ベトナムを旅先に決めた方は、もしかしたら他の東南アジア諸国も最初は視野に入れていたのではないでしょうか。タイやマレーシア、シンガポールなどは日本人に人気の都市ですし、旅費も似たようなもの。東南アジアは陸続きですし、隣国は距離が近いため、飛行機で行けば時間も費用も抑えて行くことができます。
そこで、今回はホーチミンから複数都市を周遊したい欲張りな方のために、一押しの各都市とアクセス方法をご紹介したいと思います。
カンボジアのプノンペンまではバス旅で
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ホーチミンに住んでいる日本人および外国人。もしくはバックパッカーの旅をする外国人にとって、人気の都市がプノンペン。ちょっと前までは各ガイドブックではベトナムとカンボジアは同じ冊子で紹介されていましたね。カンボジアはベトナムと陸で国境を接する国で、人気なのは世界遺産アンコール遺跡。同遺跡があるのは北部シェムリアップで、プノンペンは南部の首都となります。ホーチミンからだと、プノンペンの方が近くです。
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ホーチミンからプノンペンまではバスが便利。まずモクバイ国境まで約90分、カンボジアに入国し、さらにバスで3時間でプノンペンのダウンタウンに行くことができます。カンボジアはシェムリアップが注目されがちですが、プノンペンも食べ歩き処や観光名所はいくつかありますので、一泊の滞在がおすすめです。
空路で行くホーチミン発シェムリアップの旅
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2か国2都市周遊で最も高い人気を誇るのが"ホーチミン&シェムリアップ"です。ホーチミンを満喫したあとは、空路でシェムリアップへ。世界遺産アンコール遺跡群を見学して回ります。バスでも行けないことはありませんし、バックパッカーの多くはホーチミンからバスに乗り、プノンペンを経てシェムリアップに向かいます。しかし、往々に日本人旅行者は滞在期間が短いので、バスよりは空路が便利。所要時間は1時間程度です。
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シェムリアップの観光名所は大きく分けて2つ。1つは世界遺産に指定されているアンコール遺跡群。最も有名なのはアンコールワットですが、実は世界遺産はこれだけではなく、周辺の遺跡群も含まれています。1日2日ですべてを見て回るのは困難なので、アンコールワットとトムの2つは最低見ておけばいいかと思います。
もう1つの見どころは夜に開かれるナイトマーケット。市街地一帯がマーケットとなり、メインストリートのパブストリートエリアにはレストランやバー、屋台などがたくさん並んでいます。
ホーチミン・バンコクの2大定番都市を巡る
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日本人の間で絶大な支持を誇るのがタイのバンコク。ホテルや飛行機の予約を扱うエクスペディアの日本人渡航先ランキングの発表によると、バンコクは2015年度は2位、2016年度は3位と上位でした。そのバンコクまではホーチミンから空路で1時間程度。カンボジアの隣に位置するので、ホーチミン→シェムリアップ(もしくはプノンペン)→バンコク→ホーチミンといった3都市周遊も十分可能です。
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バンコクは観光都市としてインフラが完成されているので、滞在日数に応じた観光プランを容易に考えることができます。ただし、メインはベトナム旅行となるので、比重はあくまでもホーチミンにおくのがおすすめ。物価もベトナムの方が安いので、バンコクではショッピングよりも本場のタイ料理や観光名所巡りを楽しむのがいいでしょう。
ホーチミンからたったの2時間で行ける!マレーシアのクアラルンプールを散策
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こちらも日本人には定番。マレーシアの首都クアラルンプールとなります。ホーチミンから飛行機でわずか2時間で行くことができます。また、マレーシアは格安航空会社最大手のエアアジアを所有していて、ホーチミンからももちろんデイリー運航しています。時期によっては往復で数千円で航空券を入手することもできますので、要チェックです。
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クアラルンプールは大都市ですが、それほど多くの名所があるわけではありません。ショッピングはホーチミンで済ませるとしたら、アラブ料理を堪能したり、市内散策に徹するのが吉。また、国内線で50分程度の距離にペナン島と呼ばれるマレーシアで最も華人が多く暮らしている島があります。こちらも日本人には人気の観光エリアです。クアラルンプールに1日、ペナン島に1日の計2日滞在してみるのはいかがでしょうか。
女性に人気!ホーチミン&シンガポール
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マレーシアと同様、ホーチミンから飛行機で2時間で行ける都市がシンガポール。国土はわずか日本の23区ほどの大きさなので、その気になれば1日で一周することも可能。セントーサ島やユニバーサルスタジオは外国人観光の定番ですし、ショッピングであればオーチャードやリトルインディア、アラブストリートが王道です。町全体が清潔に保たれていて(渋滞はひどいですが......)、日本人の間では女性旅行者に人気があります。
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シンガポールの夜は高層ビルのライトアップで彩られて非常に美観。ビル屋上で営業するスカイバーでカクテルを鳴らすのもいいですし、ナイトサファリで動物と触れ合うのもおすすめ。同じ東南アジア諸国でありながら、ホーチミンとはまるで異なる異国の雰囲気を満喫することができるでしょう。
2か国周遊は東南アジア旅行者の定番
せっかく陸続きの東南アジアに来たのだから、1都市1各国だけとは言わず、複数か国跨いでみるのがいいでしょう。事前に行く場所を検討しておけば、1日2日でも十分楽しむことができますし、それほど弾丸旅行になるわけでもありません。これからホーチミンへ向かわれる方は、プラスアルファで一か国足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。