スタッフ研修レポート

ベトナム航空FAMツアー3日目～インドシナ最高峰ファンシーパン登頂と赤ザオ族の村散策をレポートします～

大阪支店スタッフ 2025年7月

＊サパ駅

3日目はサパ駅を出発しインドシナ最高峰のファンシーパンへ。
その後赤ザオ族の村を訪問して寝台列車でハノイに戻ります。それでは出発です！

サパ駅はEden Central Hotel と併設していて昔のフランスか
どこか異国の地に来たようなレトロな雰囲気があります。
建物は黄色で目立ち、スターバックスコーヒーやベトナム人気チェーンの
ハイランズコーヒーも入っています。

チケットを購入し、電車乗り場へ行きます。
日本の駅の感じとは違い、一列に並び待機しチケット確認後、順にホームへ進みます。
待ち時間はほどんどなくテーマパークのアトラクションに並ぶようなワクワク感がありました。

電車は2両編成で、朝早い時間帯だったので車内は満員でかなりぎゅうぎゅうに押し込まれて発車します。
この後ロープウェイに乗るため、ロープウェイの出発地点〈ホアンリエン駅〉へ向かいます～

駅を出発するとサパの大自然を一望しながらゆっくり進んでいきます。
窓からの景色がいいのでスマホを片手に写真や動画をとる人がほとんどです。
窓側の席に人気が集まってました。

＊ホアンリエン駅 =>ファンシーパン駅

電車でロープウェイの出発地、ホアンリエン駅に到着！
ロープウェイに乗り換えて、インドシナ最高峰のファンシーパンへ一気に登っていきます。

この駅もまた宇宙系のアトラクションのようなかわいい世界観の内装になっています。
周りの旅行者はちょうどベトナムの夏休みにあたる期間だったため、
ベトナム人のファミリーや団体、またインドネシアやマレーシアなど東南アジア人が多かったです。

サンワールドファンシーパンロープウェイ

ここから20分ほどロープウェイ移動です。
最初だけ少しスピードがでて浮遊感がありましたが、すぐに安定してどんどん登っていきます。

1台に20人ほど乗り込みます

全方向の窓からサパの景色を見ることができます。
高所が苦手な方はヒヤッとするかもしれませんが、絶景ですので是非ご覧ください～

出発直後のサパ棚田ビュー

中間までくると霧に包まれて何も見えなくなりました

終点に近づくとあたりは霧で真っ白で何も見えなくなりましたが無事到着。ロープウェイ移動はここまでです。
ロープウェイに乗っている間はあまり気温の変化を感じませんでしたが、降りるとひんやりしました。
ここにある建物はレストランやお土産ショップなどが入っています。
復路にこちらでお昼をいただきましたので後ほどご紹介します～

建物の中を通り、最後にファンシーパン山頂までのモノレール乗り場へ移動します。
モノレール乗り場までは徒歩移動で、階段の道を10分ほど歩きます。

残念ながら濃霧で真っ白

命綱なしで工事中

ムオンホアモノレール

霧の中階段を上り歩いていくと、ここから山頂近くまでをつなぐ登山列車の乗り場につきます。
乗車時間はほんの5分もありませんがかなり急な傾斜を登っていきます。

ファンシーパン山頂近くの駅に到着

駅到着後、山頂までは徒歩で階段上り。駅から山頂はすぐ近くで見えています。
山頂まであと少しです！

ファンシーパン山頂

山頂にあるカフェ

麓の天気がとてもよくて太陽も出ていたので上の方も晴れてるかなと期待していたのですが、
山頂付近も霧に包まれあいにくの天候でした。。。
雨季入りたての時期でしたが幸いなことに雨は降らなかったので助かりました。

復路は階段を永遠にくだっていきます。
視界真っ白で数メートル先もみえません。

＊VAN SAM RESTAURANT

今日はロープウェイの終点にあるレストランでランチビュッフェをいただきます。

ベトナム料理が中心ですが、ベトナム中華、洋食、韓国メニューもあり
種類豊富のビュッフェです。カエルのお肉料理もありました。
いろんなものを食べてみたいタイプではありますが、カエルは挑戦できずでした,,,

カエル肉の料理

＊Ta Phin Ancient Monastery(タフィン修道院跡)

タフィン村にある修道院です。
当時日本からきた修道女たちが第二次世界大戦中に暮らした修道院の廃墟とのこと。
外壁のみ残り、底は抜けていて中は何も残っていません。
こんな山奥にあって日本とも関係があると知り、とても不思議な感覚がありました。

