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ランコー村のラグーンレストラン「ランチャイ」でシーフードを堪能

ダナンから車で30分から40分ほど北上したランコー村は、フエに行く道中に立ち寄ることができる、知る人ぞ知る漁村。そのランコー村の傍には南シナ海の海水が流れ込む礁湖、いわゆるラグーンがあります。ベトナム人や欧米人ツアー客に密かに人気のスポットです。

そのラグーンは美しい山々と湖を眺めることができる景勝地で、今回ご紹介するのは、その湖に溶け込む絵画のような海上レストラン「ランチャイ」。日本人客も時折訪れる人気のレストランです。

アクセス

IMG_7373.jpgベトナムの大衆レストランらしい外観

こちらのラグーンは「ラップアン(Lap an)」と呼ばれる礁湖。ダナンからタクシーで行くことができます。ランコー村まではさらに車で10分ほど走ることになりますが、ツアー団体客はこのラグーンだけを観光している様子ですし、筆者もそれでいいかと思っております。

もし、のどかな漁村の町も散策したいとのことであれば、タクシーにランコー村まで連れて行ってもらいましょう。

IMG_7411.jpg湖にかかる桟橋を歩くと、正面に広がるレストラン

湖上レストランはこのラグーン沿いにいくつかありますが、最も清潔で外国人旅行者向けなのがこちらのレストラン「ランチャイ」。

ラグーン沿いを歩いて、湖上に突き出るように建つレストランの中で最も見た目が綺麗なレストランです。

湖上のレストラン「ランチャイ」

IMG_7414.jpg美しい山がそびえる

他のレストランは主にベトナム人向け。見た目も店内も衛生的な様子はなく、また、英語の分からないスタッフしかいないため、やはりこちらのランチャイがおすすめです。

IMG_7415.jpgベトナムらしい雰囲気

店内は御覧のようなベトナムらしい大衆レストラン。毎日ベトナム人と外国人観光客でにぎわっていて、昼時は特にいっぱい。

しかし、スタッフもたくさん待機しているのでご安心ください。どんなに客で詰まっていても、オーダーしたら10分15分程度で運ばれてきます。

やっぱりシーフードは外せない

IMG_7432.jpg生け簀の魚介。自分で選べる

メニューは100種以上にも上り、サラダ、スープ、肉類、魚介といずれも充実。とはいっても、やはり外せないのがシーフードですね。

入口傍には御覧のような、たらいに活けられた魚介が泳いでいて、これらすべて自由に選ぶことができます。ダナンで食べるよりも数割安いですし、魚介はどれも大振り。是非心行くまで食べていってください。

ちなみに、おすすめは魚と貝。魚を一種、貝を2種ほど選び、あとはメニューからサラダやご飯、麺類を頼むといいでしょう。

IMG_7377.jpgラグーンの美しい光景

料理が運ばれるまでの間は、美しいラグーンの風景に心癒されましょう。湖に浮かぶ漁船、湖と並行して広がる白浜、その背後には薄霧がかかる山々。まるで絵画のような風景をどこの席からも眺めることができます。

リゾート開発が進んだダナン市街地では、見ることができない風景ですし、そもそもラグーンは中部でもそれほど多くあるわけではありません。外国人が気軽に行ける場所はおそらくここだけ。是非異国の自然を楽しんでいってください。

IMG_7430.jpg味付けは店に任せよう

本来ならば味付けも客が決めることができるのですが、ベトナム語でのやりとりとなるため、旅行者は基本的に店側に任せる形でいいでしょう。

IMG_7417.jpg日本にはない貝の種類も多い

油ネギ炒め、タマリンド炒め、蒸し、焼きなどいくつかありますが、魚介の種類によって最適な調理法は異なりますので、店に任せるのが間違いありません。

ランチャイでゆっくりとした時間を満喫しよう

レストラン「ランチャイ」は、ベトナムらしいレストランの雰囲気を楽しみ、美しいラグーンの風景を眺めながらシーフードに舌鼓を打てる人気の店。ランコー村観光の際は、是非昼食にランチャイをご利用ください。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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