2020年の9月のベトナム現地情報をお知らせ。9月は日本では秋の長雨というように、一日雨が降り続くことも珍しくない天気が続きます。心なしか気分も沈み、家に引きこもりがちの毎日となることもしばしば。そんなときは南国の楽園であるベトナムへの旅行を計画してみてはいかがですか。
北部ハノイと南部ホーチミンは雨季の折り返し
9月は8月に続いて1日数回のスコールが降るのが北部ハノイと南部ホーチミンの基本的な天気となります。5月から始まった雨季も9月は折り返しとなるので、乾季まではもうしばらくの辛抱。特にハノイは台風の影響も強く受け、日本とまではいかなくとも、1日中どんよりとした空が広がることも珍しくありません。
一方南部ホーチミンは、ほぼ毎日スコールこそあるものの、雨が降っていない時間は南国の陽気が降り注ぐ厚い天気となりますし、またホテルに併設しているプールで泳ぐことも十分できます。ハノイ旅行を考えている方は、博物館などの屋内観光スポットを中心に回り、ハロン湾やニンビン省は天気の具合次第、といったところとなるでしょう。いっそのことホテルライフを満喫するのに徹するのもいいかもしれません。
中部ダナン・ホイアンの2020年9月の現地事情
近年はホーチミンやハノイを凌ぐ人気といっていい中部ビーチリゾートのダナン・ホイアン。日本では9月といえば海も閉鎖してしまっていますが、ダナンやホイアンでは引き続き海水浴を楽しむことができます。ただし、気温的には問題はないものの、気候としては長らく続いた乾季が終わり、雨季への入口に入ろうかという時期となりますので、不安定な天気が続く日もあります。また、ダナンは季節風の影響を受けて強い風が吹きつけることがあるので、空を仰いで怪しい場合は、海水浴ではなくホテルライフやホイアン観光に切り替えるといいでしょう。
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2020年9月はホイアン夜観光を楽しもう!
スコールは1日何度か降る豪雨を指しますが、実は夜の19時から23時の夜観光の時間帯は、比較的晴れる日が多いです。そのため、2020年9月は夜のホイアン観光を楽しみに綿密な計画を立ててみてはいかがでしょうか。夜のホイアンはカラフルなランタンが町を灯す幻想的な空間。さらに毎夜開催されるホイアンナイトマーケットでは可愛らしいベトナム雑貨や屋台グルメがあるほか、昨今は安マッサージ店も続々とオープンしています。
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夕方開催のホイアンインプレッションテーマパークへ行こう
2019年にオープンしたホイアン旧市街外れにある「インプレッションテーマパーク」。毎日15時より開園して、夜22時まで楽しむことができます。園内は日本、ベトナム、中国の3か国をテーマにしたゾーンで構成されていて、随所で野外イベントが開催されます。さらに1週に何度か園内で大規模なエンタメショーも行われるので、そちらも見学する価値があります。
2020年9月は中部もしくはホーチミン観光がおすすめ!
2020年の9月にベトナム旅行を計画している方は、中部ダナン・ホイアン、もしくは南部ホーチミンはいかがでしょうか。いずれも雨の影響はそれほど受けませんし、仮にスコールが降ったとしても、別の楽しみ方があります。常夏の気候を持つベトナムですが、実は北部ハノイは熱帯気候ではなく温帯夏雨気候という温帯に属しています。そのため、ダナンやホーチミンと比べると寒暖の差があるのが特徴です。「せっかくのアジア旅行だから、蒸し暑い南国を楽しみたい」という方は9月のハノイは避けるべきかもしれません。
避暑地ダラットを散策してみるのも
中南部高原地帯のダラットは、ホーチミンから寝台バスで6時間、もしくは飛行機で1時間で行くことができる観光地です。フランス統治時代にフランス軍の療養地として開拓されたのがはじまりで、山の中に広がる西洋風の家々が印象的。近年は観光地化も進み、旅行者が行って楽しめる景勝地も増えてきました。ホーチミンと併せて2都市周遊もおすすめできます。
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9月のベトナム旅行は屋内と屋外スポットを両方考えよう
9月のベトナムは全国各地で雨が予想されます。ただしスコールは一回で1時間程度でやむため、その後は屋外観光を再開することができます。雨が予想に反して長引く場合は、博物館やカフェを巡ったり、スパでパッケージコースを楽しむなど、屋内観光スポットを予め見つけておくことを強くおすすめします。現地で臨機応変に立ち回り、観光プランを変えることができれば、より満足度の高いベトナム旅行をおくることができるはずです。