タイ湖のほとりお散歩コースpart 2　～鎮武観・タインニエン通り～

part１に引き続き、タインニエン通りのお散歩コースをご紹介いたします。

タインニエン通り【Thanh Nien】を南下していくと、たくさんの人が思い思いにその眺めと時間を楽しんでいます。

観光客のほか、ベトナム人は、、、魚釣りをしている人、体操をしている人、デートをしている人などなど。

大きな魚を釣り上げている地元の人

☆スワンボート

そんな人びとを横目に進んでいくと、ハイランドコーヒーの店舗になっている船沿いに、きれいに並んでいるスワンボートが見えてきます。日本でもお馴染みのペダル式の足漕ぎボートです。ベトナムの祝日などお休みの日には、たくさんのスワンボートでチュックバック湖は埋め尽くされます‼

料金表は英語での表記があるのでわかりやすいですね

スモールボート2名まで　1時間100,000ドン（約500円）

ビックボート４名まで　１時間200,000ドン（約1,000円）

ここから入ります

バイク置場を抜けていきます

ここから乗船します。湖上で楽しできてください～♪

【Ben Thuyen - Ho Truc Bach】

住所／1Pho Tran Vu, Trun Bach, Ba Dinh

☆鎮武観（ちんぶかん）【Den Quan Thanh】

約１０００年前に建てられた道教寺院である鎮武観。中国から伝わったとされる道教は、占いや風水同様にベトナム人の文化や生活にしっかりと根付いている宗教です。祀られているのは玄天上帝(げんてんじょうてい)という北方を守る道教の神様です。寺院の中にある解説には、浄楽国の王子が武当山(中国湖北省)で悟りを得て玄天上帝となった後、ベトナムに来て、西湖（タイ湖）に棲む九つの尾をもつ狐の妖怪を退治し、ここで亡くなったため、玄天上帝に感謝し崇拝するための寺を建てたとあります。

中央の門は王様と上級役人、右側は下級役人、左側は平民が使用していたそう

庭の中央には、「北の鎮守」という意味の「北鎮」（ほくちん）と書かれた旗があります。
この寺院が建てられた11世紀、都であったタンロン（現在のハノイ）には東西南北、四方を守る守護神殿があり、ここは北の鎮守とされていました。

旧暦の1日と15日にはこの色の旗がたくさん掲げられます

殿内には、「玄天上帝」【Tran Vu】の銅像があります。銅像としてはベトナム国内最大と言われている　【Tran Vu】像は、高さ約４ｍ　重さ４tです。この銅像は、北　を意味する　黒い銅像です。

【Tran Vu】像は人差し指を立てています。これは、宗教を守る　と意味です。
また、手にしている刀は　国を守る、
刀に巻き付いている蛇は　敵を倒す
刀を休めている亀は　長寿
を意味すると言われています。

銅像の足に触るとご利益があると信じられています

貝殻などで装飾された螺鈿細工もとても綺麗です

寺院の中にある赤いブーツ、これは1907年　第10代皇帝　タインタイ帝が寄進したものです。
タインタイ帝はフランスがベトナムを植民地支配していた時の皇帝です。反フランスのクーデターに失敗し、幽閉される時に国内の寺院に自分の物を寄進したそうです。

赤いブーツには鶴と亀が描かれています。鶴は千年、亀は万年。

☆ハノイ　フォトスポット　

ハノイ市内のオーコー通り【Au Co】に世界ギネスに認定されているモザイクアートがありますが、ここにはそのモザイクアートのベンチやモニュメントがあり、SNS映えする写真が取れると話題のスポットがあります。
モザイクには、古くから陶器の生産地として有名なバッチャン村でつくられたセラミックが使われています。
オーコー通り【Au Co】のモザイクアートは大通りに面しているので、車やバイクの騒音で落ち着いて鑑賞できませんが、ここなら車両の往来がほとんどなく、しかも緑地公園になっているのでゆっくりと、コーヒー片手に心ゆくまでモザイクアートを楽しめます！