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ベトナム旅行に必須の10個の基本情報

海外旅行のはじまりは航空券を買うことから。その次にホテル。ではその次は?その答えは「現地の情報収集」です。特にはじめてのベトナム旅行、東南アジア旅行の人はぬかりなく。また、中には海外旅行自体がはじめての人も少なくないでしょう。近年はベトナムの知名度が上がってきましたし、アジアの中でもまだまだ物価が安く、また治安も良好であることから、初めての海外旅行先やハネムーン先にベトナムが選ばれるようになりました。

そこで、今回はベトナム旅行者は必ず日本にいるうちから知っておいてほしい10個の基本情報となる知識をご紹介します。

基本知識①:公に政府の悪口はタブー

IMG_1053.jpg国旗はどこでも見かける

ベトナムは中国やロシア、キューバと同様に社会主義国となります。つまりは共産党による一党独裁政治です。社会主義の掲げる政治ポリシーは何よりも正しいというのが前提であるため、反対勢力や不穏分子は排除されます。先日反社会主義を唱えて政治活動をしていたベトナム人ブロガー含む複数人の青年が、国家転覆罪で逮捕され、懲役3~13年の実刑判決がでました。外国人であってもベトナムで犯した罪はベトナムの法律が適用されますので、安易に政府の悪口は言わないのが得策です。

基本知識②:警察とは絶対に喧嘩しない

IMG_1336.jpgクリーム色の制服を着ているのが公安警察

こちらも社会主義関連の事情。社会主義国では往々にして警察が強い権力を持っています。ちなみにベトナムでは公安と呼びます。旅行中に彼らと関わることはあまりありませんが、例えばバイクをレンタルして走行中に捕まった場合、彼らは当然のように袖の下を要求してきます。そこで正義を振りかざして公安と喧嘩するのはご法度。郷に入っては郷に従えという言葉があるように、とにかくその場を切り抜ける最善の策を実行するよう心掛けてください。また、盗難や窃盗にあった場合に警察署に行くことにもなるかと思います。その際も警察がずさんなおざなりな対応をしてきますが、決して怒らないように。

基本知識③:電車は長距離列車のみ

IMG_9937.jpg深夜列車「ゴールデントレイン」

2017年現時点でベトナムの市内を網羅する電車はどこの地域も走っていません。計画では2020年にホーチミンにて地下鉄メトロが開通。※現在工事中。

現時点で走っている列車は長距離列車のみで、しかも電車ではなくディーゼルとなります。観光客に人気なのはホーチミン~ニャチャン間を走る寝台列車「ゴールデントレイン」とホーチミン~ハノイ間を縦断する南北統一鉄道の2つです。旅好きの方にとって、後者は比較的知名度があります。移動インフラは基本タクシーおよびバイクタクシーとなることは覚えておくといいでしょう。

基本知識④:Grabタクシーの普及率は高い

13763985534_4b84f50aeb_k.jpg最近はアジア各国で活躍している

ベトナムではホーチミンとハノイを中心にGrabタクシーがここ1年で普及を始めました。日本やほかの国では四輪車が普通ですが、ベトナムでは四輪よりもバイクの方が走っています。スマホアプリをダウンロードすればすぐ使うことができます。支払いはカードと現金両方選ぶことができますし、通常のタクシーやバイクタクシーを利用するよりも2~3割ほど料金も安いのが魅力です。Grabタクシーのドライバーは緑色の専用のヘルメットと上着を着ているので、流しのドライバーを捕まえて交渉することも可能です。

基本知識⑤:観光エリアの物価は高い

IMG_5346.jpgドンコイエリアには70以上の雑貨店が並ぶ

著しい発展を経て年々物価が上昇を続けている東南アジア。タイやマレーシア、ベトナムでは年々インフレが続いています。しかし、その中でもベトナムはまだまだ物価安の国として知られ、旅行者は少ない予算で贅沢な観光をおくることができるでしょう。ただし、ハノイやホーチミンの中心エリアでは、それほど物価が安いと感じられることはありません。ベトナム人が日ごろ行くような食堂やカフェに行けば安いのですが、観光客向けのレストランでは一品500円以上したり、カフェは400円以上のコーヒーなどと、さほどお手頃感は感じないはず。ベトナムに行く前に、現地の物価情報もしっかりとチェックしておくのがおすすめです。

