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ハノイ西部観光エリアを踏破しよう

ハノイの市内観光エリアは非常に広く、大きく分けて北部、中心部、南部、西部にわけることができます。北部はタイ湖周辺、中心部はホアンキエム湖周辺、南部は湖以南、そして西部はホーチミン廟周辺エリアとなります。今回紹介する西部エリアは、歴史的に重要な観光スポットが多くありますので、ベトナムの歴史に触れてみたい方は、是非期待していてください。

1日で踏破するのは困難?

IMG_2920.jpgツアー団体客もこのエリアには多い

西部は博物館と史跡が多いのですが、いずれも敷地面積が広いため、1日ですべての観光地を踏破するのは難しいかもしれません。このエリアにはツアー団体客が多いですが、やはり彼らもすべてを見て回るのではなく、要所のみをピックアップしているようです。個人で向かう方もすべてを周ろうとせず、気に入った場所を2〜3程度、半日かけて歩くようなプランを考えておくのがいいでしょう。

1.ホーチミン廟は鉄板か

IMG_2927.jpgホーチミン廟外観

西部エリアの中心とも言えるホーチミン廟ですが、こちらの日中観光では外観のみ見学が可能で、内部に入る場合は早朝の早い時間に並ぶ必要があります。ツアーでも基本はそこまですることはなく、ホーチミン廟に10分程度留まり、その後はその周辺を散策することになります。

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ホーチミンの功績を見学「ホーチミン博物館」

IMG_0624.jpg近代的な博物館となる

ホーチミン廟の裏手に当たる所にあるホーチミン博物館では、ホーチミン氏の功績を知ることができる近代的な内装の博物館です。ベトナムは社会主義国として、建国の父と知られるホーチミン氏を強く讃えています。特にハノイは首都であり、政治のお膝元。町のいたるところで社会主義色を感じることができるでしょう。

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博物館のついでに。「ホーチミンハウス」

IMG_0793.jpg本当にこんなに質素なところに住んでいたのだろうか

ホーチミン氏が生前暮らしていたとされる高床式の家を見学することができます。かなり質素な家ですが、周辺には鯉が泳ぐ池やホーチミン氏が乗っていたとされるクラシックカーなどが展示されています。見て楽しめるかはさておき、ホーチミン廟、ホーチミン博物館と来たのだから、一応は見ておきましょう。ホーチミン廟から徒歩10分程度です。

学生は是非!「文廟」

IMG_1523.jpg文廟の敷地内

学生ならば特に訪れてほしいのがこちら。科挙という中国発祥の官僚を決める試験がありますが、それを実施した場所がここ。実はベトナムはアジアで最後まで科挙を実施していた国であります。日本の大学受験の何倍もお金と時間を費やす科挙ですが、生活階級の下の人たちが唯一高官になれる道として、毎年大勢のベトナム人が科挙に臨んでいたとされています。敷地内には学業の神様が祀られていて、合格祈願などができます。

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ハノイ市内で世界遺産を見学「タンロン遺跡」

IMG_3056.jpgフランス軍の砲弾をうけた跡が残る

ベトナムの首都がハノイと呼ばれる前、ここ一帯はタンロンと呼ばれていました。そのタンロン城跡がここ。1010年から1804年までここが首都となり、現在ホアンキエム湖北部の旧市街のある所まで城下町は広がっていたとされています。タンロン城は現在正北門、端門、後楼、敬天殿などが見学可能。すべてをじっくり見て回ろうとすると半日かかるので、早歩きで散歩しましょう。

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ベトナム戦争の歴史ならココ「ベトナム軍事歴史博物館」

IMG_3181.jpg博物館周辺には巨大な戦闘機と戦車のレプリカがある

最後はこちら。ベトナムの軍事歴史博物館。ベトナム戦争の歴史が散りばめられている博物館で、ベトナム戦争終戦日に現統一会堂に切り込んだ2台の戦車のうち、1台がここに収められています。ちなみにその戦車は国宝に指定されていて、いまでも少し整備すれば動くとのこと。かなり迫力ある展示物が並んでいるので、若い方も是非見学していってください。

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半日プランを計画しよう

もし2〜3日の短期滞在であれば、半日程度の時間を使って西部観光を計画するといいでしょう。世界遺産のタンロン遺跡とホーチミン廟、ホーチミンハウス、もし時間があればホーチミン博物館もしくは軍事歴史博物館。学生ならば文廟といった形でスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

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ペンネーム: サイゴンの便り
学生時代にベトナムの民話と民族を研究して以来、毎年一回はベトナム旅行を楽しむように。そして、2011年に念願だったベトナムへの移住が決定。現在はトラベルライターとして、ベトナム各地の観光情報を読者にお届けしています。旅行者が寄り付かないようなローカルエリアに住んでいるので、毎日のんびりとした素朴な時間をおくっています。趣味はバドミントン。

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