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ホーチミン日帰り旅行は海の町「ブンタウ」で決まり!美味しい海鮮三昧

ホーチミンから日帰りで行けるブンタウは、近年お洒落カフェや人気レストランが出現し、日本人でも満足度が高い観光地になりました。ここでは個人や現地ツアーを通じて現地の楽しみ方を紹介します。

ホーチミン発ブンタウ観光。2024年に行くべき理由

IMG_6385.jpgブンタウのバックビーチにて

ホーチミンから車で2時間で行ける海の町ブンタウは、2010年頃から日本の旅行会社でもホーチミン発の日帰り現地ツアーとして扱うようになりました。しかし、その頃はまだ現地の観光開発が進んでおらず、小奇麗なレストランやカフェもなく不衛生な食堂で食事を余儀なくされたりと、日本人旅行者が行ってもなかなか楽しめませんでした。

しかし、近年は海を見渡せる冷房付きの飲食店が増えてきて、旅行者にとっては日本では食べる機会のない南シナ海の新鮮な魚介を堪能できるようになりました。

ブンタウは自力で行くのと現地ツアーのどっちがおすすめ?

IMG_3267.jpg海沿いのThuy Van通りにて

ブンタウはタクシーをチャーターすることで自力で行くこともできます。しかし、タクシーの場合「料金交渉が大変」、「荷物をシートに置いておくと逃げられてしまう」、「ぼったくりの飲食店に入ってしまう」といったリスクがあります。

特にシーフードは時価となるほか、調理法なども伝えなければならないので、現地ツアーに参加してベトナム人ガイドに通訳や交渉をしてもらうのがおすすめです。

ブンタウ観光では観光地巡りより「食」を楽しむ

IMG_3244.jpgブンタウ市内にあるケーブルカー

ブンタウは主に以下の観光スポットがあります。
・イエス・キリスト像の登頂
・聖母マリア教会
・小動物のふれあい広場
・寺院見学
等がありますが、いずれも旅行者が行って楽しめるかは疑問です。特にホーチミンからの日帰り観光であれば、現地で過ごせる時間は4~5時間程度です。それよりは田舎の海の町らしく、海の見えるカフェやレストランで食事をしたり、名物の食べ歩きに時間を費やす方が満足度は高いと考えます。

>>ブンタウ旅行で行くべき観光地10選

ブンタウ日帰り旅行では海の見えるレストランでシーフードを堪能!

IMG_3165.jpgブンタウ中心部にある人気レストラン「ガンハオ」

ブンタウでは最近海沿いに数多くのカフェ&レストランが建つようになりました。いずれもカフェだけの利用もできますし、新鮮なシーフードも取り扱っているので海鮮も食べられます。

CIMG1541.jpg筆者のおすすめ「ホタルイカのヌクマム揚げ」

レストランではやはりシーフードがおすすめ。ただし、海鮮系は生け簀に泳いでいる魚介を指さして注文するため、できればガイドに注文を頼むのが良いでしょう。基本的にベトナムの魚介で満足度が高いのは海老・シャコ・イカ・タコ・貝です。

海老はロブスターなので炭焼きがおすすめ。シャコはニンニク炒め、イカとタコはヌクマム揚げ(炒め)が良いでしょう。貝は牡蠣も食べられますが、日本の方が質は高いです。日本では滅多に見ない貝はタマリンド和えやココナッツミルク和えがおすすめです。

DSCN4445.jpgロブスタ種の大振りの海老もある

一方で大振りの海老は完全時価となります。相場は1キロ130~150万ドン。1匹ではないので注意が必要です。ベトナム人の間ではチーズ焼きが人気ですが、せっかくの海老なので炭焼き(素焼き)でそのまま食べるのがおすすめです(チーズの質も悪いため)。

ただし、ベトナムでも海老やカニは高級魚介に変わりありません。もしかすると日本で食べるのと同じくらいの値段になることもあるので、予算を気にする人は上記で紹介したその他の魚介に手を付けるのがおすすめです。

ブンタウに来たら食べてみて!2つの名物

続いてご紹介するのはブンタウの名物とされる2つの料理「バインコッ」と「カードゥイ」です。

お菓子感覚で食べられる「バインコッ」。子供にもおすすめ

IMG_1335.jpgベトナム版たこ焼きと称されているがまったくの別物

こちらはバインコッと呼ばれる半月の生地を揚げて、海老やひき肉、イカなどを具に載せたお菓子感覚で食べられるB級グルメです。沿岸地域で食べられますが、ブンタウの名物として知られています。薄口のヌクマムに浸して食べるベトナムらしい料理なので、子供でも一皿食べられます。

ベトナム鍋を堪能「カードゥイ」

IMG_2889.jpg魚は多少クセがあるが、旅行者なら試してほしい

「カードゥイ」というアカエイの魚をメインの具材にした鍋料理もブンタウの名物です。ブンタウの中心のVo Thi Sau通りには、カードゥア鍋を専門に扱う比較的大きな大衆レストランが並んでいます。どこのお店も質や味は大差ないので、空いているお店を選んで構いません。

ブンタウ日帰り観光で海水浴はできない?

IMG_20240703_154416783.jpgブンタウのバックビーチにて

ブンタウの海はご覧のように年々遠浅が加速していて、波も小さいため海水浴向きではありません。透明度もけっして高いというわけではないので、旅行者からすると遊びずらいと言えます。

海水浴ができるのは中心市街のバックビーチとなりますが、それ以外にもフロントビーチやパイナップルビーチなどがあります。しかし岩場が多いため、やはり海水浴向けとは言えません。

まとめ:ホーチミンから行くブンタウ観光はグルメを梯子!

今回はホーチミンから日帰りでブンタウ観光する場合の楽しみ方を紹介しました。ブンタウ市内は高級5つ星ホテルができるなど観光地化は少しずつ進んでいますが、観光スポットを巡るよりは「食」を中心にオーシャンビューを望めるレストランやカフェを梯子する方が満足度は高いと感じます。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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