2020年も幕を開け、お正月気分も徐々に抜けて多くの人は普段の生活に戻りつつあることかと思います。今回ご紹介するのは2月ベトナム現地情報。2月はとりわけ大学生の学生旅行やツアー団体が多くなる時期。日本の真冬の時期に、こっそりと南国のベトナムに抜け出して、2~3日エンジョイするプランはいかがでしょうか。
2020年の2月は例年より静かな観光?をおくれる
例年と比較した場合、2020年の2月のベトナムは普段通りの観光をおくることができます。というのも、例年の2月は旧正月期間が重なり、10日~14日程度はお店や自治体運営の博物館などが不定期で閉まります。旅行者と関係ない施設ならば問題ないのですが、市場やレストラン、スパなども影響するので、旅行者にとってはなるべく旅行を避けるべき時期といわれています。
しかし、2020年の旧正月はいつもより早い1月25日が元旦で、慌ただしい旧正月期間もだいたいが1月末で一区切りします。2月に入るとどのお店も平常運転に戻りますので、旅行者は何の心配もなく観光をすることができます。
2月は寒い?暑いエリアはどこ?
せっかく南国のベトナムに来たからには、半袖一枚で観光したいですよね。しかし、南北に長いベトナムでは、地域によってこの時期は日本と同じ冬に相当するところもあります。その代表が北部ハノイ含む山岳地帯。ハノイは日本人にも人気の観光都市ですが、11月を境に徐々に気温が下がっていき、2月をピークに体感気温で10度を下回ります。
山岳地帯では雪が降ることもあるほど。また、ビーチリゾート地として知られている中部ダナンも、2月の時期は肌寒く、1日中どんよりとした日が続きます。海水浴は当然できませんし、1日小雨が降って観光に支障をきたすことも少なくありません。
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ビーチならニャチャンへ行こう
「でも真冬の日本を脱出してビーチで海水浴をしたい!」という人も少なくありませんね。そんな人は、中南部のニャチャンへ足を運んでみてください。残念ながらいまのところ日本からの直行便はありませんが、ダナンもしくはホーチミンから国内線で1時間で行くことができます。最大のビーチエリアであるニャチャンビーチは、ダナン以上のにぎわいです。
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大自然と触れ合いたいなら、メコンデルタ地方!
東南アジアの大自然を体験したい旅行者におすすめしたいのが、南部メコンデルタ地方。ホーチミンを拠点に日帰りツアーに参加するのもいいですし、最近はメコンデルタ地方の各都市を1泊ずつ観光するプチバックパッカーの旅プランも人気があります。2月の南部は日本の夏の気温なので、夢にまでみた半袖短パンミニスカートといった格好で自由に観光することができます。
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北部と南部は乾季だから雨の心配も不要!
一方、北部ハノイと南部ホーチミンは乾季に相当するため、雨降りの日数はごく僅か。滞在のほとんどの日は晴れるのが嬉しいですね。ただし、先に説明したように、ハノイは冬の時期になるので、夏を求めてベトナムを旅先に選ぶ方は、南部や中南部に足を運ぶのがいいでしょう。また、中南部ダラットやバンメトートも近年避暑地的観光地として日本人に知られてきていますが、山岳高原地帯は突然雨が降ったり、冷たい風が吹き込んできたりするので、防寒対策を忘れないように。
2月は南部・中南部を選ぼう
2020年2月のベトナムをお届けしました。今年の2月は旧正月が終わっているので、どこのエリアでも今まで通りの観光が期待できます。ただし北部と中部は肌寒い日が続くので、夏服の格好で観光したい場合は、中南部ニャチャンやムイネー、南部ホーチミンやメコンデルタ地方を旅行してみるのがおすすめです。