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「アオショー(Ao Show)」はベトナム南部ホーチミンの市民劇場にて開催されたのがはじまり。地場イベント会社ルーンプロダクションが運営・主催しています。そのアオショーは開催と同時に非常に多くの旅行者に支持されるようになり、北部首都ハノイの市民劇場にも進出。そして2019年にはホイアンにも上陸しました。
今回はホイアン観光における夜の目玉となる観光スポット「アオショー」をご紹介します。
アクセス
ホイアン旧市街の町並み場所はホイアン旧市街の少しはずれ。旧市街を南東に抜けてアンホイ橋を渡った東部対岸。「ルーン・パフォーミングセンター」と呼ばれる場所にて定期開催しています。旧市街中心の日本橋から歩いて30分くらいかかりますので、シクロ、もしくはナイトマーケットが開催される方へ行き、そこからタクシーに乗るのがベスト。旧市街の中はタクシーが入ることができません。
定期開催に注意が必要
ⒸLune Productionアオショーを鑑賞する上での注意点は、毎日開催ではないということです。週に2～3日、ハイシーズンで週4日程度開催します。開催日は平日土日関係ありませんので、事前に開催スケジュールを公式HPから調べておくのがいいでしょう。
＞＞公式ホームページ
美しく洗練された劇場で鑑賞できる
ⒸLune Production舞台となるルーンパフォーミングセンターはご覧のような大きな劇場仕立て。ホーチミンとハノイでは歴史深いオペラハウスで開催されますが、ホイアンにはオペラハウスがないため、同社が独自に建築・設立しました。同劇場は主要素材が竹でできており、有名デザイナーにより設計。中央と左右の座席で料金が異なりますので、予算に応じて席を確保するといいでしょう（事前予約制）。
竹を使ったアクロバットな祭典
ⒸLune Productionアオショーの見どころは竹を使ったアクロバットなショーです。演者は全員がサーカス団出身とだけあって、男性も女性も鍛え抜かれた肉体美とパフォーマンスを披露してくれます。なぜ竹を使うかというと、竹はベトナムに古くからある象徴の1つとしてみなされているからです。
ⒸLune Productionまた、アオショーでは単なるパフォーマンスだけではなく、ベトナムの文化や歴史の変遷、農村の習慣などもうまく表現しています。演出に言葉は一切なく身体と竹、音と光ですべてを再現しているので、子供から大人まで終始飽きることなく楽しむことができます。
鑑賞後はナイトマーケット＆夜のホイアンを楽しめる
ホイアンナイトマーケットも楽しみにしてホイアンのアオショーは18時スタートの18時40分終了。そのため、公演終了後は夜のホイアン観光にそのまま繰り出すことができます。ナイトマーケットは毎夜開催しているので、夕食を食べ終えたあとに行くと、丁度お店が賑わっている時間帯となっています。ちなみにナイトマーケットの開催地は世界遺産から外れるため、周辺の飲食店は夜遅くまで営業しています。
ホイアンを彩る雑貨店夜のホイアンはお土産ショッピングもおすすめ。チャンフー通り、グエンタイホック通り、バクダン通り、レロイ通りにはそれぞれ数十の雑貨店が並んでいます。ランタンの明かりに連れられて、気になったお店があれば気兼ねなくはいってみてください。古き良き雰囲気に浸りながら雑貨を品定めすることができます。
ホイアンの夜観光のはじまりをアオショーで
ホイアンのアオショーのいいところは18時という夜が始まる前の時間に開催されること。ホイアン旧市街の観光のメインは夜散策となるので、アオショーを鑑賞したあとがちょうどいいくらいの時間となります。ホイアンの夜観光を彩る素敵なナイトスポットなので、是非足を運んでみてください。
