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バックパッカー街のすぐ傍にオープン!「タカプラザ2号店」

バックパッカーが行き交うファングーラオ通りの右手の広場にできた巨大な地下施設「タカプラザ」の2号店。タカプラザといえば、レロイ通りの路地奥に建つファッションプラザとして、現地のベトナム人に非常に人気のスポットです。サイゴンスクエアのようにごみごみしていないので、旅行者も探索しやすいのですが、立地がいささか目立たないところにあることから、ガイドブックにもあまり紹介されていませんでした。

今回紹介する2号店は、市内中心のど真ん中かつ、大きな商業施設で非常に目立ちますので、日本人旅行者にもおすすめできるショッピングスポットとなります。それではタカプラザ2号店をご案内したいと思います。

アクセス

IMG_4095.jpg地下施設となるので天候に左右されない快適なショッピングを楽しめる

場所は1区の中心。ベンタイン市場を起点に、バックパッカーの町ファングーラオ方面へと歩きます。ファングーラオ通りの右側の公園のような広場に建つ大きな商業施設の地下街にタカプラザがあります。ベンタイン市場から歩いて5分~10分程度で到着します。レライ通りとファングーラオ通りの間に挟まれているので、レライ通りからでも行くことができます。いずれも観光客御用達の目抜き通りという立地が魅力ですね。

市場気分でショッピングを楽しめる!

IMG_4101.jpg平日は比較的空いている

タカプラザ内は御覧のような清潔な通路の両脇に所せましとアパレルブースが並んでいる構成。意図的に道に迷いやすくしているようで、探索のしがいがあります。お店の多くは2m×2mの小さなブースで試着室がないところがほとんどなので、体に当ててサイズを確かめてください。

IMG_4100.jpg値段はリーズナブル。さらに交渉も可能

実際筆者もじっくりと見て回ったのですが、平日は比較的空いていて、土日の休日は午後から込み合います。タカプラザ自体現地人には知名度の高いスポットなので、いまのところ7割が現地人で3割が外国人といった雰囲気です。

洋服はメイドインベトナムが多く、タイや韓国も一部ありますが値段は少し高め。中には日本の化粧水を売るブースもありました。ちなみに洋服の値段は10万ドンから50万ドンの幅。日本円にすると500~2500円。写真上中央の白いロングカーディガンはメイドインベトナムで15万ドン。韓国製だと1.5倍から2倍程度高くなります。また、これはベトナムの市場やファッションプラザ全般に言えることですが、洋服には品質表示タグがありませんので、洗濯方法は手触りから生地を判断してご自身で決めるほかありません。

洋服以外にも注目したい

IMG_4105.jpgリュックサック。何かと荷物が増える海外旅行。追加で購入していく人も多い

「お土産買いすぎて、バッグに入りきらなくなっちゃった」という旅行者も少なくないでしょう。リュックサックを売るお店もたくさんあります。スーツケースは日本人意外はあまり使わないので、売っているお店は少なめ。リュックは小型のものから、バックパッカー用の大きなものまで種類は豊富。値段も20万ドン(約1000円)から50万ドン(約2500円)程度と安いので、長く使えないにしろこの旅行期間中は問題ないはずです。ちなみにブランド物の偽物ではノースフェイスが一番多いですが、同ブランドの特徴である防水機能がないので、ご注意ください。

IMG_4112.jpgバッグはノーブランドがおすすめ。偽物はご用心

すでにご理解いただいているかと思いますが、直営のブランドショップ以外で売っているブランド品は99%が偽物となります。値段を確かめればすぐに分かるかと思います(ありえないほど安いので)。偽物は必ず日本の空港で捕まって没収されますし、量が多いと事情聴取の対象になりますので、くれぐれも購入はしないように(自己責任で)。こういった服飾アイテムでおすすめなのは、ノーブランド品。ベトナムや東南アジアらしいデザインのバッグも安く売っています。

また、財布も安くておすすめ。意外と丈夫なので長持ちします。中国もしくはベトナム産が多く、両国の紙幣は日本の紙幣よりもサイズが小さいので、お札入れも小さい場合があります。実際日本の紙幣を入れて、入るかどうか確かめてください。また、ベトナムは硬貨がほとんど普及していないので、財布に小銭入れがない場合もあります。使用用途はよく考えた方がいいかもしれませんね。

タカプラザ以外にも施設は充実

IMG_4089.jpg地下街だが天井が高く広々としている

この地下商業施設は、「センスマーケット」という名称で、地下街にはタカプラザ以外には「外貨両替所」、「レストラン」、「ミニスーパー」、「フードコート」があります。すべて地下ワンフロアで構成されているので、迷うことなく歩くことができます。数ある施設の中で旅行者に利用してほしいのはフードコート。

IMG_4113.jpgお洒落でモダンな雰囲気

こちらがフードコート。20ほどのお店が並んでいます。お店の多くはベトナム料理店ですが、中にはタイやインドといったアジアン料理を扱う店も見られます。ベトナム料理ではフォーやブンといった麺類や南部名物バインセオ、北部で人気のオック・フォー、生春巻きといった定番料理が揃っています。

IMG_4121.jpgスイーツのチェー

こちらはベトナムスイーツでお馴染みのチェー。選べる具は10種類以上にも及び、好きなものを好きなだけチョイスできる仕組みです。見たことも食べたこともないスイーツがほとんどですので、とりあえず気に入ったものを3~4種類くらい選んでみてください。

料理もスイーツも値段は4万ドン(約200円)から7万ドン(約350円)が相場と安いので、ランチはここで楽しむのもおすすめできます。また、施設周辺にもビアクラブやカフェなどが続々とオープン予定なので、バックパッカーの町を楽しむついでに、タカプラザを含むこちらの施設も探索していってください。

<DATA>

名称:センスマーケット(タカプラザ2号店)Sense Market(Taka Plaza 2)
住所:Sense Market, Khu B Cong Vien 23/9 Dist.1
連絡先:(08) 39 300 979

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著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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