ベトナム観光地の中でも取り分け外国人に評価が高い世界遺産「ホイアン」。コロナ後の2022年以降も変わらず注目されている都市でもあります。ホイアンはこれまで世界遺産保護地区内しか注目されていませんでしたが、実はダナンと同様に海が近く、ビーチリゾート地としても楽しむことができます。
そこで、今回はホイアンをリゾート地として満喫する方法をご紹介します。コロナ後最初の海外旅行にホイアンを計画している方は必見です。
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ホイアンは旧市街だけじゃない!広範囲にわたる観光エリア
ホイアンといえば世界遺産の旧市街が一大観光地として知られていますが、実は旧市街はホイアンの一区画だけであり、ホイアン市自体は広範囲に及んでいます。
ただし、ホイアンの観光の要所は旧市街であることに変わりありませんので、どこへ行くにしても、ホイアン旧市街を中心に立ち回るのがおすすめです。
旧市街でホイアンリゾートを満喫するなら「ボートトリップ」がおすすめ
ホイアン旧市街の散策は、ついつい寺院や集会所の見学に時間を費やしてしまいがちです。しかし、旧市街にリゾートを求めるなら、トゥボン川沿いを走るバクダン通りを歩いてみましょう。
トゥボン川に停泊している小舟は、船主と交渉することによって、
・20分程度の遊覧
・木彫りの村・陶磁器の村への片道切符
・クアダイビーチ方面への遊覧
が可能となります。時間がとまっているかのようなホイアン旧市街の町並みを船上から眺めることができますよ。
変哲のない午後のコーヒーブレイクを世界遺産で
ホイアン旧市街におけるリゾートな時間の楽しみ方の1つに、「午後のコーヒーブレイク」も忘れてはいけません。ホイアンにはたくさんのオープンカフェが並んでいるので、世界遺産の風景を眺めながら食事やコーヒーをとることができます。
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クアダイビーチで南国リゾートを満喫する
ホイアン旧市街からタクシーで10分程度走ると、クアダイビーチと呼ばれるホイアンのビーチエリアに行くことができます。ヤシの木々が砂浜に立ち並び、日向ぼっこをする欧米人でいつも賑わっています。ココナッツを売る行商人も往来しますし、近くには屋台やマリンショップ、シーフードレストランもあります。
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ホイアンで人気のリゾートホテルに宿泊するのもおすすめ
クアダイビーチ周辺には4つ星から5つ星のリゾートホテルが何軒かオープンしています。その中でもおすすめしたいのは、こちらの「ビクトリア ホイアン・ビーチリゾート&スパ」です。ベトナムの伝統建築を受け継いだ、海に沿って建つ5つ星のリゾートホテルです。
敷地内には複数のカフェ&レストラン、スパ、フィットネスジム、ビリヤード場、テニスコートなどが整備され、1日ホテルで過ごせるよう充実したサービスを満喫できます。
また、ホテルで自転車を借りることができるので、クアダイビーチ周辺を散歩したり、旧市街まで行ってみるのもおすすめです。
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海水浴なら「アンバンビーチ」へ!近年注目のビーチエリア
クアダイビーチをさらに北上すると、アンバンビーチに行くことができます。アンバンビーチは近年旅行者に注目されている海水浴場で、ビーチエリアはそれほど広くはありませんが、砂浜にはびっしりとパラソルとデッキチェアが並び、海水浴客を歓迎してくれます。
ビーチ周辺には海鮮レストラン、オープンカフェ、フットマッサージ店などが所狭しと並んでいて、バックパッカー向けの安宿も多数あります。中部旅行でビーチと言えばダナンのミーケービーチが有名ですが、実はホイアンのクアダイビーチやアンバンビーチも昔から観光客に知られた人気スポットです。
子供と一緒にリゾートな時間を満喫!「インプレッションテーマパーク」
ホイアン旧市街からシャトルバスに乗って行くことができる「インプレッションテーマパーク」は、日本・ベトナム・中国の古き良き時代をリアルに再現した町並みを歩くことができます。遊園地といってもアトラクションはなく、各ゾーンで定期公演しているショーを見学して回ることになるので、小さな子供連れの家族も楽しむことができます。
インプレッションテーマパークでは夜に定期開催される「メモリーショー」も見どころの1つとなります。総勢500人のキャストによる一大スペクタクルショーで、ホイアンの歴史をショー仕立てで再現するダナン観光における最大のナイトスポットとなります。
できればダナンとホイアン双方のリゾートタイムを体験して
今回はホイアンでリゾート気分を満喫できる過ごし方をご紹介しました。ただし、せっかくベトナム中部旅行に来たのだから、ホイアンだけで旅を終わらせるのは少々もったいない気がします。近年は隣町のダナンも急速に観光開発が進んでいるので、ダナンとホイアン双方の南国リゾートを満喫していってください。
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