ベトナムのビーチリゾートとして知られるダナン、及び近隣県にある世界遺産ホイアンは、10月から2月は雨季の期間となります。そのため、この時期に旅行する人は、現地の観光方法を予め知っておくのがおすすめです。
ここでは2023年以降の旅行者に向けた雨季の過ごし方を紹介します。
2023年ダナン&ホイアンの雨季の期間の現地事情
ベトナム中部に位置するダナン及びホイアンは、9月下旬から雨降りの日が多くなり、10月から2月頃まで雨季の季節と言われています。
ご存知の通りダナンはベトナム最大級のビーチリゾートとして、ホイアンは旧家が並ぶ世界遺産の町がある観光地として人気を博し、いずれも屋外観光がメインとなります。
そのため、この時期にベトナム中部に訪れる旅行者の中には、「滞在中毎日が雨が降ってたから楽しさが半減した」という声も少なくありません。
これから雨季にダナン&ホイアン旅行を計画する人は、"残念"な滞在を回避するために、事前に雨降りを想定した現地観光方法を考えておくのがおすすめです。
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晴れる時間も依然として多い!ダナン観光の歩き方
雨季の期間中は確かに雨降りの日が多くなりますが、1日中降り続けることは滅多になく、大抵は小一時間のスコールが1日複数回ある程度となります。そのため、雨が降ってもビーチやホテルプールで泳ぎ続けている人は多いですし、気温は相変わらず高いので"南国らしさ"が損なわれる心配はありません。
ダナンの室内観光スポットを巡る旅行ルートもおすすめ
ダナン市内にはビーチ以外にも室内観光スポットが幾つかありますので、雨が長引きそうと判断したら、屋外観光から室内スポットへ切り替えるルートを予め考えておくのが良さそうです。
ダナン市内の室内観光スポット
- 1.ハン市場
- 2.コン市場
- 3.チャム彫刻博物館
- 4.ダナン市博物館
- 5.スパ
ダナン大聖堂周辺とミーケービーチエリアには数多くのスパが集まっているので、こちらで90分から3時間のパッケージコースを選ぶのもおすすめです。ただし、他の旅行者も同じ考えのため、雨季の期間はどこのスパも混み合うのが通常です。なるべく予約してから向かうのが良いでしょう。
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夜を狙って訪れるのが吉。ホイアン観光の歩き方
2023年9月以降になると、新型コロナの面影もなくホイアン旧市街は以前と同じように観光できます。ホイアンは昼と夜で歩き方が変わり、日中は旧家巡りですが、夜はお店巡りがメインとなります。また、ホイアンの夜は雨に降られないことが多く、また、仮に降っても数十分で止むことがほとんどです。
そのため、天気が芳しくないと感じた日は、「日中はダナン観光。夜はホイアン観光」と区切りを付けるのもおすすめです。また、ベトナムの雨は局地的豪雨のため、「ダナンは雨でもホイアンは晴れている」ことがよくあります。あまりに雨が長続きするようなら、思い切って場所を移動してみるのも有効です。
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ホイアンの夜観光では、雨季の時期に以下を楽しむことができます。
- 1.ナイトマーケット散策
- 2.トゥボン川のボート遊覧(灯篭流し)
- 3.レストランでグルメ堪能
- 4.スパ
多少の雨であればポンチョを被って町散策は続行できますし、ボートの遊覧も可能です。
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台風上陸中のホイアンは観光を避けるべき理由
一方で観光の中止を余儀なくされるのが「台風が来ている間のホイアン観光」です。ホイアン旧市街は台風による豪雨が続くと、一時的にトゥボン川が氾濫して道路が冠水します。
歴史保護地区のエリア内は徒歩での観光ができなく、ボートに乗って移動しなければなりません。台風時のボートツアーを催行する旅行会社もありますが、当然危険が高いためおすすめしません。
まとめ:雨季でも海水浴&世界遺産観光は可能!柔軟に対応しよう
ダナンはビーチリゾートですが、海水浴以外にも数多くの観光スポットが散らばっているため、雨季でも十分南国リゾートを満喫できます。また、上述したように、ダナンもホイアンも雨が1日降り続けることは滅多にないため、晴れ間を狙って海水浴や旧市街散策ができます。
ただし、雨が降ったときにどこへ行くのかは日本を経つ前に考えておくと、当日右往左往することなく観光することができます。