基本知識⑥:5つ星ホテルのレストランでもお腹を壊す

medicine-2207622_1280.jpg常備薬は必須

先日ツアー参加された旅行者が突然腹痛を起こしたので、筆者は持っていた下痢止めをさしあげました。その旅行者は5つ星のホテルに宿泊していて、「食事もホテル内で食べていたし、外で食べるときも高級レストランを選ぶって決めていたから、下痢止めは持ってこなかった」と仰っていました。それがあだとなった形ですが、実際そのような人は少なくありません。よく言われている「ジュースに入っている氷がお腹を壊す原因」とありますが、ホテルであっても自社で氷を作っているところは少なく、たいていは製氷業者が毎日デリバリーします。また、お腹を壊す原因は氷だけではなく、野菜を洗うときに付着する水滴や品質の劣化した油、衛生状態の悪い厨房、普段食べなれていない食材やスパイスにより胃が刺激されたり、単なる食べ過ぎなど、いくらでも考えることができます。結局どんな高級レストランであってもお腹を壊すときは壊すと、多少諦めをつけて、お腹を壊したあとの予防策として下痢止めの持参は必須となります。

基本知識⑦:バイクタクシーよりタクシーが安全というのは半分嘘

IMG_8227.jpg大手タクシー会社のマイリンタクシー

ガイドブックを読んでみると、まず間違いなく記載があるのが、「安全なタクシーに乗ろう」、「バイクタクシーはトラブルが絶えない」といったもの。確かにバイクタクシーは個人営業が多いので悪質な人はいます。セクハラやバイク事故といった被害が報告もされています。しかし、それはタクシーとて同じこと。信頼のある大手タクシー会社を利用しても、結局悪事を働くのはドライバー。タクシー内で紛失してもまず出てきません。タクシー会社にクレームをつけても、「そのドライバーと連絡をとれない」と戻ることはありません。また、タクシーはメーター制なので、地理感覚に疎い旅行者はいくら遠回りされても分かりません。また、高速で料金が上がるターボメーターを改造している白タク(無許可)もあります。その点バイクタクシーは最初に金額を決めるので、バイクタクシーは最短で目的地まで運んでくれます。現地でどのインフラを利用するかはよく考えるようにしましょう。

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基本知識⑧:近年値段交渉をする機会は減少傾向

DSCN4636_R.jpgベンタイン市場の外周は市場直営の店で商品は定価制

東南アジアのような発展途上国の市場やお店では、何もかもが値段交渉と思ってはいませんか?まず雑貨店では基本は値段交渉はできません。特にドンコイエリアにある外国人向けのお店では、仕入れ業者でもない限り値段交渉には応じてさえくれないでしょう。また、ホーチミンの象徴ベンタイン市場。このような市場各観光エリアに大抵一つはありますが、こちらでも近年はあからさまに高値をふっかけてくるお店は減ってきました。最初に買いたい商品の相場を調べたのち、値段交渉は1~3度程度。あまりにひどい値引き交渉をすると、逆に怒られてしまいますので気を付けてください。

基本知識⑨:地域によって気候は大きく異なる

IMG_0742.jpgフーコック島の美しいビーチ

ベトナムは日本のように縦長の地形をしていて、東は南シナ海、南はタイランド湾、西はラオスとカンボジアを切り分ける山脈が連なっています。よって地域によって気候の差は大きく、日本ほどではないにしろ、北部では若干の四季がありますし、山間部では雪が降ることもあります。また、ベトナムは年間を通して乾季と雨季の2季ですが、その時期もエリアによって異なります。例えば7月現時点では北部ハノイと南部ホーチミンは雨季の真っただ中。一日複数回のスコールが降ります。しかし、中部地方はまだ乾季で旅行のハイシーズンとなります。このように行く先々で気候は変わりますので、事前に自分たちが行く現地の天候や気温を調べておくことが必要です。

基本知識⑩:料金はドルを基準にして考えられている

8473895049_4455775563_b.jpgドルは持っているだけでいい

ほんの5年ほど前まではどこのお店もドルを重宝していて、バックパッカー街のゲストハウスなどでは支払いはドルのみといったところもありました。しかし、その後ベトナム政府が自国通貨であるドンの支払いを強く推奨し、それからドル払いができなくなるお店も徐々に増えてきました。

しかし、どこのお店もサービスや商品の値段を決める際は、基本はドルベースで決められます。ドルが対ドンで値上がりしたら、商品の物価もそれに伴い上昇します(自国産の有無関係なく)。国際的な信頼の低い自国通貨から身を守るための国民ならではの策といえるでしょう。

ポイントは郷に入っては郷に従え

自分たちの日ごろ抱えている常識は、とある国ではまったく通用しないことがしばしばあります。そんな場面に出くわしたら臨機応変な対応をとるほかないのですが、海外旅行に不慣れな方はそれができません。そこで、自己防衛の策として日本にいるうちから現地情報を入手しておくのはとても有効と言えます。ただ、結局は自分の常識をかざすのではなく、郷に入っては郷に従えが原則。それが旅をより充実させるポイントでもあるのです。

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