2015年に改修工事が終わったグエンフエ通りは、現在では歩行者天国として新たな観光スポットに生まれ変わりました。もともとグエンフエ通りにはお洒落カフェをはじめ、レストランやバー、ホテルなどが並ぶ人気の通りでしたが、現在は一層旅行者が行き交っています。今回紹介するカフェは、その一角で小さくオープンしています。
ちょっと入りずらいですが......
旅行者は中に入りずらいのが難点写真上の古めかしい建物の4階に、当該カフェは営業しています。間口が狭い入口は薄暗く、また中はバイクの駐車場になっているため、旅行者はちょっと入りずらいですね。入口を進むと、エレベーターが右手にありますので、それで4階に上がってください。かなりゆっくりとしたエレベーターです（苦笑）
看板からしてお洒落な予感が4階へ上がり、左側の細い通路の先に佇んでいます。ドア上には写真右のように洒落た店看板があります。店名は「パーティー」。イングリッシュ・ティー・ルームとの横書きもあります。入口では靴を脱いであがってください。
乙女心くすぐる内装
旅行者の姿も見かける内装は西洋の洒落た自宅部屋のようで、アットホームな雰囲気があります。面積は狭いですが、テーブル席が少なく、また中央にスペースを比較的広くとっているので、ぜんぜん窮屈な感じはしません。カラフルなテーブル席とソファ席が設けられていて、男女のカップルや女性同士でくつろぐには最適の空間です。
ソファ席は早い者勝ちどっかりと腰を下ろせるソファ席が一番人気。大小のクッションもついているので、抱きながらティータイムをおくるのも優雅。西洋の香りがする内装は、ベトナムにいることを忘れると同時に、プチパリ気分に浸らせてくれます。
友人同士ならテーブル席がおすすめ男性同士、もしくは男女の友人同士であれば、テーブル席がいいでしょう。壁にかけられてあるヨーロピアンなアンティークを愛でるのもいいですし、店奥のカウンターテーブルでグエンフエ通りの町を見下ろすのもおすすめです。
他の店とココが違う！
種類が多いので、選ぶのに時間がかかるかもパーティーが他のカフェとは異なるのが、注文の仕方にあります。まず、メインとなる紅茶を選ぶのですが、メニューから選ぶのではなく、棚にある小瓶からチョイスします。小瓶のコルクを開けて、一つ一つ香りをあおいでください。茶葉の種類は数十に及びますので、じっくりと選んでください。
カップは気分で選ぼう茶葉を選んだあとは、カップも自分で選びます。英国から直輸入したものも多く、選ぶカップは非売品ですが、ティーセットは約2500円程度で販売しています。
自分で決めきれない場合は、スタッフがお客の服装や顔つきなどから考えて選んでくれます。一つのティーポットで二人分くらいあるので、注文は一つでいいでしょう。カップは二人分選ぶことができます。
自家製ケーキもおすすめ
甘いケーキが多いベトナムの中では、さっぱりしていて日本人の舌にも合う自家製ケーキはスタッフが一つ一つ手作りで作っているので、どれも売り切れ御免。筆者のおすすめは、ビターな味が好みの方にはティラミス。ベトナムらしさを感じたいのであれば、柑橘系のパッションケーキがおすすめ。どちらも美味なので、いっそのこと両方頼むのもいいかも。
午後のひと時はパーティーで
気品あるティータイムを散歩中、突然のスコールに見舞われた場合や、観光に疲れたとき、そんなときに立ち寄ってほしいのがこちらのカフェです。ベトナムといえばコーヒーですが、こちらもお洒落で捨てがたいです。ベトナムのカフェは、雰囲気で選ぶのがポイント。カフェ巡りの選択肢として、検討してみてください。
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名称：パーティー(Partea)
住所：4F 42/73 Nguyen Hue St. P.Ben Nghe Dist.1
営業時間：8:00〜22:00
