ホアンキエム湖傍を通るゴーハンハン通りとバオカン通り。ガイドブックで紹介されているような有名な通りでもなければ、旧市街でもありませんが、実は行ってみるとびっくり。朝から夜遅くまで旅行者が行き交う人気の通りであることが分かります。「いつもこの通りにあるホテルに滞在している」という出張者もいるほど。旅行者にとっても、数多くのショップがある道として、是非押さえておいてほしいです。
アクセス
ゴーハンハン(Ngo Hang Hanh)通りはホアンキエム湖の外周を走るレータイトー通りの一本内側。バオカン(Bao Khanh)は同通りと直接つながっていて、途中ゴーハンハン通りに折れます。そのまま真っ直ぐ進むとハンチョン通りに出て、さらに歩くと旧市街に入ります。
旅行者が行き交うトラベルストリート
日本人の間では、それほど知られている通りではありませんが、御覧の通り朝から晩まで外国人旅行者が行き交う人気の通りです。旅行者に欠かせない現地ツアーデスクも幾つか並んでいます。単純なオプショナルツアーだけではなく、カスタムメイド、チケット手配なども請け負っているようです。ただし、レセプションは日本語対応はしていなく、またガイドも英語のみとなります。
オープンエアカフェでほっと一息
ゴーハンハン通りとバオカン通りには10以上の飲食店が並んでいます。現地人が足を運ぶローカル食堂もあれば、外国人御用達のお洒落カフェレストランもあります。ベトナム料理だけではなく、ピザやハンバーガーといった洋食もありますので、現地の料理に疲れてしまった方も、ここでは好きな料理を躊躇いなく食べていってください。
ただし、「ベトナム名物を食べたい」といった方にもここはおすすめ。周辺に暮らす現地人が通うローカル食堂もあり、これらの多くはハノイの名物料理を食べることができます。値段も300円未満でお腹一杯食べられるので節約もできますし、旅行者向けに味がアレンジされていない、本場の味を体験することができます。
ベトナム雑貨を買おう
この通りは観光客でにぎわうショッピングストリートのため、お店の入れ替わりも早いです。実際どんな雑貨店があるかは、直接足を運んで確認するのがいいでしょう。ちなみに、2018年10月時点では陶器やコーヒー豆のお店が多くありました。陶器は伝統のバッチャン焼きからデザイン溢れるお洒落なものまで取り扱っています。
コーヒー店では豆を買うのもいいですが、こちらの特製フィルターもお土産には欠かせません。数年前まではフィルターといえば安いスチール製かバッチャン焼きが主でしたが、現在は旅行者向けのお洒落にデザインされたものも多く出回っています。コーヒーに関しては、ホーチミンよりもハノイの方が種類や品数は多い印象です。
人気のスパでリラクゼーション
ゴーハンハン通りには、「アーバンオアシススパ」や「センススパ」といった日本人旅行者に人気のスパもあります。いずれも日本人だけではなくアジア人、西洋人も多く訪れるので、予約は必須。清潔かつサウナやジャグジーを完備している貴重なスパとなります。
ホアンキエム湖から旧市街への散歩道として
今回紹介したゴーハンハン通りとバオカン通りはホアンキエム湖北西部に位置していて、湖と旧市街の中間地点となります。湖散策ののちに、旧市街へ行く道中に立ち寄ることができます。お土産を探すために歩くもいいですし、食事やスパを楽しむ際に行くのもおすすめです。