年々旅行者の間で人気が高まっている東南アジアのベトナム。中には「サーフィンが目的」、「ビーチエリアで南国のひとときを」、「リゾートらしい旅行をしたい」と考えてベトナムを旅先に選んだ人もいるでしょう。そこで、今回はベトナム国内で人気のビーチエリアを紹介したいと思います。
一大リゾート都市ニャチャンの「ニャチャンビーチ」
ベトナムの観光エリアで最も外国人のリピート率が高いといわれているリゾート都市ニャチャン。日本から直行便は出ていないので、ホーチミン経由で行くのが最短。ハイシーズンの時には毎日多くの海水浴客で砂浜は埋まります。砂浜は約7kmに渡って南北に続き、通り沿いのどこでも泳ぐことができます。北方は比較的静かな町並みが続き、南方はリゾートホテルやシーフードレストランが並びます。
ノンラ―を被った行商が天秤をぶらさげてカニやエビを売りに砂浜を歩く様子もベトナムらしいです。夜はビーチサイドのレストランで素敵なディナーをとったり、ナイトマーケットでシーフードを食べたりと、誰もが憧れるリゾートタイムを過ごすことができます。ちなみに夜はチャンフー通り沿いの高級シーサイドバーがおすすめ。夜のさざ波を聞きながらカクテルを傾けることができます。
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中部ダナン最大のビーチは「ミーケービーチ」
近年各旅行会社が売り出している中部都市ダナン。都市中心に海が広がり、ニャチャンに続く第2のビーチリゾートとして人気が高まっています。ハイシーズンは非常に多くの現地人と外国人で賑わいます。しかし、ニャチャンと比べるとまだ田舎風情漂う海で、リゾートとしてはまだ発展段階。
中部には複数のビーチがありますが、ここダナンの中心部に広がるミーケービーチが外国人に最も人気。通り沿いには続々とリゾートホテルや海鮮レストランが建っています。一昔前までは、ダナンに訪れる旅行者はフエやホイアンへ行くための中継地点のみでしたが、現在ではダナンのミーケービーチを目的とした旅行者もじわりじわりと増えてきた様子です。
[local, 144]
ダナンでプライベートビーチは「ノンヌォックビーチ」
ミーケービーチが人気のダナンですが、実はもう一つ、ノンヌォックビーチと呼ばれるビーチがあります。ダナン市街地を南下した五行山の傍に広がる海で、近年はここもリゾート開発が進んでいて、ミーケービーチよりも高級のホテルがいくつかあります。
海を利用している人はほぼ高級ホテルに宿泊している外国人のみなので、人の気配はまばら。プライベート感覚で泳ぐことができる静かな海です。場所は多少分かりにくく、どこからどこまでという境界もないため、どこらへんでタクシーを降りればいいのか分かりずらいかもしれません。そんなときは、五行山の前に広がる海、と覚えておくといいでしょう。
[local, 59]
フーコック島の「オンランビーチ」の透明度はベトナム随一
最西端に位置するフーコック島はメコンデルタ地方に属する離れ小島。もともと現地人の秘密の島でしたが、最近はリゾート開発も大分進んできて、外国人も訪れるようになりました。タイランド湾に面するフーコック島の中でも外国人に支持されているのがオンランビーチ。
中心部から15分から20分程度北上したところにあり、大通りに面していなく入り組んだ道を抜けた先に広がっています。周辺はお洒落なロッジ風のリゾートホテルが建っているので、タクシーの運転手にはこの周辺のホテル名を告げるといいでしょう。訪れる海水浴客もほぼ宿泊客のみなので、いつきても穏やかな時間を過ごすことができます。
[local, 373]
カイトサーフィンのメッカ。「ムイネービーチ」
ベトナム人の間では砂丘地帯として知られているムイネーですが、一部の外国人にはカイトサーフィンのメッカとして認知されています。国際レベルで人気で、日本人の中でも知っている人は多いようです。また、海ではカイトサーフィン以外でもジェットスキーやパラセーリングの他、ダイビングすることができます。
また、港町らしい潮風が町に吹き込み、ビーチ沿いにホテルは建っているため、どこも海は目と鼻の先。ホテルの部屋にいながらにして、波をBGMにワインで乾杯、ということも可能です。ベトナムではビーチ沿いにホテルが建つリゾートエリアは実は少なめ。貴重なオンザビーチホテルがあるのがムイネーとなります。
[local, 368]
どれも捨てがたいが、最初におすすめなのは......
もし初めてのベトナム、初めての東南アジアというのであれば、上記で紹介したビーチの中で最も行きやすいダナンがおすすめです。成田から直行便が出ていますし、日本人を魅了する世界遺産都市に行くことができるからです。一方、海水浴だけを目的とするならば、ニャチャンがおすすめです。
[local, 33, 20]
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