次の海外はベトナム旅行!初心者向け注意点と観光地の選び方

次の海外旅行に初めてベトナム旅行を検討している人に向けて、初心者向け観光の注意点と観光地の選び方を紹介します。残念な旅行にならないように、最低限押さえてほしい点をご案内します。

初心者向けベトナム旅行の注意点:観光地によりベストシーズンが違う

IMG_6415.jpgダナンのミーケビーチにて

初めてベトナム旅行を計画している人の中には、「ベトナム国内はどこの地域も1年中暑い。だって南国でしょ」と考えている人も多くいます。しかし、日本人に人気の観光地である北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンは、いずれも地域が異なるため、エリアごとにベストシーズンも変わります。

ハノイのベストシーズンは11月~3月

北部ハノイは雨季が終わるのが南部より若干早い11月。11月は日本の秋の気候となり過ごしやすいため、ベストシーズンの1つとなります。その後も乾季は5月まで続きますが、過ごしやすい気温となる12月~3月くらいまでが観光に適した時期となります。

ダナンのベストシーズンは3月~8月

中部ダナンはビーチや世界遺産ホイアン観光がメインとなるため、乾季の3月から8月が旅行におすすめです。10月と11月は毎年台風がやってくるため、この期間の中部旅行は満足できないかもしれません。

ホーチミンのベストシーズンは12月~4月

ホーチミンとハノイはベストシーズンは似ていますが、11月はまだ雨季が明けていません。ただし、ハノイと異なりホーチミンは常夏の気候のため、年間を通じて雨季乾季問わず暑い日々が続きます。一応12月~4月の乾季をベストシーズンとしていますが、基本的に天気問わずおすすめできる地域です。

ベトナム旅行の初心者の注意点:スパとレストランは事前に「予約」がマナー

IMG_7485.jpgベトナム伝統建築を再現したレストラン

日本人は「予約」と言えば「テーブル席を確保するため=常に満席のお店」と言うイメージがありますが、ベトナムでは高級感を演出するために、多くのレストランやスパで予約を推奨しています。仮にお店がガラガラであっても予約するのがマナーとなるので、ベトナム旅行初心者の方はよく覚えておいてください。

また、リラクゼーションを目的としたスパでパッケージを体験する場合、店側は部屋・ベッドの清掃、アロマオイルの準備、セラピストの手配といった手間があります。予約せずに行くと「部屋の冷房をつけたばかりなので暑い」、「部屋に前の利用者の痕跡がある」など不便を強いられることもよくあります。

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初心者のベトナム旅行のコツ:タクシーよりもGrabがおすすめ

IMG_9067.jpg実は白タク(無許可営業)。トラブルもつきもの

ベトナムでは移動手段で「タクシー・バイクタクシー・Grab(配車アプリ)」がありますが、近年はハノイ、ダナン、ホーチミンといった都市ではGrabが普及しているので、こちらがおすすめです。タクシーは白タク被害がいまだ絶えませんし、コロナ以降はバイクタクシーのドライバーの多くがGrabに移行しています。

Grabはスマホの画面上に目的地までのルートと料金が表示されるのでぼったくりの心配がありません。屋外でネットに繋がる必要があるので、現地SIMかポケットWiFiをレンタルしておくといいでしょう。

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初心者のベトナム旅行者は「現地ツアー」で満足度をアップする

IMG_4264.jpgニンビン省タムコックにて

ベトナムはまだ交通インフラが発達していないため、旅行者が郊外エリアへ移動するときは現地ツアーに参加するのが一般的です。「でもツアー参加はお金がかかるから、自力で観光したい」と考える人もいますが、現地ツアーに参加することで、旅行会社は「満足する旅と安全」を提供してくれます。せっかくの海外旅行なので残念な気持ちで旅を終えたくはありませんよね。

現地ツアーに参加するのは個人で行くのが難しいような自然エリアや郊外観光地などに絞ることで、費用対効果の高い時間を満喫することができるはずです。

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ベトナム旅行初心者向けの観光地の選び方

88.jpg世界遺産ハロン湾

初めてのベトナム旅行では、訪れる観光地の選定も非常に大切です。そこで、日本人に人気の北部ハノイ、中部ダナン、南部ホーチミンを旅先に検討する際のおすすめの選び方を紹介します。

壮大な自然遺産に訪れたいなら「ハノイ」一択

ハノイにはアジア最大級の自然遺産である「ハロン湾」と「チャンアン複合景観」があります。ほとんどの旅行者はこのいずれかの世界遺産を目的としていくので、ハロン湾など自然遺産に興味がない人は、ダナンやホーチミンといった別の観光地を選んだ方が満足度は高いかもしれません。

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南国ビーチバカンスやホテルライフを楽しみたいなら「ダナン&ホイアン」

現状日本からベトナムのビーチリゾート地に直行便で行けるのはダナンしかありません。そのため、乗り換えが苦手な旅行初心者がベトナムで海水浴やリゾートを満喫したいのであればダナン一択となります。

また、ダナンは広大な敷地面積を持つリゾートホテルが多数あるので、ホテルライフも楽しみです。ハノイやホーチミンは都心となるので、ホテルの規模はそれほど大きくありません。

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町散策と現地ツアーを使って自分で行動できるなら「ホーチミン」がおすすめ!

スパ・グルメ・ショッピングを観光の柱とする町散策を楽しみたいならホーチミンがおすすめです。ただし、ホーチミンの近くには海も世界遺産もありませんので、自然に触れあいたい場合は現地ツアーに参加する必要があります。近年は高速道路の開通を経て現地ツアーで行ける郊外エリアも増えてきました。昔からの定番であるメコンデルタをはじめ、砂丘のムイネー、ネイチャーリゾートのダラット、ベトナムの熱海と呼ばれるブンタウなど、日帰りもしくは1泊から楽しめる観光もおすすめです。

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まとめ:初心者がベトナム旅行を成功させるポイント

ベトナム旅行の初心者が成功・満足する旅にするためには、「事前の計画」が必要です。日本人旅行者が海外旅行に行く時期は年間を通じて偏りがあるので、定員があるスパや現地ツアーはすぐに予約でいっぱいになってしまいます。そのため、当日前日ではなく、旅行が決まったらなるべく早い段階で観光スケジュールを作り、現地の予約・手配を行うのがおすすめです。

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