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ダナンでツアーに参加するときのポイントと注意点

近年ベトナムの観光地で最も人気が右肩上がりとなっているベトナム中部地方のダナン。2010年代前半は5万人程度の日本人旅行者数でしたが、後半以降はなんと12万人以上の日本人が毎年ダナンやホイアンに訪れています。そんなリゾート開発真っ最中のダナンでは、日本人向けのツアーも続々と登場しています。そこで、今回は現地のツアーに参加するときのポイントと注意点をご紹介します。

郊外エリアは宿泊プランも検討に入れる

IMG_3800.jpgフォンニャケバンの洞窟内部

ここ10年で著しい発展を遂げているダナンは、毎年のように各旅行会社は新しいツアープランを打ち出しています。現地ツアーは多種に及び、最近はダナン&ホイアン以外の遠方地域のツアーも増えてきています。多くの旅行会社ではフエやフォンニャケバンといった観光地へも日帰り観光を実施していいますが、旅行者におすすめしたいのは「一泊プラン」です。遠方エリアの人気の観光地は「フエ」と「フォンニャケバン」の2箇所ありますが、ダナン発の場合、フエまでは3時間、フォンニャケバンまでは6時間かかってしまいます。往復の移動だけで半日費やすため、現地でじっくりと観光している時間はありません。

DSCN8381.jpg世界遺産フエのミンマン帝廟

フエもフォンニャケバンも共にベトナムで人気の世界遺産となりますし、現地ではお土産の買い物や下町グルメも体験してほしいところ。町巡りもできなく、バスに乗って名所をひたすらめぐるだけだと、満足度よりも疲労の方がたまってしまいます。日本人はあまり利用しませんが、欧米人の多くは現地に滞在する1泊以上のツアーが大変人気です。当サイトのベトナム王に掲載しているツアー会社はすべて専用車によるプライベートツアーのため、カスタムプランができます。是非一度問合せしてみてください。

ダナンだからこそ、混載よりもプライベートツアーに参加する

DSCN8324.jpgツアーガイドを独占できるのも魅力

ダナンはいまではベトナムで最大のリゾートエリアとなります。ダナンに訪れる日本人旅行者の多くは、5つ星のホテルライフやビーチリゾート、ホイアンの世界遺産散策などに憧れてやってきます。そのようなリゾート旅行の場合はツアーに参加するのであれば、堅苦しく、参加者に気を遣う必要のある混載ツアーはおすすめできるものではありません。ベトナムの混載ツアーは大型バスではなく、普通のワゴンタイプが多いため、天井は低く窮屈。また、食事も一人分ずつ用意されているわけではなく、大皿に盛られた料理をみんなでシェアするといったものが定番。せっかくのリゾート感も台無しではありませんか?

IMG_1792.jpg夜のホイアンツアーが人気

ダナンは市外に海が広がる南国感抜群の町並みを散策できますし、ホイアン旧市街はカラフルなランタンと昔懐かしい旧家が建ち並ぶ幻想的な町。団体でぞろぞろと歩いて回るのは雰囲気に合いません。プライベートツアーはちょっと割高になりますが、その分車とガイドを独占できるため、豪華な旅を保証します。

ホイアンは個人散策とツアー両方を体験して

IMG_9371.jpgホイアンの目抜き通りチャンフーストリート

ダナン旅行のメインとなる世界遺産のホイアン旧市街。昼と夜とではまったく違った雰囲気を楽しむことができます。しかし、昼間の観光では注意点もあります。ホイアンの名所に入場する際には、入場券が必要となりますが、これは5枚1セットで購入可能。言い換えれば5箇所に行くことができるのですが、旧市街に点在する名所は全部で20近くあります。初めての旅行者がその中からおすすめの5箇所をピックアップするのは非常に難しいところがあります。そのため、昼間の観光はツアーに参加するのがおすすめです。

IMG_9395.jpgホイアンの夜はレストランでまったりと

ホイアンの観光名所はどこも18時で閉館します。そのため、夜のホイアン散策は昼間とは打って変るのがおもしろいところ。夜のホイアンでは、レストランやカフェでアルコールを飲みながら外の雑踏を眺めて情緒に浸ったり、灯篭流し体験、ナイトマーケットの散策、ナイトショーの鑑賞などが主な見どころ。個人で自由に動くのが満足度が高くなるポイント。しかし、ナイトショーや灯篭流しなど、チケットの購入や売り子との交渉に不安がある方は、先にご紹介したようにカスタムプランでプライベートツアーに参加するのがいいでしょう。

半日観光がおすすめ

IMG_8086.jpgミーケービーチ周辺も最近はお店が増えて散策し甲斐がでてきた

ダナン旅行ではダナン市街はもちろん、ホイアンやミーソン遺跡、遠方のフエやフォンニャケバンなど、人気の観光地がたくさんあります。日本人の平均旅行日数は4~5日間なので、この旅程では到底網羅はできません。ツアーは非常に効率的でいいとこどりをしてくれるのですが、丸1日費やすとなると、自分の時間が制限されてしまいます。できれば半日ツアーを滞在中1~3つほど参加するのが、有意義な旅をおくれるポイントとなります。

ツアーを利用して南国バカンスを楽しもう

日系の旅行会社であれば、日本からウェブサイトで予約することができ、当日はきちんと宿泊先ホテルに迎えに来てくれます。滞在中すべてをツアーに頼ってしまうと、ホテルライフやビーチを楽しむことができなくなりますが、要所ごとにツアーを利用するのは非常におすすめです。

ベトナム王ではプライベートツアーを重視しており、催行ツアーはほぼすべてが専用車。さらに車とガイドだけをチャーターして、自分だけの旅程を作ることもできます。是非一度体験してみてください。

>>ダナン&ホイアンの現地ツアー

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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