがうことができません。プライベートに配慮した作りなのでご安心ください。玄関前(プールそば)にはデッキチェアがあるので、ここで日光浴をするのもいいでしょうし、読書に耽ったり、プールで泳ぐときに利用することもできます。

もともとムイネーの海は外国人旅行者にとっては、海水浴場としてはちょっと波が荒かったり、汚かったりと物足りない印象があります。港町なので、海水浴というよりは、オーシャンビューを楽しむに徹するのがおすすめ。海沿いを散歩したり、ホテルから眺めたり、夕日が海に落ちるサンセットを遠くから見物しましょう。

清潔な寝室

IMG_2675.jpg広々としている。ベッドも大きい

客室内は広々とした空間です。ベッドはクイーンサイズ(ダブルとキングの間)で、ソファ、テーブル席、テレビ、ミニバーもついています。
空調管理もされていますが、天井に回るシーリングファンだけでも意外と涼しく感じます。日中は窓から斜光が差しこみ、ほどよい明るさ。窓から望める景色はプールビュー。窓辺に頬杖をついてボーッとした時間をおくりたくなります。

ベッドは大の大人が3人は寝そべることができるほか、蚊帳がついているのでロマンティック&虫よけ効果も抜群です。

独立したシャワールームとジャグジー

IMG_2682.jpgシャワーとバスが完全独立型の宿泊施設はほとんどない
IMG_2680.jpg二人は余裕で入れる

寝室の奥はバスルームとなっています。洗面台にはアメニティが揃っていて、そのそばには独立型のシャワールームを配置。プールや海でひと泳ぎしたあと、観光で汗を流したあと、砂丘で砂まみれになったときは、ひとまずここに戻って、シャワーで体を洗いたいところですね。南国のムイネー旅行では、滞在中何度もお世話になります。

そして、シャワーの向かいに設置されているのがバス。ただのバスではなく、ジェットバスです。バスルームは光が届かない間取りなので、昼時も薄暗いです。しかし、浴槽についているボタンを押してみてください。七色にバスが光り、水が体めがけて噴射します。夜に恋人と入れば一層ロマンティックな時間を過ごすことができます。

2階はキッチン完備

IMG_2702.jpg子連れ家族にもおすすめ

階段を上がった2階はキッチン付きのバルコニー。テーブル席とハンモック、デッキチェアも完備していて、ランカヴォイの敷地内を見渡すことができます。海沿いを散策していると、その日揚がった魚介を安く買うことができますので、それらを買って、ここで調理するのも南国バカンスの雰囲気があっていいですね。

フライパンやお皿、スプーンなど食器類は一通り揃っていますが、調味料は一切ありませんので、凝った料理よりは、フライパンで素焼きといった調理がおすすめ。魚や貝類、タコやイカといった魚介類がいいでしょう。それじゃあ満足できない、肉や野菜も欲しいという方は、グエンディンチウ通り沿いにある露店やパパママストア、もしくはその先に建つムイネー市場で買い物するようにしましょう。

夜のランカヴォイも幻想的

IMG_3129.jpgパートナーとしっとりとした時間を

夜は20時くらいまで、くじらの形をしたプールが幻想的に光り輝きます。この夜のプールを泳ぎたくはありませんか?ムイネー旅行における、ひと夏の贅沢な思い出を作ることができます。それ以降はプールの光も消え、辺りはひっそりとした薄闇の時間が訪れます。

広々とした寝室でアルコールに酔いながら談笑に耽るのもいいですし、2階のバルコニーでハンモックに揺られながら、食事をするのもいいでしょう。リゾートらしいゆっくりとした時間を満喫してください。

<DATA>

名称:ランカヴォイ(Lang Ca voi)
住所:224 Nguyen Dinh Chieu St. Muine
電話番号:094-515-9854

[local, 628, 302, 24]

著者プロフィール

著者写真

ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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