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ホーチミンで大人気のカフェチェーン店 5選

ベトナムには個人経営から企業運営まで、大小さまざまなカフェが町中にあります。ホーチミンやハノイといった大都市の中心では企業体が増えてきましたね。チェーン店の魅力は、「どこに行っても同じ味が味わえる」ことと、どこも比較的大規模で運営しているので、そのエリアのシンボル的存在となります。困ったときの待ち合わせ場所としても利用価値が高いので、今回紹介するカフェチェーン店をいずれか行ってみてください。

今回はホーチミンで人気のカフェチェーン店を5つご紹介します。

①安くておいしい!「ハイランズコーヒー」

IMG20170731184156.jpgどこも夜遅くまでにぎわっている

ベトナムカフェの先頭をいつだってひた走るのは「ハイランズコーヒー」。ハノイ、ダナン、ホーチミンといった大都市圏だけではなく、町の郊外にも積極的に進出している大規模チェーン店です。その人気の秘訣な「おいしい」、「快適」、「値段が安い」の三拍子が揃ったもの。ベトナムでは町の中心でなおかつ冷房がついている室内席があるカフェは、無条件でメニューの値段が高くなってしまうもの。しかし、ハイランズコーヒーではブラックコーヒー一杯2万9000ドンと格安。その他もおよそ6万ドン以下(約300円)でいつまでもくつろぐことができるのが最大の魅力。

IMG_2435.jpgカフェスアダーと呼ばれる定番ミルクコーヒー

コンデンスミルクたっぷりのコーヒーミルクは、スプーンでよくかき混ぜて氷で味を薄めるところからはじめます。水で薄まってきたら、少しずつ口に含み、ミルクの甘さとコーヒーのビターなコクを楽しんでください。コーヒーが苦手な女性にはオレンジジュースザボンジュースなどもあります。またケーキも人気で、ベトナム人がバースデーケーキとして買っていく定番のお店でもあります。

名称:ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)
HP:http://www.highlandscoffee.com.vn/en/home

②日本人にもお馴染み「スターバックス」

DSCN3112.jpgホーチミンに堂々オープンした1号店

2013年に初進出を果たした大手アメリカカフェチェーン店のスターバックス・コーヒー。1号店はホーチミンの5つ星「ホテル・ニューワールド」に隣接しています。そこからぐんぐんと店舗を伸ばして行って、現在では知らない人はいないほど知名度が上がりました。まだ都心のみの営業ですが、高速WiFiにオリジナルスイーツなどは健在。落ち着いた木目調の室内と緑のパラソルがシンボルを買ってでている屋外席があるのも特徴です。

DSCN3028.jpgベトナムの競合にも負けていない

コーヒーはもちろん焙煎からこだわったアラビカ種。日本や第三国と変わらないおいしさを提供してくれるのでほっとします。また、スターバックスのオリジナルスイーツもベトナムではやはり人気。ベイクドチーズケーキやティラミス、チョコケーキ、ホームメイドクッキーなどはちょっと割高ですが、十分その価値があります。

名称:スターバックス・コーヒー(Starbucks Coffee)
HP:http://www.starbucks.vn/

[local, 574]

③最高級のコーヒーを嗜むならここ。「チュングエン」

IMG_0651.jpgどこの店舗も大人の雰囲気がある

お土産店やスーパーのコーヒー売り場で、「G7」というロゴが入ったコーヒー豆を見たことはないでしょうか。きっとあるはずです。実は、そのG7のブランドを扱っているのがこちらのチュングエンコーヒー。カフェチェーン店のパイオニア的存在で、コーヒー豆の産地バンメトートから歴史がはじまったことは、ベトナム人であれば誰もが知っているほど有名な話。現在では都会から田舎までを網羅している高級カフェチェーン店として成長を遂げました。

IMG_0655.jpgホットで飲んでほしい。

チュングエンコーヒーでは同じコーヒーでも異なる産地と品質を持つ複数種類を用意。一杯1000円近くするコーヒーだってあるんです。路上カフェだと一杯だいたい50円から70円程度なので、その高級振りがうかがえますね。ホットコーヒーを注文すると、御覧のような特製フィルターで出てきます。テレビやガイドブックでお馴染みですね。こちらは滴り落ちるまで時間がかかり、ベトナム人はその間の談笑を至福の時間と考えます。もし時間が惜しいようであれば、予め抽出してあるコーヒーを選ぶこともできます。

名称:チュングエン(Trung Nguyen)
HP:http://www.trung-nguyen-online.com/

[local, 665]

④アメリカンカフェの代名詞がベトナムにも!「コーヒービーン」

DSCN5722_R.jpgコーヒーの種類は豊富

全世界22か国、750店以上を展開するアメリカカフェチェーン店の老舗「コーヒービーン」はベトナムにも進出しています。高級感漂う内装は大人向けで、いつだってワイシャツに袖を通したビジネスマンが商談をしている風景を見ることができます。王道のアイスカフェラテは一杯9万ドン(450円)と日本人からみても高いですが、それでも現地人には非常に人気。

DSCN5719_R.jpgカップケーキはお店おすすめ

コーヒービーンではサラダ、スパゲティ、サンドウィッチといった西洋料理もメニューあります。スパゲティボロネーゼは特に人気で食欲そそります。まだ都会にしか店舗はありませんが、ホーチミンであれば観光の要所にあるので、落ち着いたブレイクタイムをとることができるはずです。また、コーヒービーンは全国店舗でほとんどのお店が無料WiFiが利用できることを謳っていますが、ベトナムではもともとどのカフェも無料が基本なので、そのメリットはあまり感じなさそう。

名称:コーヒービーン(Coffee Bean)
HP:https://coffeebean.com.vn/en/coffee-bean-tea-leaf

⑤若者に大人気のカフェは「アーバンステーション」

IMG_0575.jpg駅舎をイメージ。開店扉が印象的

最後は若者に大人気のカフェチェーン店。2011年に初店舗を掲げ、現在はホーチミンを中心に多店舗展開しています。町の中心地にある店舗は小規模で運営していて、中に入ると学生風の若者たちが席に座ってスマホを弄りながらくつろいでいる姿を見ることができます。ニューヨークのアメリカンな雰囲気をイメージした内装は、確かにベトナムのどのカフェとも似つかなくラフ。

IMG_0584.jpgコーヒーだけではなく、ソーダ類も人気

メニューはコーヒーの他ソーダやスムージー系も充実。しっかりと若者のトレンドを押さえています。ソーダはブルーハワイなどお洒落メニュー名を用意していて、こちらも女性に支持されています。旅行客にとってももっとも行きやすいのはハムギー通り。ベンタイン市場から歩いていくことができます。7区グエンティタップ通り沿いにある店舗は最も規模が大きく評判です。

名称:アーバンステーション・コーヒー(Urban Station Coffee)
HP:http://urbanstation.com.vn/

疲れたときに迷わず立ち寄ろう

ベトナムは非常に暑い国。半袖短パンミニスカートにノースリーブなどの格好でいると、すぐに日焼けしてしまいます。そんなときに見つけることができる冷房の効いたカフェは、まさにオアシス。きっとこれ以上にないタイミングで、上記で紹介したカフェチェーン店を見つけることができるでしょう。

[local, 450]

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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