2016年3月 ベトナム研修レポート 3日目
名古屋支店スタッフ(RN.) 2016年3月
【ミーソン遺跡観光】
プルクラダナンから車で約1時間半でゲートに到着。
入場し5分程歩いてカート乗り場へ。
風が気持ち良いカートに乗ってまた約5分程で休憩所へ。
ここにあるミーソン遺跡全体の模型を使い、簡単にミーソン遺跡についての説明を聞きます。
ミーソン遺跡 観光用カート ミーソン遺跡についての説明
休憩所の近くで小さなショーが行われる建物があり、笛の演奏会が行われていました。
ずーっと息継ぎしないで吹いている男性。この暑い中倒れてしまうのでは、と思ったほどです。演奏中は扇風機が回っていて多少涼しかったのですが…。
これ以降は屋根なしで写真右のような所を歩かなければなりません。
日差しが強いので日焼け対策をお忘れなく。
ミーソン遺跡 笛の演奏会
沢山の遺跡が見えてきました。
大きなものから小さなものまで細かな彫刻を近くで見ることができます。
ひとつひとつガイドさんの丁寧な説明を受けながら見学。
人間の形をした彫刻は、ほとんど顔がありませんでした。
戦いのときに持っていかれてしまったものが多く、辛い戦争時代の歴史も垣間見ることができます。
少しだけ高い丘のような所にある遺跡群の前では先ほどの演奏隊?の人たちが楽器を担いで登ってきて、小さな演奏会と踊り子さんのダンスを見ることができました。
色鮮やかなアオザイをなびかせながら優雅に踊る様子はとっても綺麗でした。
ミーソン遺跡 踊り子さんのダンス
遺跡群の中には、部屋の中に小さな置物風の遺跡がたくさんあったり、小さな門のような遺跡をくぐることが出来たり、見るだけではなく中から見学可能な場所もあります。
他の遺跡群では、中々遺跡の中に入ることができないので貴重な経験だと感じました。
約2時間程で見学は終了。
少し休憩したらカートで入口まで戻ります。
入る前に地図で受けた説明ではとっても広く時間のかかる観光かと思いましたが、遺跡群は小さな範囲に沢山あるのでパパっと見ることが出来ます。
これからくる方は、日差しが強く気温が高いので、涼しい服装と歩きやすい靴で観光を楽しんでください。
ミーソン遺跡
ミーソン遺跡から約1時間半でホイアンへ
まずはランチのお店へ。
川が真横を流れるダオティエンリバーレストラン。
オープンエアーの店内は、緑とランタンがゆれるオシャレな造り。
ホイアン名物「カオラウ」を頂きました。カレー風きしめんのような感じです。
レストランは風が通り抜けて涼しい場所でしたが、カオラウは暑い気候にピッタリの爽やかな味。
大好きになったベトナム料理の中でも上位にランクイン♪
店員さんがみんな美人でニコニコしていて感じの良いお店でした。
ホイアン ダオティエンリバーレストラン ホイアン名物「カオラウ」
ガイドさんがチケットを渡してくれるのでそれを持って入口となる橋のほうへ歩きます。
橋の目の前にはフュージョンマイアの手がけるフュージョンカフェがあります。
ホテルの特典で食事がついているので覗いてきましたが、いたって普通のカフェです。
でも特典でこの場所で食事が出来るならいいかも!旧市街でたっぷり遊んでからついでにこられるしマッサージが1日2回受けられて、1回ディナーが付いているなら女性の目を引くのもわかる気がする。
橋を渡り、旧市街突入〜♪
早速見えて参りました。ランタンが!!!
明るいときに見てもデザインが可愛くてずっとiPhoneがカメラモード。
一つ一つのお店もオシャレでランタンとマッチしてるんです。
どれくらい素敵な場所かというと、旧市街でウェディングフォトを撮影する現地人カップルがたくさん!
