セントレアに最新鋭機材がやってきた！ベトナム航空の完璧な空の旅

ベトナム航空

ベトナム航空が就航した当初は名古屋⇔ハノイ線が週4便でスタートし、その後少しずつ着実に便数を増やしてきました。
現在、名古屋発ベトナム航空はハノイ行き・ホーチミン行きがそれぞれ毎日運航し、週14便の充実本数でセントレアとベトナムを結びます。

次なるベトナム航空のステップアップは機材の大型化。現在ハノイ線・ホーチミン線ともに基本はエアバスA321型機で運航します。通路が1本のみの単通路機材で、(失礼ながら)お世辞にも快適とは言い難い機内設備です。

そんなベトナム航空名古屋支店が「今年の春は機材を大きくする、もうそんな事言わせないぞ！！」と胸を張ってセールスしてまいりました。「ほんとですか？」と疑う私、ならば…！！と航空チケットを買って実際どうなのかレポートしてきました！

ベトナム航空　ビジネスクラス搭乗

先ずはセントレアへ向かいます！
ベトナム航空の出発は10:00-10:15、ということはセントレアには余裕をもって8時前には着きたいところ。
昼間は少々寂しい雰囲気がするセントレアも、朝は(朝だけは笑)混雑しております！
いつもは混んでいても窓側が全て埋まる程度のミュースカイ、ちゃんと通路側も全席着席があり、
デッキにも立って乗車する人がいるほど混んでいました。

無事にセントレアへ到着、早々にチェックインを済ませて身軽になろう♪♪
今回は新機材をレポートするためにも人生初！のベトナム航空ビジネスクラスチケットを奮発！！
いつもは横目で見ていたカウンターが目の前に！なんか落ち着かない私…

ベトナム航空　ビジネスクラスカウンター

「あいつ絶対違うところに並んでいるだろ…」とまわりから思われてるのかな、、と若干被害妄想をしつつ列へ。
英語が決して得意ではない私ですが、“PRIORITY”はすぐわかりました笑

PRIORITY　優先

後で調べてみると、ベトナム航空が加盟している航空連合「スカイチーム」共通のサービスなのですね。
どうりで過去見た覚えがある訳でした…

いつもひやひやするチェックイン、それは荷物の重さ。
大きなスーツケースを“パンパン”に入れると、20KGを少し超えるイメージです。

しかしながら、ベトナム航空は受託手荷物許容量に大変ゆとりがあり、
エコノミークラスでも40KG、ビジネスクラスならなんと60KGまで無料の大盤振る舞い！！
しかも個数制ではなく重量制なので、スーツケースが複数になってしまっても大丈夫！

余談ですが、あいにくセントレアにはないサービスなのですが…
成田・関西空港などには先ほどのスカイチームが提供する「SKY PRIOLITY」が
セキュリティーレーンにもあり、更に優越感に浸れるサービスを提供中とのこと。
セントレアにもできてほしいなぁ〜★(←いやそもそもビジネス乗る機会、今後あるのか私…？！笑)

チェックインの際にラウンジクーポンを渡されました。これ、やっぱり「ビジネスクラスならでは」のお楽しみですよね★このためにも自宅から朝食抜きでここまで来ましたｗ笑

セントレアでは「JALサクララウンジ」がベトナム航空の指定ラウンジ。セントレアのラウンジでは一番豪華で設備が整っていると定評あるラウンジです。出国審査を抜けた後、右側に少し進むと入口があります。

JALサクララウンジへ

おにぎりやサンドイッチの軽食のほか、JAL名物のカレーもあります！

JALサクララウンジ　内部

全国でセントレアだけ、カレーはJALビーフカレーに加えて、ココイチ監修のキーマカレーもあります！

さて、いよいよ搭乗の時間。23番ゲートより搭乗です！

搭乗

…「優先搭乗のご案内です、小さなお子様をお連れのお客様、スカイチーム○○メンバーのお客様、 ビジネスクラスご利用のお客様、23番ゲートよりご搭乗ください。…Ladies And Gent(略)」…

いつもなら狭い機内に極力居たくないので、最後の最後に搭乗する私ですが、
今回ばかりは地上より快適に違いない！と確信して、恐縮ながら優先搭乗のタイミングで機内へ！

早速席に座るとウェルカムドリンクのサービス。
既にラウンジでお腹いっぱいな私ですが、せっかくくれるならもらわないと！の精神が本領発揮w
飲めないお酒を無理して頼む見栄っ張りな私をお許しくださいませ。。笑

ベトナム航空　ビジネスクラス　

着席のタイミングで機内食のメニューが配られます。なるほど、急に「フィッシュorビーフ？」と聞かれることはないんですね。笑　これは英語が苦手な私にとってもありがたいサービス。メニューを指差すだけで確実に、簡単にオーダーできる優れもの。これ考えた人すごいなぁ〜〜と感心しました。

