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ベトナム旅行を一層充実に!「10か条」

ベトナム旅行では、どんなに短い滞在時間であっても「日本とはまるで違う!」、「これが東南アジアか!」といくらかの洗礼を受けることでしょう。しかし、郷に入れば郷に従え。ベトナム人の習慣を尊重して、彼らの国にお邪魔していることを認識しておかなければなりません。そこで、今回は、前もって知っておくと、より充実した旅がおくれる10個のことをご紹介します。トラブル回避にもつながりますし、異文化をすんなりと受け入れることもできるでしょう。

1、不衛生な食堂・屋台は避ける。自分の第六感は的中する

IMG_0270.jpg屋台グルメはおいしいが、ほどほどに

ベトナムに来たからには、現地人が足繁く通う食堂や屋台料理でローカル飯も楽しみたいところです。しかし、お腹を壊してしまわないかも心配ですね。基本筆者の考えとしては、屋台であってもレストランであっても、お腹を壊すときは壊します。ただし、不衛生な屋台や食堂で怖いのは感染症ウイルスです。不衛生な食事につきまとう病気ですので、その割合は前者が非常に高くなります。とはいっても、どの屋台や食堂を避けるべきかはなかなかわかりません。そこで、大切にしたいのが第六感。(ここはなんだかやばそうだな)と感じたら、避けるのが無難。案外当たります。

2、積極的に若者と交流する

IMG_9915.jpgホーチミンの4月30日公園

ベトナム現地では積極的ベトナム人と交流をしてみてください。特に自分と同世代、もしくは若者のベトナム人との異文化交流は非常に新鮮なもので、新しい発見があります。交流の場所は、主にカフェか公園がいいでしょう。カフェであれば、もしかしたら日本語を勉強している店員や客が話しかけてくれるかもしれません。公園は若者のたまり場になっていることが多く、ホーチミンであれば4月30日公園、ハノイであれば、ホアンキエム湖周辺などは、ベトナム人がすることもなしにたむろしている様子がうかがえます。

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3、旅行会社以外の個人ツアーは使わない

IMG_2831.jpgビギナー旅行者はよくひっかかる

カタコトの日本語で話しかけてくるベトナム人は要注意。空港、町中を歩いていると、「観光に連れて行くよ」、「10ドルだけだよ」と声をかけてくることがあります。全員がそうとは言い切れませんが、基本はぼったくり、もしくはツアー会社を通すのと同じくらいの値段をふっかけてきます。相場のわからない日本人旅行者は、「もしかしたら安いのかも」とついついついていってしまいがち。最悪法外な料金を要求されることだってあるかもしれません。この手の誘いには絶対にのらないようにしましょう。

4、値段交渉を楽しむ

IMG_2952.jpg市場はベトナムの名物スポット

市場といえば、ベトナムの象徴ともいえる観光スポット。その市場に売られている商品のほとんどは定価がなく、その都度値段交渉をしなければなりません。仮に値段のついたラベルが貼ってあっても、値切ればもっと安く買えることだってあります。値段交渉もベトナム観光の楽しみの一つ。仮に値切れたのが10円20円程度であっても、それが思い出になれば勝ちではないでしょうか。ちなみに、あまり値切りすぎると、お店の人に怒られてしまうこともあります。

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5、スマホで店探し

IMG_4861.jpgカフェではどこでもWiFiが無料で使える

ハノイはホーチミンにはたくさんのお洒落カフェやレストラン、スパマッサージ店があります。ガイドブックに紹介されているのは本当に王道どころだけ、というのがわかります。もし、もう少しニッチなところや穴場に行きたいと考えているのであれば、ネットの力に頼りましょう。ベトナムではカフェやレストランとどこでも無料でWiFiが利用できます。スマホを持っていれば、無料でネットに繋げることができるので、お店探しをじっくりとしていってください。