建物の前や小さなボートの上等様々な場所で5組くらい見かけました。
私たちで言う京都みたいな場所のようです。
ホイアン旧市街 ランタンとお店
福建会館は中国や香港で良く見かける渦巻き線香が天井に吊るされた中国寺院。
300年の歴史を持つ寺院だそうですが、鮮やかな色づかいの門や壁がその歴史を感じさせない雰囲気でした。
中庭では鯉が泳いでいたり花が綺麗に咲いていたりしました。
海のシルクロード博物館には、昔貿易線にのせられていたとされる食器や荷物が展示されていました。
ホイアン旧市街 福建会館
一番の見どころ来遠橋(日本人橋)は、橋の外から中まで観光客で埋めつくされていました。
外側から中にいる人の撮影をする人たち、橋の上のど真ん中で団体で説明を効く人たち(たぶんあの国の)。
来遠橋は、当時ホイアンに住んでいた日本人が作ったとされており、橋の中央あたりの向こう側には航海の安全を祈る小さな神社があります。
暗くなるとライトアップされるので暗くなってからの見学もお勧めです。
ホイアン旧市街 来遠橋(日本人橋)
最後に訪れたフンフンの家は、約200年前に貿易商人の家として建てられ、現在は建築分野で注目を集めているスポットです。
壁=ベトナム、柱・ドア=中国、屋根=日本、と3ヶ国の建築をまとめた造りとなっています。
現在も8代目の子孫が住んでおりお土産が販売されています。
旧市街の観光名所を回り終えた所で夕食まで時間があったので自由散策♪
美味しいフレッシュジュースを飲んで一休み。
ワンピースや可愛らしい刺繍のポーチを購入。
他にも面白いデザインのTシャツや小さな食品サンプル屋台、味がありすぎて怖いおもちゃ屋さん等変わったお店も有りました。
丸一日ぐるぐる歩き回るには小さい旧市街ですが、途中ゆっくりと景色を楽しみながらカフェでお茶したりしたらあっと言う間に時が過ぎてしまいそうな場所でした。
ホイアン旧市街 お店散策
夕食の前に川沿いを散歩していたら若い現地の女の子に話しかけられて30分のリバークルーズに誘ってきているようでした。
最初はあまり乗り気じゃなかった私たちも30万ちょっとドンが20万ドンになったので「乗ってみるか」。
ボロボロのボートに乗り込み少し待つ。
「キャプテンがくるまで待っててね。」とベトナム語で言われ(キャプテンしかわからなかったけど多分そう)何故か知らないおばあちゃんまで乗り込んできました。
お金払ったの?でも明らかに現地のおばあちゃん。
とても可愛いおばあちゃんで必死にコミュニケーションをとろうとしてくれましたが、もちろん一言も英語が話せないようでお互い「???」となりながらニコニコ。
しばらくして船が出航。お客さんは私たち3人とおばあちゃんのみ。
船の上は殆ど揺れませんでした。
わりと強めの風が吹いていましたが「あれ、気分で乗ったわりに気持ちいい?♪」それもつかの間、途中で船の様子がおかしい…。絶対壊れた。エンジンがボンボン言わない。キャプテンが船に空いている穴から水をすくって船の外に出していました。
ここで沈没するのは嫌だー!!!(笑)
15分程キャプテンが穴の中に身体を突っ込み頭から上半身をビシャビシャにしながら直してくれて船が復活。
30分の船旅は終了しました。
船が壊れて驚きましたが、風が気持ちよく、綺麗な夕日がみれて良い思い出となりました。
ホイアン旧市街 リバークルーズ
ビックリバークルーズ(笑)終了後、夕食会場へ。
ずっと食べたかった名物「ホワイトローズ」がありました。
米粉を使ったモチモチの生地でエビが包まれたワンタン風料理です。
まるで白いバラの花びらのように純白に透き通っている為その名前が付けられ、なんだかロマンティック。
他にもカオラウやバインミー、フルーツの入った爽やかなおかずなどこちらも文句無しに美味しかった!
ホイアン旧市街 夕食会場と名物「ホワイトローズ」
夕食もデザート頃になってくると暗くなってきてちらほらランタンが灯り出しました☆
川沿いのレストランだったので向こう岸に飾られたランタンにうっとり。
雰囲気のでる濃い色のランタン屋さんから頭上に飾られた明るい色の星やお花の形のものまでランタン祭りじゃなくても十分に楽しめます!
ランタン祭りでもなんでもない普通の日でしたが、ランタンが灯り出すと一気に人が増えます。
なのでもし「ランタン祭り」のときにきてしまったら、人とすれ違うのも難しい程になるそうですよ。
旅行計画中の皆さんご注意ください。
ホイアン旧市街 ランタン点灯
夕食後、灯篭流し体験。最初に通った橋の側で細長い竹を使って川へ灯籠を流します。
あまりの混みようにロマンティックとは言えませんでしたが、小さな灯籠が川に流れていくのを見ていた時は情緒あるホイアンらしい体験だと思いました。
ただ、竹の長さがギリギリ水面に着くくらいの長さしかないので上手に流さないとすぐに岸に付いてしまいます。
なるべく遠くに流せるようにすると良いみたいです。
ホテルへ戻り宿泊特典のマッサージのためスパへ。
サロンへ到着するとまずはカルテへ簡単なプロフィールと体調、身体の痛いところはないか、特に強く施術して欲しい部位、触って欲しくない部位、好きな香りをラベンダー・ペパーミント・グレープフルーツ・レモングラスから一つ選び記入。
全て日本語なので迷うことなく記入できました。
何分かすると施術室に案内され着替え、施術開始。
強めの指圧全身マッサージで若干ヒーヒーなりながらも終了。
全身マッサージなのでひとつのオイルでさーっと終わってしまうと思っていましたが、ちゃんとフェイシャルのときにはキュウリを目の上に載せてくれたり、体を表も裏もマッサージしてくれて、特典とは思えない程しっかりしたきめ細かなサービスでした◎
スパ終了後、部屋へ戻り就寝。