ドリンクリストも別に用意されておりました。飲めない私はウェルカムドリンクだけで十分。笑

ベトナム航空　ビジネスクラス機内食メニュー

ワインリスト・カクテルリストもあったりして、お好きな方にはたまらないでしょうね★

ベトナム航空　ビジネスクラス　ワインメニュー

さて順番が前後しましたが、一番気になる座席をご紹介します！

先ず、飛行機の種類から！
いつもはエアバスのA321型機で運航しているベトナム航空、

それが今年2018年の3月〜４月限定で、最新鋭機種B787またはA350で運航！！

今回搭乗したのはB787型機ドリームライナー。

ベトナム航空　B787型機ドリームライナー

ボーイング社の最新鋭中型旅客機。機内に通路が2本ある双通路機材で、天井も高く、窓も大きいので、 機材の大きさ以上にゆとりある機内に感じられるのがまた良いところ。

ベトナム航空　B787型機ドリームライナー　ビジネスクラス

搭乗したのは窓側の一人席。今回は一人旅でしたので、迷わずこちらを選択！！

ベトナム航空　ビジネスクラスシート

程よい仕切りの高さがあり、プライベート感が嬉しいポイントです。

ちなみにいつものA321型機のシートはこちら。まぁこれでも快適といえば快適なのですが…
やっぱり新しくて広いのは本当に嬉しいですね！

ベトナム航空　A321型機のシート

B787ならではの大型窓。電子シェード搭載なので、眩しくても外を見ることができます。

B787　ビジネスクラス　窓際のシート

更にうれしいのがUSB端子・マルチプラグのコンセントを装備していること。
スマートフォンやカメラなどの電子機器を充電でき、旅先で使う前に便利な装備です。

ベトナム航空　ビジネスクラス　シート周り

リクライニングはもちろん電動。フルフラットになり快適な空の旅を楽しめます。

ベトナム航空　ビジネスクラス　リクライニング

身長180CMの私ですが、フルフラットにしても十分足を伸ばせてゆっくり過ごせました。

ベトナム航空　ビジネスクラス　フルフラットシート

人が来る前に撮れるところは撮っておこうというおのぼりさん笑
反対側に目を向けると通路側は2人並んで座れるようになっていました。

ベトナム航空　ビジネスクラス　並び席

ご夫婦・カップルでの搭乗がよさそうですね！今回私はあいにく一人旅だったので無縁でしたが…笑
全体はこんな感じ。B787ならではのゆったりとした機内空間。座席が大きくても圧迫感を全く感じません！

ベトナム航空　B787　ビジネスクラス

機内アメニティはブランケット・スリッパ・クリームや歯ブラシ・アイマスクなどのオリジナルキット。

ベトナム航空　ビジネスクラス　アメニティ

機内でのスリッパは本当にありがたいですよね！シートベルト着用後の次にスリッパに手を出しました。笑

機内エンターテインメント、もちろんパーソナルモニターを搭載！
いつものA321型機より大型でそして日本語の内容もとっても充実しております！

ベトナム航空　B787　ビジネスクラス　機内エンターテイメント

タッチパネルモニターが使用シーンによって角度が変えれるのは便利ですね。
ちなみにこちらがいつものA321型機のパーソナルモニター。違いは一目瞭然！

ベトナム航空　B787　ビジネスクラス　モニター

さて、空の旅のお楽しみのひとつ。機内食。
機内食が充実しているのはベトナム航空ならでは。国際線では前菜〜メイン〜デザートのコース料理を楽しめます！　
どれにしようか迷うぐらいです…

アミューズから始まりました。

ベトナム航空　ビジネスクラス機内食

前菜の盛り合わせ

ベトナム航空　ビジネスクラス機内食

メインは和食の牛肉を選択。ベトナム航空のセントレア発は牛肉メニューが多いです！

ベトナム航空　ビジネスクラス機内食

その後はデザート。好きなものを好きなだけ選べます★

ベトナム航空　ビジネスクラス機内食

ハノイまで5時間程度の中距離路線ですが、食事サービスは大変充実しており、正直驚きました…
いやーベトナム航空様、恐れ入りました…

約5時間でハノイへ到着。正直5時間では"降りたくない"ぐらい快適な空の旅でした。

ハノイ到着

正直な感想を申し上げると、お世辞でもなんでもなく「想像以上だった」に尽きます。
実はベトナムへは6年ぶりに渡航＝ベトナム航空も6年ぶりの搭乗でした。
その時は「あーこんなもんかな？」と思っておりましたが、
今回いい意味で裏切られました。
英国スカイトラックス社が実施する航空会社格付けで4スターを取得しているだけあります。

最新鋭機材で新しい、快適なハード面でのサービス充実、
日本に負けないぐらいのきめ細かなソフト面でのサービスと、
すべてにおいて完璧な空の旅を過ごす事ができました。

今後も搭乗されるお客様が増えれば、今回の最新鋭機も定期便となって就航するに違いありません。
そんな夢に一歩近づいている、と感じられる貴重な経験でした。

是非今度は皆様ご自身でこの快適な空の旅をご経験してみてください。