ダナンでは市内に幾つかナイトマーケットが開催されています。その中で認知度が最も高かったのが、サンワールド周辺で開催される夜一でした。しかし、こちらはどちらかというと現地人向けのローカルな雰囲気で、旅行者にとっては満足度はそれほど高くありませんでした。
そこでおすすめしたいのが、2019年にスタートした「ソンチャナイトマーケット」。立地よし、夜店多しの申し分ないナイトスポットです。
アクセス
ソンチャナイトマーケットの開催場所はロン橋を渡った先、DHCマリーナから徒歩3分の立地となります。ナイトマーケットとしての面積は広く、ホイアンナイトマーケットよりも数倍の規模となります。夜店も優に100を越え、雑貨店とグルメ屋台エリアに分けられているので、迷うこともありません。
ナイトマーケットを楽しもう!
マーケットエリアには隙間なく夜店がずらりと続いています。一本道ではなく、複数の通りに跨って広範囲に広がっているので、全部を見て回るのにおよそ1時間ほどかかります。雑貨は子供向けのおもちゃからお土産向けのベトナム雑貨、洋服、服飾品、電化製品など、ジャンルは豊富。
上記洋服は「35K」。数え方はゼロを3つつけて、「35000ドン」となります。その下に「3Cai:100K」とありますが、こちらは3つ購入すれば10万ドンという意味です。10万ドンは日本円で500円程度。1枚150円少々なので格安ですね。ちなみにこのようにプライスカードが大きくぶら下げられているものに関しては定価となりますが、それ以外のものに関しては交渉することも可能です。
屋台エリアでベトナムグルメ三昧!
屋台グルメエリアでは50ほどの夜店が出ています。レストランでは食べられないような屋台料理を飲食することができます。こちらは値段交渉はできなく、すべて定価となりますが、ぼったくりはありませんのでご安心ください。ただし、シーフード料理に関しては時価となり、こちらは交渉も可能です。
こちらはベトナム屋台グルメの王道「バンチャンヌン(Banh Trang Nuong)」。ターメリックで色付けされたライスペーパーを網で焼いてぱりぱりにしたところに、マーガリンや干しエビ、ひき肉、うずらの卵などひいたB級グルメです。1枚100円程度。
「ダナン旅行ではシーフードをたくさん食べたい!」と息巻いている旅行者も多いことでしょう。しかし、実際現地のレストランに行ったら、想像以上に値段が高いことに驚くかもしれません。近年ダナンは一大リゾート地として発展しているため、旅行者向けのレストランは値段が高騰しているのが現実。
安くシーフードを食べたいならば、ナイトマーケットを強くおすすめします。例えば写真上の大振りのエビは1尾20万ドンから35万ドン。日本円で1000円から1750円となり、これはミーケービーチ傍のレストラン食べる半値以下です。朝に水揚げされて生け簀ではなく死んでいるため、鮮度は落ちるのですが、それでも炭火で香ばしく焼けばおいしくいただくことができます。
ダナンの夜を締めくくるナイトマーケット
ソンチャナイトマーケットは市街中心地にあるため、開催してすぐに旅行者に最も人気のあるマーケットとなりました。ロン橋やDHCマリーナから徒歩で行くことができるため、こちらと合わせてダナンの夜を楽しむことができます。毎日開催しているので、ダナン滞在者は是非足を運んでみてください。