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ベトナム旅行者情報!ベトナム料理の特徴やレストランの選び方

ベトナム旅行ではベトナムの特産や名物を思い残すことなく食べたいところですが、ベトナム料理の特徴や郷土料理、行くべきレストランの選び方が分からない、という人も多くいます。ベトナム料理は日本人の舌に合っていますし、子供はもちろん海外の料理に慣れていないお年寄りまで美味しく食べることができます。

そこで、今回はベトナム料理の概要をはじめ、旅行先のお店選びのコツをご紹介します。

ベトナム料理の特徴。日本人に合っていると言われる所以

IMG_5662.jpgベトナム名物の象徴「生春巻き」

ベトナム料理は古くから「日本人の舌に合っている」と言われています。これはベトナム料理が他の東南アジア諸国の料理と異なり、「スパイスを多用しない」ことにあります。カンボジアやマレーシア、インドネシアなどの料理は甘辛いスパイスが多種多様に使われていますが、ベトナム料理は素材の味を活かすためにスパイスを押さえたものがほとんどです。

この考えは日本の和食にも通じるものがあるのではないでしょうか。ちなみにベトナム料理は日本と同じように、テーブルに備え付けの醤油(ヌクマムなど)があり、自分で好みの味に調整するのが普通です。

ベトナム料理は「辛い」料理はほとんどありませんが、ヌクマムに唐辛子を入れたり、「サテ」と呼ばれる刻んだレモングラスと唐辛子を和えたものを好みでいれるのがベトナムスタイルです。

ベトナム旅行では郷土料理を食べるべき理由

IMG_5747.jpg北部名物のバイントム

ベトナムは南北に長い国土を持ち、北部ハノイから南部ホーチミンは直線距離にすると1600km。これは青森-福岡間の距離とほぼ同じです。東は南シナ海、西は山脈に囲まれているベトナムでは、日本と同様に地域によって郷土料理があり、旅行者に注目されています。

フォーやバインミー、生春巻きのような全国どこでも食べられる名物はホテルの朝食ビュッフェで一通り食べることができるので、町中の大衆食堂やレストランでは是非その地でしか食べられない郷土料理を楽しんでいってください。

ベトナム料理では海鮮も楽しんで!日本のシーフードと違い

IMG_7544.jpgカニは海と川がある

ベトナムは東方に東シナ海、南にタイランド湾が広がり、日本の海域とは生息している魚介類が大きく異なります。市場に行ってみると分かるのですが、並ぶ魚介はどれも日本では見たことがない種類ばかりです。

また、ベトナム人にとっての魚介は貝類・タコ・イカ・エビ・カニがメインとなり、魚類はあまり評価されていません。ちなみに魚はいまでもメコンデルタのような河川で獲れる種類が市場に出回っていて、臭みをとるために大量の油で素揚げするのが一般的な調理法となります。

具体的な調理法に関しては、「油ネギ・レモングラス・ニンニク・ヌクマム」といった調味料・材料を用いて炒める・焼く・煮ることになります。具体的な調理方法の指定もできますが、旅行者は何も言わずにお店に任せる形でかまいません。

ベトナム料理レストランの選び方

IMG_2244.jpg一度は立ち寄りたい高級レストラン

ベトナム旅行者の多くはガイドブックやネットで紹介されているお店に足を運びがちですが、これらの多くは旅行者向けのレストランとなるため、値段が割高な上、お店によっては旅行者向けに味付けを変えているところもあるので注意が必要です。

また、新型コロナ前後ではお店の並びもガラリと変わっており、観光エリアでは旅行者向けのレストランは入れ替わりが激しいため、ガイドブックで紹介されているお店に実際行ってみると閉店していた、なんてこともよくあるはずです。

食堂&屋台料理でしか食べられないベトナム料理も多い

IMG_5058.jpgハノイの旧市街の屋台にて

旅行者が足を運べるお店はレストラン・食堂・屋台の3つの形態があります。レストランではベトナムの定番料理を食べることができますが、家庭料理や大衆料理はメニューにないことも多いです。例えばベトナム料理の中でも「コムガー(チキンライス)」やスイーツの「チェー」は旅行者の中でも人気のベトナム料理ですが、いずれも大衆料理となるのでそこらへんのレストランのメニューにはありません。

大衆食堂は「ブンチャーのお店」、「フォー屋」のように1つのお店で取り扱う料理はごく少数となります。そのため、お店選びのコツは何を食べたいのかを事前に決めることにあります。

大衆居酒屋を楽しむ注意点とチップ事情

IMG20191006194929.jpgダナン観光エリア中心にて

ベトナムには日本のような屋内型の居酒屋はなく、ご覧のような屋外型(簡易的な雨除け屋根がある)が一般的となります。メニューは100種類以上あるのが普通ですが、いずれも写真がなく、ベトナム語のみ、あるいは英語併記となります。大衆居酒屋のメニュー内容は全国どこでも似通っているので、事前にどのような料理があるかは調査が必要でしょう。

また、注意点として、このような居酒屋は各テーブル席に世話をしてくれるホールスタッフが居ます。会計時には2万ドン(約115円)程度のチップをわたすのが現地のマナーとなります。

まとめ:ベトナム旅行では名物&郷土料理を見逃さないで

今回はベトナム料理の概要やお店選びのポイントをご紹介しました。ベトナム旅行では定番料理と併せて郷土料理を食べていってほしいところです。最近では現地の旅行会社スタッフやベトナム人ツアーガイドがおすすめする人気店に案内してくれる現地ツアーも増えてきましたので、ネットやガイドブックで情報が収集できない場合は、現地ツアーを利用するのもおすすめです。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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