ベトナムのリゾート都市といえばニャチャン。南国らしいヤシの木がチャンフー通り沿いにどこまでも並び、その傍には雄大なニャチャンビーチが広がっています。南北に走るチャンフー通りと東西に走るレタントン通りが観光の中心だとすると、北部エリアと南部エリアに観光エリアを分けることができます。
今回は南部観光および郊外エリアの半日観光の模様をご紹介します。
[local, 409]
アクセス

南部エリアの観光は自転車、バイク、タクシーともにおすすめできます。いずれのスポットも一本道で、ただただひたすらチャンフー通りを南に下るだけ。道に迷う心配もありませんし、それほど急な坂もありません。サイクリングがてらレンタル自転車で行くのもいいかもしれませんね。
ただ、今回紹介するようなヴィンパールランドや離れ小島へ行く場合は、駐車場に半日停めることになるので、盗難に注意。しっかりと鍵をかけてくださいね。
宿泊施設とツアーデスクが並ぶ

チャンフー通りの北側は主に高級ホテルやレストラン、カフェなどが並んでいますが、一方南側はそこまで発展をしていなく、ローカルらしい素朴な風景も随所でみることができます。バックパッカーやベトナム人が行くような安宿ゲストハウスやドミトリーもみることができますし、現地発のツアーデスクもいくつかあり、欧米人が経営しているところもあります。
ニャチャンのオプショナルツアーで人気なのはダイビングなどのマリンスポーツやヴィンパールランド、離島ツアーなどですが、日本から申し込むのは少々難しいところもあります。そんなときは現地のツアーデスクにお世話になるといいでしょう。
南部&郊外エリアは一つの観光地に絞っていく

南部&郊外エリアは、北部エリアと異なり観光スポットが複数密集しているわけではなく、基本は一つの観光地に半日楽しむこととなります。
例えば午前中にヴィンパールランドを楽しんだあとは、一休みして午後に離島ツアーに行くこともできるでしょう。多少ハードですが、その分自分たちだけでは楽しめないところに連れて行ってくれるので、いい思い出となります。
8:00~13:00/13:00~18:00 ヴィンパールランドへ行こう

ヴィンパールランドはニャチャン市街地をひたすら南方へ進むと見えてくる離島。ケーブルカー、もしくはボートで行くことができますが、おすすめは景色も絶景なケーブルカーです。ヴィンパールランドは離れ小島にできたアミューズメントテーマパーク。
半日から1日楽しむことができ、また5つ星のリゾートホテル「ビンパール・ニャチャン・リゾート」もあります。ラグジュアリーなホテルを子供と一緒に過ごしたい、という方にはこちらもおすすめです。
[local, 61]

ヴィンパールランドには複数のエンタメゾーンがあります。いずれも子供が楽しめるスポットがたくさんあるので、半日で遊びつくせないという方は、1日かけて行くのもいいかもしれません。ちなみに、屋外エリアでは入場すぐに観覧車やジェットコースターなどが姿をみせます。人気のアトラクションはバイキング。さらにメリーゴーランドやコーヒーカップなど、小さなお子さんでも楽しめるアトラクションも充実しています。

ヴィンパールランド最奥部のウォーターパークは複数種類のプールを楽しむことができるほか、海での海水浴も可能。海辺はそれほど人の姿は見られませんし、白い砂浜にパラソルが並び、リゾート気分を満喫するにも十分です。
またプールでは水着だけではなくビート版や浮き輪などももレンタルすることもできるので、手ぶらで行くことができるのも魅力です。すべて回ろうとすると半日では無理なので、行きたいアトラクションをいくつかピックアップして、その後は後ろ髪引かれる思いかもしれませんが、ウォーターパークへ向かうといいでしょう。
[local, 683]
8:00~13:00/13:00~18:00 離島ツアーに参加しよう

離島へ行く方法はツアーしかありません。チャンフー通り南方、ヴィンパールランドへ行く道中に船着き場がありますので、直接行くのもいいですが、ホテルやツアーデスクから申し込めばホテルピックアップもついてくるので、そちらがおすすめ。料金はほとんど変わりません。
離島ツアーは半日ツアーと1日ツアー両方毎日催行しているほか、参加者用のボートは皆で行く混載か、プライベートボートのいずれかを選ぶことができます。プライベートボートは混載と比べると数倍値段が高いですが、その分自由が効きますし、船上BBQはまさにリッチなリゾートタイムです。

離島ツアーでは、主に下記を楽しむことができます。
1、水族館
2、魚や亀のエサやり
3、海上レストラン
4、船上で食事
5、お椀ボートやジェットスキー、シュノーケリング※ダイビングはライセンスが必要
6、船上でライブを楽しむ(混載ボート)
などです。混載ボートは20~30人乗りで、どちらかというと若年層向け。みんなでワイワイ楽しみたい方やファミリーでおすすめです。一方集団行動が苦手な方や中高年世代の方は、思い切ってプライベートボートを手配するのもいいでしょう。ベトナム価格なので、それほど高くはありません。
子連れならヴィンパールランド、それ以外なら離島がおすすめ
小さなお子さんの場合、離島ツアーは船酔いが心配です。また、もし泳げないのであれば、楽しさは半減。一方ヴィンパールランドであれば、ウォーターパーク以外にも楽しめるアトラクションが満載ですし、子供と大人一緒になって楽しむことができるので、家族の貴重な思い出に一役買ってくれるでしょう。
是非ニャチャン南部半日観光の参考にしてみてください。