6、ベトナムに行く前にお店をピックップしておく

IMG_5010.jpg歩いて探すのもいいが、いい店を見逃してしまう恐れもある

ベトナム旅行のメインは店歩きとなります。おいしい料理を食べて、スパで癒され、ショッピングに耽る。それがベトナム旅行の醍醐味です。ですので、日本にいるときから、事前にどの店に行くのかを熟考してほしいところです。実際行くかどうかはさておき、目ぼしいお店はピックアップして、住所などをメモしておきましょう。スパを利用したいのであれば、日本にいるときから予約しておくべきともいえます。2時間、3時間といったパッケージを考えているならなおさらです。

7、積極的に他エリアに移動する

IMG_9160.jpg中南部のニャチャンビーチ

ベトナムでは郊外や他の観光エリアに行く場合は、国内線(空路)、長距離列車、バスのいずれかとなります。日本人旅行客はあまり移動をしたがらない傾向にありますが、それはいささかもったいないと言えます。ホーチミンを拠点に考えると、国内線で1時間も飛べば離れ小島のフーコック島に行けますし、バスで6時間走れば、砂丘の港町ムイネーに行けます。3泊、4泊と旅行期間があるのであれば、思い切って一泊使って遠方へ足を延ばしてみるのもいいかと思います。

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8、ベトナム語は挨拶程度は覚えておくべき

IMG_8868.jpg場所によっては英語が一切通じない可能性もある

都心の店では、英語や日本語を話せるスタッフが一人はいるものですが、屋台や食堂といったローカルスポットでは皆無。また、仮に英語が通じたとしても、こちらから挨拶だけでもベトナム語で話しかけることができれば、相手は喜んでくれることでしょう。海外旅行では人との交流も旅のテーマの一つ。現地の国の言葉を使って、意思疎通をしてみてはいかがでしょうか。また、ショッピングやレストランといった要所では「指さし会話帳」が非常に便利です。

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9、チップをわたすのに躊躇しない

IMG_7086.jpg高級レストランでもウェイターにチップをわたすといい

ベトナムでは、チップをわたす場面はいくつか考えられます。ホテルのベッドメイク、スパのセラピスト、高級レストランやバーのウェイター、タクシーをチャーターした場合の運転手へのチップなどなど。チップはサービスに対しての感謝のしるしですが、ベトナムではなぜか一部の店においては当たり前のようにもなっています。ただし、チップの金額は支払い料金のパーセンテージではなく、カテゴリー別に目安があります。例えばレストランであれば2万ドン~5万ドン、高級バーであれば5万ドン、スパのセラピストは5万ドン~10万ドン(格式による)などが相場です。チップの習慣がない日本人は、タイミングを図れずチップをだしそびれてしまいがちですが、これも海外旅行の醍醐味と思ってポケットマネーを用意しておくといいでしょう。

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10、時間を忘れてゆっくりと過ごす

IMG_9175.jpg時間が静止したハノイの旧市街

最後はこれが一番大切。博物館や美術館、寺院や世界遺産など名所巡りも確かに王道どころは押さえておきたいところです。しかし、日ごろストレス社会と呼ばれている日本の現代社会から解放されて、せっかく現実離れした滞在余暇をおくれるのです。時間に追われるのではなく、時間をもてあますようにゆっくりと過ごしてください。カフェで1時間も2時間もまったりするのもいいですし、スパマッサージを梯子するのもいいでしょう。屋台や市場でB級グルメや果物を食べ歩きするのもおすすめですし、ローカルバスに乗ってあてもなく車窓を流れる風景をぼーっと眺め続けるのもいいです。自分だけの旅行プランを作成してみてください。

まとめ

ベトナムはここ数年で日本人観光客数が急増化してきました。北部ハノイと南部ホーチミン以外にも、中部ダナン、中南部ニャチャンといった観光エリアも徐々に知名度が上がってきました。是非、今回の10か条を覚えて、より有意義なベトナム旅行をおくってください。

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