ここは赤ザオ族の住む村なので修道院周辺を見学していると赤ザオ族の皆さんが近くまできていて少し交流することができました。

修道院跡の目の前の道路

＊Ta Phin Village（赤ザオ族の住む村/タフィン村）

赤ザオ族の住むタフィン村の中心にやってきました。
観光MAPのような看板があり観光地として開かれていますが、
訪問時は観光客は私たち以外に2，3組くらいしか見かけませんでした。

恐らく一番大きな道をひたすら赤ザオ族のお母さんたちを一緒に歩きます。
20～30分くらいくねくねした道を行きました。
ここも比較的高地ですが、たまに太陽が出たときは日差しは強めで歩いていると汗がでてきます。

赤ザオ族のお母さんたちの井戸端会議

＊タフィン村鍾乳洞

歩いていくと鍾乳洞にたどり着きました。
スケジュールにはありませんでしたが、この村の唯一の観光地とのことで入ってみることに。

初めは普通に立って進んでいくことができましたが、途中から身体を小さくして、
かがんでも頭をぶつけるほどの入口の小さい細長く伸びた通路を進み、みんなで泥だらけになりました！

中はとても涼しいです

＊メディカルハーブバス体験

こちらの施設で薬草のハーブバスを体験しました。
施設内は民族柄の椅子や衣装がありとてもかわいらしいです。

早速バスルームへ！
スタッフさんに呼ばれそれぞれ案内されたバスルームへ入っていきます。

木製の浴槽に薬草の入ったお湯が張られています。
匂いは特になく、写真では分かりにくいですが赤しそジュースのような色のお湯でした。
海外では湯船につかる文化はほとんどないと思っていたので新しい発見でした。

入浴後はかなりお肌がしっとりして保湿された感じがありました。
※髪の毛はきしきし感がしばらく残ります

＊Hong Long Lao Cai

ラオカイを出発する前の最後の夜ごはんをこちらでいただきます。
ベトナム中華のお料理でした。

珍しかったのは水牛のお肉の葉っぱで巻いた料理。
初めて水牛を食べてみましたが臭みもなくおいしくいただきました。

ラオカイ・サパ=>ハノイへ

2日間滞在したサパからハノイへ戻ります。
往路と同じ寝台列車を利用しました。

電車の出発まで少し時間があったので駅周辺を散策してみました。
高いビルやモールなどはありませんが、カフェやコンビニ、小さなレストランがありありました。
交通量は少なく、夜も落ち着いている町です。

＊寝台列車CHAPAに乗車

本ツアー往路に続いて2回目の寝台列車（CHAPA）移動です。
ラオカイ駅は乗車口とホームの段差が50㎝位あります。

※『ベトナム航空FAMツアー1日目～ハノイ観光と中国との国境の街ラオカイ・サパ行き寝台列車宿泊体験をレポートします～』にてより詳しくご紹介してますので、まだご覧になってない方は1日目のレポートもぜひのぞいてみてください！

ラオカイ駅：21:30発　ハノイ駅： 05:35着

今日は特にたくさん歩いて動いたので寝る準備をしたらすぐに寝れました。
往路同様、早朝ハノイ駅到着前のモーニングコールの音楽が電車内に鳴り響き起床です。

民族柄を使用したかわいらしい内装

ハノイ到着

サパ観光DAY2はファンシーパンと赤ザオ族の村を回りかなり1日の充実度が高かったです。
標高が高いところと事前に聞いていたので、少し心配していたところもありましたが、
最高地点でも3000ｍ弱なので特に体調の変化なく過ごせました。
一つ一つの観光地は距離があり、色々な乗り物を乗り継いでの移動になるので、不安な人は酔い止めを持っていたら安心かなと思います。

今回訪問した地区はベトナムの中でも北部の中国との国境で、見るもの、食べるものすべてが新鮮です。
エスニック料理や民族文化に触れるのがお好きな方はきっと貴重な経験ができますので、興味のある方はベトナム航空を利用して、寝台列車も体験してぜひサパへ行ってみてはいかがでしょうか。

以上FAMツアー3日目のレポートでした。

≪「ベトナム航空FAMツアー1日目～ハノイ観光と中国との国境の街ラオカイ・サパ行き寝台列車宿泊体験をレポートします～」はコチラ

≫「【ベトナム航空FAMツアー4日目】
一ハノイ街歩き＆２つの村を見学しました一」はコチラ