ベトナムの基礎知識として知っておきたいことの1つ「現地購入できる旅の必需品・便利品」を紹介します。少しでも身軽で日本を発ちたい人は、できるだけ現地で日用品を揃えるのがおすすめです。
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ベトナムで現地購入できる日用品はどこで買える?

ベトナムの主要観光都市では、市場、パパママストア、コンビニ、スーパー、ショッピングセンターと日用品を買える場所は多くあります。
市場で現地購入できるもの
ローカル市場、旅行者向け市場、ナイトマーケットでは、サングラスや洋服、サンダルといった服飾品の購入がおすすめできます。安かろう悪かろうなので、ベトナム滞在中のみの使用と割り切る必要もあります。
パパママストアで現地購入できるもの
パパママストアは、昔ながらの個人経営の日用雑貨店。旅行者にとってはシャンプー・リンスなどの浴用品や生理用品の購入先としておすすめできます。シャンプー等はボトルではなく1回分のパックタイプが売っているので、滞在日数分購入するのがいいでしょう。一方でお菓子類は保存環境が悪いため湿気ていることもよくあります。
コンビニで現地購入できるもの
コンビニは地域性が見受けられ、都市によって展開しているチェーン店が異なります。例えばハノイではベトナムに古くから根付くサークルKがまだ支持されている一方、南部ホーチミンは日系のセブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップが進出して根付いています。中部ダナンはコンビニ自体が多くありませんが、韓国系のGS25やミニマートが多い印象です。
コンビニの品ぞろえは日本とさほど変わりませんが、モバイルバッテリーやケーブル、生理用品などはどこでも手に入れることができます。また、日系に行けば日本メーカーの日焼け止めや生理用品も手に入れることができます。
スーパーで現地購入できるもの
ベトナムのスーパーはミニマート系が多くあるのが特徴です。コンビニ程度の広さですが、日用雑貨が充実しているのが特徴で、基本的な日用品のほか、飲料・フルーツ・インスタント麺なども豊富です。一方でPC・スマホ周辺機器などは置いてありませんので、コンビニとの使い分けが必要です。
ショッピングセンターで現地購入できるもの
ショッピングセンターはベトナム最大手投資開発会社のヴィングループが運営元の「ヴィンコムセンター/ヴィンコムプラザ/ヴィンコムメガモール」がどの都市にも1つはあります(ハノイは遠距離なので、大型スーパーのロッテマートが推奨)。
ショッピングセンター内には「VINMART」と呼ばれるヴィン系列のスーパーが入っているので、そちらで大抵のものが手に入ります。ホーチミンのレタントンにあるヴィンコムセンターはお土産エリアもあるので、お菓子類の調達はここでするのもおすすめです。
日本から持参の必要ない!ベトナムで現地購入したい必需品
ベトナム旅行では「日本から持参しなくても、現地で安く手軽に購入できるもの」が意外と多くあります。荷物を減らして身軽に旅を楽しむためにも、必需品を現地調達するのはおすすめです。
- ミネラルウォーター(スーパーやコンビニで安価に購入可能)
- 日焼け止め(強い紫外線対策。日本メーカーがおすすめ)
- 虫よけスプレー・蚊取りグッズ(コンビニやスーパーで購入可能)
- ウェットティッシュ・除菌シート(どこでも購入可能。水に溶けるティッシュはない)
- シャンプー・リンス・ボディソープ(ホテルアメニティがない場合は購入しよう)
- 傘・レインコート(スコール対策。コンビニでも購入可能。折りたたみ傘は約600円)
- サンダル・ビーチサンダル(街歩きやリゾートで大活躍。使い捨て感覚で市場で購入しよう)
- 帽子(強い日差しから頭と顔を守る。使い捨て感覚で現地購入もあり)
- 使い捨てマスク(空気汚染やバイクの排気ガス対策に。コンビニ・薬局で購入)
できればこれも現地購入!ベトナムで買える便利品

必需品とまではいかないものの、ベトナム滞在を快適にしてくれる便利グッズも現地で簡単に入手できます。旅行スタイルに合わせて買い足すと安心です。
- ポケットWi-Fi・SIMカード(空港や街中で購入でき、ネット環境が快適に)
- モバイルバッテリー(コンビニで購入可能)
- 折りたたみバッグ(市場やスーパーで購入可能。お土産店ではおしゃれなエコバッグもあり)
- ドリンクホルダー・水筒(大型スーパーで購入可能。冷たいドリンクを持ち歩くときに役立つ)
- 衣類(市場よりスーパーで購入する方が品質面で安心)
- サングラス(市場やスーパーで購入可能。強烈な日差しやバイク走行時の風対策)
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ベトナムで旅の必需品・便利品を現地購入する際の注意点

ベトナムで旅の必需品・便利品を現地購入する際、以下の点に注意が必要です。
1.スーパーに入店するときの手荷物に関して
ベトナムのスーパーでは、盗難防止のため入店する際、手荷物をロッカーや受付に預けるか、バッグや袋を結束バンドでとめることになります。財布などの貴重品は必ず取り出すようにしてください。
2.賞味期限に関して
日本ではあまり考えられないかもしれませんが、ベトナムでは時折賞味期限が過ぎているものが売られているときがあります。特にパパママストアやコンビニで良く見受けられるので、購入前に確認してください。
3.果物を買うときの注意点
スーパーやコンビニでは果物も購入できますが、一部傷んでるものもあるので、買う前に確認してください。また、ラベルがないものは量り売りとなるので、スタッフにわたして重さを図ってもらい、ラベルをつけてもらうのを忘れないでください。
まとめ:身軽なベトナム旅行を。現地購入のすすめ
ベトナムでは日用品から旅行を快適にする便利品まで、現地で安く手軽に購入できます。日本からすべてを持参する必要はなく、必要なものを現地調達すれば荷物も軽くなり、より自由な旅が楽しめます。身軽なスタイルでベトナム旅行を満喫してください。