これからベトナム旅行を検討している人、東南アジア旅行を計画している人におすすめの「ベトナムに安く行けるシーズン」と安く行くポイントを詳しく解説します。ベトナムは地域によってベストシーズンが異なるので、単に安いだけではなく行き先も吟味が必要ですよ。
円安のいまは物価の安い東南アジアがおすすめ！
旅は搭乗から始まっている。いつも胸が躍る海外旅行昨今は度重なる世界情勢の混乱によって、歴史的な円安となっています。他の外国為替からみても円の独歩安の状態が続いていて、どこの国へ行ってもコロナ以前の3～4割程度割高感があります。
そのため、少しでも旅費を節約して海外旅行を計画するのであれば、元から物価が日本より安い東南アジアを目指してみてはいかがでしょうか。
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ベトナム旅行のベストシーズンは地域によって異なる
世界遺産ホイアンにて一昔前までは東南アジアと言えば物価が何もかも安く、安価に行ける海外旅行先の定番でした。しかし、近年は東南アジア各国も発展し毎年2～7%のインフレが続いているため、以前より安くは感じないかもしれません。
その中でもインドシナ半島に位置するベトナムは、日本の物価から見てもまだまだ安く感じる数少ない国と言えます。ただし、旅先をベトナムに決める際は、「どこの地域に行くか」の吟味が必要です。
ベトナムは北部・中部・南部で気候とベストシーズンが違う
日本人旅行者に人気の北部ハノイ・中部ダナン・南部ホーチミンですが、実はいずれの地域もベストシーズンが異なります。
ハノイのある北部エリアは温帯気候となり、11月～4月が雨が降らない乾季となり、またベストシーズンです。
ダナンのある中部エリアは熱帯モンスーン気候となり、2月～7月が雨が降らない乾季となり、またベストシーズンです。
ホーチミンのある南部エリアは熱帯サバナ気候となり、12月～4月が雨が降らない乾季となり、またベストシーズンです。
ただし、熱帯に位置する南部エリアは雨が降る5月～11月であっても気温は安定していますし、1日複数回のスコールが降るだけなので、雨降り以外は通常の観光が可能です。
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ベトナム旅行はオフシーズンに安く行けるわけではない
ホーチミンから行けるムイネーのホテル内プールにてベトナム旅行を少しでも安く行きたい場合の注意点としては、「雨季であるオフシーズンに行くと安いわけではない」という点です。ベトナムは年間を通じて乾季と雨季に分かれており、雨季は一般的にオフシーズンですが、それでもスコール以外は普通に観光できるため、旅行者にとってそれほど不利にはなりません。
そのため、年間を通じて一定数の旅行者が多いため、乾季と雨季だけで判断すると思いのほか航空券やホテル代が高くつくことがよくあります。
ベトナムへ行くときは「ベトナムの祝日を外していく」のがおすすめ
旧正月期間のホーチミンにて少しでも安くベトナム旅行に行くことを考えた場合、おすすめしたいのが「ベトナムの祝日を外して行く」ことです。日本人旅行者の多くは、お盆や年末年始など日本の祝日を外して行くのが安く行く醍醐味と考えていますし、それはもちろん正解です。
しかし、ベトナムの祝日も考慮して行く時期を考えてみると、より一層安く行くことができるはずです。ベトナムは日本と比較すると極端に祝日が少なく、例えば2023年の祝日を挙げると以下となります。
1月1日：新正月の元日
1月20～26日：旧正月
4月29日：フン王命日
4月30日：南部解放記念日（ベトナム戦争終戦日）
5月1日：メーデー
9月2日：建国記念日
上記のみとなります。ゴールデンウィークは毎年3連休程度ありますが、それが終わったら後は9月2日の建国記念日のみです。ベトナム人は少ない祝日を満喫するため、この祝日に国内移動、海外旅行を決行します。航空券やホテル、列車、バスといったあらゆる料金が高騰する期間となるので注意が必要です。
また、上記祝日のうち、フン王命日と旧正月は旧暦で数えるため、毎年日付けが変わることも覚えておいてください。
ベトナムの祝日を調べる際は、できるだけ最新の情報を収集するようにしてください。
ホテル宿泊費用も随時確認するのがベトナム旅行を安く行けるポイント
ホーチミンの5つ星ホテル「ルネッサンスリバーサイド」にてベトナムの観光地に建つホテルは他国と比較すると安く、5000～1万円で3つ星、4つ星ホテルに宿泊できます。しかし、時期によっては1.5～3倍程度高くなることがあります。外国人旅行者数上位を占める中国人や韓国人旅行者の祝日などが要因であることが多く、ホテルの宿泊費用が高騰している場合、それ以外の交通インフラの料金も比例して高くなる傾向にあります。
そのため、ホテル宿泊サイトで現地のホテル料金の推移を見てみると、安く行ける時期やシーズンが把握しやすいです。
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まとめ：次の海外旅行はまだまだ物価の安いベトナムに決まり！
今回はベトナム旅行に比較的安く行ける時期を地域別のベストシーズンと併せて紹介しました。当面円安傾向は続くと思われるので、少しでも旅費を節約して海外旅行に行きたい人は、ここで解説した情報を参考にしてベトナム旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
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