近年日本人旅行者が増えてきたベトナムのダラット。高原リゾート地としてのどかな時間をおくれるのが大きな魅力です。ここでは2024年最新のダラットの行き方や現地の過ごし方を紹介します。
寝台バスが快適に!ホーチミンからダラットへ気軽に行ける
2024年時点ではダラット⇔日本の直行便がないため、行き方は①ホーチミン/ハノイ/ダナンから空路で行く、②ホーチミンから寝台バスで行く、の2択となります。多くの人が選択する寝台バスは、これまでフンチャンバスと呼ばれるFUTA社のバスを利用していましたが、40シートタイプのため、かなりベッドの幅が狭く、2階だと揺れで落ちてしまう心配もありました。
しかし、2023年頃から他社でゆとりある20シート型の寝台バスが普及し、ベッドも1.5倍ほど大きくなった印象です。身長170cmでも足を延ばせますし、寝返りも打てるので、かなり快適になりました。料金も片道1500円程度と安いのも魅力です。
ダラットのホテル事情も様変わり!優雅な滞在が期待できる
ダラットのホテル事情もここ数年で劇的に変わりました。これまでは旧家を改築したホテルが多かったため、「内装は豪華だけで清潔感がない」、「冷房もないしお湯もでない」というホテルが普通にありました。
しかし、ここ数年でご覧のような4つ星、5つ星相当のホテルが立て続けに開業し、日本人でも満足できるホテルが数多く営業を開始しました。
ダラットの魅力:屋外レストランで絶景バーベキュー!
これまで数十回とダラットに足を運んだ筆者ですが、日本人が感じるダラット旅行の一番の魅力は、ご覧のような「大自然を眺めながらバーベキューやコーヒーを楽しめるレストラン&カフェ」です。
屋外レストランは昼も夜もどちらもおすすめできるのも特徴です。屋外レストランの多くは小高い丘に位置しているため、茶畑・段々畑が連山などを背景に食事を楽しむことができます。
ちなみにダラットの名物は「イノシシ肉・シカ肉」です。その他ホーチミンでは滅多に食べられない山岳料理も押さえておきたいところです。
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カフェ巡りもおすすめしたい|ダラットの楽しみ方
ベトナムと言えばカフェ天国で、ホーチミンにもこの手のカフェはたくさんあります。しかし、ダラットはお洒落な内装に加えて絶景も楽しめます。大自然の山々や田園風景を背景に、フレッシュジュースやベトナムコーヒー、自家製ジャムをつけたマフィンなど、ダラットならではの時間を満喫できます。
新観光スポットに行こう!子供も楽しめる「ルミエール」
2024年に話題のこちらは「ルミエール」と呼ばれる新しい観光スポット。「愛の盆地とダティエン湖」のすぐ傍にオープンし、幼稚園くらいの子供から楽しめるスポットです。幻想的な空間が待っているので記念撮影にもピッタリです。
また、所要時間は1時間30分くらいなので、ルミエールを終えたあとは、愛の盆地とダティエン湖に立ち寄るのもおすすめです。ちなみに愛の盆地とダティエン湖もコロナ禍に全面リニューアルし、現在は宿泊施設も兼ね備えた観光スポットに様変わりしています。
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コーヒー農家に訪れるアクティブツアーも人気!最新ダラット観光情報
ベトナムコーヒーが有名なのは多くの日本人旅行者も調べ済でしょう。では、ダラット産のコーヒー豆が国内では最高品質であることは知っていますか?
昨今はダラットで生まれたコーヒー豆ブランドが数多くあり、一部はホーチミン含む全国展開しているものもあります。また、近年はカフェやコーヒーブランド会社が主催する農園ツアーが人気です。
コーヒーの花畑の見学から焙煎の様子まで知ることができ、日本人が経営に携わっているツアーも催行しています。
まとめ:ホーチミンとダラットの2都市周遊観光を計画しよう
今回はダラットの最新情報を紹介しました。ダラットはホーチミンからアクセスが良いので、ホーチミンとダラットの2都市周遊旅行がおすすめです。1泊だと少々もったいないので、2泊3日でダラット旅行を計画し、前後1日ずつホーチミンに滞在する5~6日間の旅程を組んでみてはいかがでしょうか。
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