初めてのホーチミン旅行で買うお土産選びのポイント

初めてのホーチミン旅行者に向けて、現地で買うべきお土産や購入の際の注意点、ポイントなどを詳しく解説します。特に食品・お菓子類をお土産に考えている方は必見です。

日本に持って帰れないお土産に気を付けて

ベトナムのビーフジャーキー

ベトナムで買ったお菓子で「これ美味しかったからたくさん持って帰ろう」と購入しても、場合によっては日本の空港で没収、もしくは多額の税金が発生することもあります。

ベトナムを訪れた日本人が空港で没収されやすいものは、「肉類」、「ワニ革製品」、「タバコ」類となります。特に昨今肉類は日本の空港で厳密に検査され、たとえベトナム現地のスーパーで買える製品化されているものでも、成分に肉が含有していれば没収の対象になります。

また、タバコは1カートン、お酒はボトル3本までが無税で持ち込み可能で、それ以上は税金がかかります。ベトナムはタバコが安いので大量に買って帰る日本人が多いですが、見つかるとかなりの額の税金をその場で払わなければなりません。

市場で食品・お菓子土産は買わないように

安いのでつい買ってしまいがちだが

ホーチミン旅行者の中にはベンタイン市場でコーヒーやドライフルーツをお土産に買って帰るつもりでいる人もいるかもしれません。しかし、市場では2つの理由からおすすめできません。

市場のお菓子は風味が劣化し雑菌も心配

市場ではコーヒー豆やドライフルーツなどを安く買えますが、これら密閉式ではないビニール袋に大量に入っていて、野ざらしで保管されているだけなので風味が劣化しています。また、ドライフルーツのような乾物は雑菌が大量に繁殖しているため、健康上も心配です。

日本に持ち込むと空港で没収される

基本的に身元不明の食品類は日本の空港で没収されます。市場で買うお菓子類は、必要分量をビニール袋に入れて輪ゴムで閉じて販売するだけで、製造ラベルや成分表、バーコードの印字がなく、厳密にいえば違法行為となります。そのため、日本の空港に持ち込んで持ち物検査で見つかった際は没収の対象となります。

初めてのホーチミン旅行者におすすめのお土産特集

以下では2024年に初めてホーチミンに訪れる旅行者・出張者に向けて、おすすめのお土産を「お菓子」と「雑貨」に分けて紹介します。

ベトナムの伝統と特産をお土産に「YUGOC/ユーゴック」

ⒸYUGOC

「YUGOC（ユーゴック）」は、ベトナムの伝統と各地の特産を外国人向け旅行デザインにパッケージ化して販売するブランドです。ホーチミンで生まれた会社ですが、現在はハノイ・ダナンでも販売しています。

ⒸYUGOC-Vina Crepe

人気商品は「非加熱生はちみつ」や「ドライフルーツ」、「ビナクレープ」など。自分用や家族・友人には生はちみつやドライフルーツがおすすめで、会社の職場向けには個包装になってばらまきができるビナクレープが一押しです。

また、YUGOCでは日本語通販サイトがあり、ベトナム国内の宿泊ホテルに届けてくれるサービスを利用できます。ネット決済しておけばレセプションに商品を預けてくれるので、配達時間を気にすることなく観光に出かけられます。

公式HP：https://yugoc.com/

ベトナム旅行の定番高級チョコ「Marou/マルゥ」

最近はギフト系パッケージも増えてきた

外国人旅行者に人気の「Marou（マルゥ）」は、高級チョコレートとして高い人気を誇ります。板チョコ一枚はおよそ500～700円。最近はミルクチョコレートもレパートリーに増えてきましたが、もともとはカカオ率70％以上のダークチョコレートの専門ブランドでした。

MarouもYUGOCと同様にホーチミンで生まれ、ベンタイン市場から徒歩10分のところに直営カフェがあります。板チョコ以外にもさまざまなチョコレートがあるので、是非立ち寄ってみてください。

公式HP：https://maisonmarou.com/vi/

雑貨をお土産にするなら「amai/アマイ」の食器が一押し

おすすめはお皿とコップ

amai（アマイ）はホーチミンで生まれたテーブルウェアブランドです。花びらのようなゆがんだ縁がデザインで、ざらざらとした手触りのセラミックです。皿、湯飲み、スプーン等食器類は大抵取り扱っているので、お好みをチョイスするのがいいでしょう。ただし日本に持って帰るときは割れないように注意してください。

ホーチミン市1区のドンコイエリアの雑貨店にはアマイを扱うところもあるかもしれませんが、タクシーで20分で行けるタオディエン地区に本店があるので、そちらの方が取り扱い種類が多くおすすめです。

本店住所：83 Xuân Thủy Thảo Điền, District 2
営業時間：9:00～20:30

Tシャツや若者向けバッグを販売するホーチミン発のブランド「Ginkgo/ギンコ」

ベトナムのローカル風景のイラストTシャツが人気

Ginkgo（ギンコ）はアパレルブランドとして、Tシャツやバッグのほか最近はベトナム雑貨類も販売するようになりました。ギンコTシャツを買いたい場合は直営店に足を運ぶ必要がありますが、ホーチミン市内ではレロイ通りに店舗があるので、こちらが市民劇場やベンタイン市場から近くておすすめです。

住所：10 Le Loi St. Dist.1. Ho Chi Minh
営業時間：9:00～22:00

まとめ：初めてのホーチミン旅行でお土産の予算はどのくらい？

今回は初めてのホーチミン旅行者向けにお土産購入の注意点やおすすめ土産を紹介しました。お土産に使う予算は人それぞれですが、1人予算2万円前後用意しておけば、お菓子も雑貨も満足いく量を買うことができます。ベトナムはまだまだ発展途上国で、旅行者向けのお土産が出始めたのもここ最近です。他国よりは選べる種類は多くないかもしれませんが、「これは絶対に買いたい」お土産は事前にメモしておき、買い漏らさないようにしてください。

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