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スタッフ研修レポート

 
 

2017年10月 ベトナム・中部(フエ・ホイアン・ランコー)
研修レポート ベトナム観光編

東京支店スタッフ(RT.) 2017年10月

 

1024〜1027 ベトナム航空 ファム レポート  観光編


【HUE -フエ-】

フエは、ベトナム最後の王朝が栄えた古都です。ホーチミンなどに比べると、中華式の建物が多いですが、フランスから影響を受けた特徴も見受けられます。
また、フエの人々は穏やかな性格で、のんびりとしており他の都市の人々より歩くのもゆっくりだそうです。

<トゥドゥック帝廟>

 フエ トゥドゥック帝廟 フエ トゥドゥック帝廟

阮朝4代目の皇帝 トゥドゥック帝が祭られている場所です。
生前は別荘として使われており、政治を行ったり、宮廷音楽を楽しんだりしていたと言われています。

とても静かで蓮池が綺麗な散策スポットとしても人気の観光地です。欧米の観光客の方が多い印象がありました。

 トゥドゥック帝廟 入場券  トゥドゥック帝廟 入場券

 トゥドゥック帝廟 	案内板 (露出の多い服での観光は禁止されています。)  トゥドゥック帝廟  案内板 (露出の多い服での観光は禁止されています。)

 
<フエ王宮>

 フエ王宮 フエ王宮

中国の紫禁城を参考に建てられたと言われています。
今回は15分ほどしか見られなかったのですが、すべて観光しようとすると数時間かかりくらい広大な土地で、敷地内に博物館や飲食店もあります。
ベトナム戦争で破壊された箇所も見受けられ、修復中の建造物もあります。

 フエ王宮 祝砲 (春・夏・秋・冬)  フエ王宮 祝砲 (春・夏・秋・冬)

 
<ティエンムー寺院>
400年以上前に建てられたお釈迦様を祭っている寺院です。

 フエ ティエンムー寺院 フエ ティエンムー寺院

7重の塔。
それぞれに仏像が置かれており、現在も修行をしている僧侶や信者の姿を見ることができます。
また、欧米からの観光客がとても多かったです。
 

 ティエンムー寺院 「ティック・クアン・ドック」の車 ティエンムー寺院 「ティック・クアン・ドック」の車

入り口の7重の塔を抜けると、イギリス製の青い車があります。
フエの寺院になぜ・・?と思いましたが、これは1960年代に当時のベトナム政府が行なっていた仏教弾圧政策に抗議するため、アメリカ大使館前で焼身自殺をした高層の「ティック・クアン・ドック」の車です。
アメリカ大使館まで向かう際にも乗っていたため、ここティエンムー寺院に寄蔵されています。

ティック・クアン・ドックは、炎の中でもお経を唱え続け、写真右上のあるように、心臓は燃えなかったと言われています。高僧の意思の強さを窺える当時、世界中で報道された衝撃的な事件だったそうです。


<アンシエント・フエ>
王宮やティエンムー寺院からほど近くにある、宮廷料理が食べられる高級レストランです。

 「アンシエント・フエ」 「アンシエント・フエ」

 装飾品 (よく見ると値札がついており、購入することも可能のようです。)  装飾品 (よく見ると値札がついており、購入することも可能のようです。)

 ジャスミンティー (今まで飲んだジャスミンティーで一番美味しかったです・・・!お花が入っていて見た目もかわいい。)  ジャスミンティー (今まで飲んだジャスミンティーで一番美味しかったです・・・!お花が入っていて見た目もかわいい。)

 生春巻き (フエの宮廷料理の特徴のかざりがとても綺麗です。このバラは人参などで作られています。)  生春巻き (フエの宮廷料理の特徴のかざりがとても綺麗です。このバラは人参などで作られています。)

 白身魚の煮物  白身魚の煮物

 コーヒーゼリー ココナッツソース添え コーヒーゼリー ココナッツソース添え

 
<フエ まとめ>

ベトナムといえば、ホーチミンにあるフランス風のコロニアル様式の町並みの印象があったので、融合しているフエの建造物が新鮮でした。
世界遺産や歴史文化財が多く、全体的に静かでゆったり時が流れている都市のためか、高齢の方が多く、特に欧米からの観光客がとても目立ちました。


【ホイアン(ダナン)】

ホイアンは、16世紀に貿易港として発展した中国やフランスのみならず日本の文化も残る人気の観光スポットです。
旧市街は世界遺産にも登録されており、世界から多くの観光客が訪れています。

また、ホイアンに向かう前にダナンのお土産屋さんに行きました。
ダナンの定番のお土産Phevaのチョコレートです。好きな色の箱を選んで、お好みの味のチョコレートのみを買うこともできます。ダナンの空港でも購入可能ですが、路面店の方がお安いそうなので、ぜひ立ち寄ってみてください♪
 

 ダナンの定番のお土産 Phevaのチョコレート ダナンの定番のお土産 Phevaのチョコレート

 
<ホイアン旧市街>

 ホイアン旧市街 ホイアン旧市街

中国とヨーロッパを中心に様々な様式の建物が並んでいます。
時間がなく、あまり見ることができなかったですが、お洒落なカフェや革や籠などの鞄屋さんが多くありました。

ガイドさんに拠ると、シクロはチップをたくさん払う中国人・韓国人観光客が独占しているような状況で、運転手も日本人はあまり乗せたがらないそうです。
ベトナム名物のシクロですが、ホイアンでの利用は残念ですが、あまりおすすめできない状況になってしまっています。


<THANG LOI 国営シルク工場>

 ホイアン 「THANG LOI」国営シルク工場 ホイアン 「THANG LOI」国営シルク工場

こちらはホイアンにあるシルク工場です。
蚕を育てるところから、商品の販売までをここで行なっています。作品を写真に撮ることは禁止されていましたが、依頼された家族写真を手芸で刺繍にするなど技術の高さに驚かされました。
また、普段使いできるTシャツやストール、スーツなどを日本やヨーロッパでは考えられないような値段で販売しているので、お土産を買われる観光客でとても賑わっていました。


< ホイアンまとめ >

ホイアンのヨーロッパと中国、日本の文化が混ざったような街並みは目新しく、とても綺麗でした。
旧市街は、ショップやカフェも充実しているためバリのスミニャックのような雰囲気もあり、女子旅にもおすすめのエリアだと思います。今回はお昼時の滞在でしたが、夜のランタンが灯っている景色も見てみたいです。

また、ホイアンだけでなく、フエにも共通しますが、日本人観光客があまりいない印象がとても強かったです。
ホーチミンなどに比べるとまだまだ知られていないエリアですが、ショッピングやカフェ巡りだけでなく、歴史的・文化的遺産も多いベトナム中部をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
 

 

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